SONY ICF-M780N その2。

前回の分解では基板の表側は見なかったし、シールドも外さなかったので消化不良だったSONYのICF-M780N。

SONY ICF-M780N は DSPラジオ。
https://mzex.wordpress.com/2018/02/24/12466/

ICF-M780N_21

 

壊すかもしれないという不安よりどうなっているのかという技術的興味が上回ったのでさっそく分解。

ICF-M780N_22

基板表面。

「Destinction Table」「LCD Table」という表記が。それぞれCED/EA6/Jという項目があり、Destinction TableはJにマーキング。どう見ても「日本向け」設定のことだろう。CED、EA6が他の選択肢とすると、ICF-N780SLも地域違いで2バージョンあるのかも。

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コントローラのシールドも外してみた。NEC製のD78F0451というコントローラっぽい。どこかにDestinction Tableを設定するところがあるのかと期待して手あたり次第ジャンパを飛ばしてみたが特に変化なし。あまりいじると本当に壊してしまうのでその前に終了。

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「FLMDO」のシルクが非常に気になるが空きランドも無いし、コントローラは専用のASICではなくて汎用品のようだから、「TX」「RX」のランドが目立つところを考えても組み立てた後にオンボードで制御プログラムを書き込むようにしているのかもしれない。それならハンダゴテ一本でどういじったところで何も変わらないだろう。

日本人はソニーやパナソニックのラジオでラジオNIKKEI以外の短波放送を聴いてはいけないのだと理解した。今は戦前か。

ラジオのAM放送廃止を要請へ
https://www.47news.jp/3391134.html

今日のニュースにこんな記事が。そう遠くない将来、AM民放放送が無くなるかもしれないそうで。現状のFM補完放送って地方だと電波が弱くて正直AMの方が入りやすい。この状態のままでAM止めたら地方民はもっとラジオを聞かなくなるよ。それとAMの海外放送は聞きやすくなるが、FM-Highが増えたらこれからの季節の密かな楽しみEスポでの海外FM放送が聴きにくくなるかも。

 

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