SB-MIDIケーブル

今日の断捨離物。

sb-midi

SoundBlasterのジョイスティックコネクタに接続してMIDI-IN・OUTを追加するケーブル。RolandのSC-88ProPC-180なんかを接続してDTMごっこで遊んだ。レガシーISAでバカ長くてトラブルメーカーのSound Blaster 16に載っけていたWave Blasterに付属していた純正品なのでなんとなく今まで持ってたが、もう長い間使ってもいないので断捨離。(←ここで書いている製品名とキーワードで年代がバレる。)

ただの配線だけではなくて、フォトカプラが入っているらしいので、分解してみたい。でもネジ止めではなくて融着か接着されてるからカッターで切ってみた。

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必殺モールド固め。Optcoupler(日本ではフォトカプラて言う)のHP 1N638とセラコン221とか、トランジスタの後頭部が見える。ネットを探すと回路はいくらでも上がってるし、これ以上分解する気にならず廃棄処分。

他にも第一電波DIAMOND RH-777というこれも25年以上前の古いBNCハンディ機用144/430MHzアンテナも捨てた。現行の430MHz 1/2λのRH-771に長さや構造は近いが430MHz 1/4λ型のRH-707と同じ可倒部を持っていて結構便利だった。なぜ姉妹機種が現行なのにRH-777だけが廃番なのかがよくわからない。

マッチング部の中を見たくていろいろやったが分解できず、ヤスリで削り始めたらものすごくくさい臭いがしてきて耐え切れずあきらめた。もう製造後何十年もしてるし加熱もせずに削るだけでものすごい臭いがするプラスチックってどういう素材なんだろう。

 

 

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Wires-Ⅱ終わってた。

いつの間にかWires-Ⅱ終わってた。日本でフォーンパッチが解禁されてから実用に供していたシステムとしては割と画期的で。メーカー主導であるあたりが若干残念ではあります。

メーカー主導なので、ノード局になるには専用のHRI-100という謎の箱を買ってきて指示される通りに常時ネット接続のパソコンと常時電源オンな無線機を繋ぎ、若干小難しい設定をルータやパソコンに施すとフォーンパッチのノード局の出来上がり。

このHRI-100と専用ソフトがどうも納得いかなくて常時運用は最初だけ。

2万円以上するお高いHRI-100はぶっちゃけPTT制御とDTMFデコードができるだけの箱で、AF周りはレベル調整だけしたらPCのサウンド機能に丸投げな感じのインターフェース箱。HRI-100の紹介をしてくださった方は「HRI-100が変換したVoIPデータをこのRS-232Cを通してPCにを送ってインターネットへ」なんて熱く語ってくださったもんだから、「ほんまかいなー、最近のアマチュアは進んでまんなー。」と思って聞き直してみたけどやっぱりシリアルIFに音声が乗ってるって説明されて、まんまとダマされた。実際のところ音声はPCのサウンドにアナログパススルーで、圧縮伸長はWindowsのGSMコーデックが行うという他力本願っぷり。RS-232Cに流れてるデータ覗いてみたら本当に簡単な感じで、まあこれくらいやったらこんなにたいそうな機械いらんしなー。とか思ったら若干冷めた。

そんで、Wires-Ⅱのノード用ソフト(クライアントでありながらサーバ的なソフト)、サービスが終わった今だから明かすとしてHTTPサーバ搭載で、ルータでWires-Ⅱ用に開けたポートを通して「外から」そのWires-ⅡノードにしているPCの「いろんな情報」を極めて簡単に覗くことができて仰天、卒倒。その後は知らないが、開設したときのバージョンはそんな状態だったので正直、非監視で無人で動かしておくのは開かれたアマチュアとはいえ正直勘弁。あまりよく覚えていないが、ノードのPCに対してなんらかの操作を行うこともできた気がする。

極めて否定的な一個人の感想になってしまったが、嫌いではない。Wires、D-STAR、EchoLinkどれも試みとしておもしろい。

ここから最後の仕事。

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さよなら。Wires-Ⅱ。

 

オークションのウォッチで日和見してる人

割と人気めなPCパーツをヤフオクに出品して、しかも即決価格を過去落札額の最低水準に設定してあげたのに、誰も落札してくれなかった。ウオッチが20件くらいついているのに。(過去実績からウオッチ10件を超えるとだいたい誰かが落札する。)

残念なので今度は出品時価格を数千円下げて、内容を少し薄くして、なおかつ「即決無し」で再出品。ウオッチもだいぶ増えて、さっそく入札されてるし。おそらく一回目の出品時価格は軽く超えるだろう。欲しければ日和見してないでさっさと食いついた方がいい。1回目にウォッチつけてた20名程度に対してはしてやったりなんで、自分みたいに根性の曲がった人間もいるから、流れた次の出品の落札額は下がるなんて思わない方がいいね。

 

RF-B11のスケール

松下最後の短波ラジオ、RF-B11。よく聞こえるし、軽いし、電池長持ちで使いやすい。アナログ機ならではの軽快さはあるが、アナログ機ゆえの弱点もある。特に周波数表示のスケールが意味不明。

RFB11Panel

メーターバンド表記とか、NSBとかいうあたり昔のBCLラジオの雰囲気がなんとなく残ってて楽しいが、周波数表示はよくわからない。

例えば25mバンドの中ほどにある11.70の帯は11650~11733kHzで中央は11692kHz、11.80の帯は11760~11870kHzの範囲で中央が11805kHz。数字が書いてあるあたりが概ねその周波数だろうということは分かるが、そこに書かれた帯が何を意味するのかよくわからない。そもそも数字が書かれているところも5~20kHzくらいずれていてよくわからないし。

一番右に書かれているリニアスケールごとに受信周波数を書き出してみた。ディップメータの発振器が350kHz以下にできないのでLWは他の受信機でRF-B11の局発の信号を受信してその周波数を確認する方法で値を採った。(Frcv=Fvfo-455kHz)

RFB11Scale1

それをもとにリニアスケール1目盛りのスパン(kHz)を見てみると次の通り。

RFB11Scale2

SW部分のみをなんとなくグラフにしてみた。

RFB11Scale3

1目盛りが低い周波数側では20kHz(短波放送では4ステップ)なのに、高い側ではバンドごとに異なって60~160kHz(12~32ステップ)以上に過密になっていく。周波数直線バリコンを使ってないから仕方ないとはいえ、これでは周波数表示の目盛りを見てもどこを受信しているのかよく分からなくなって当然。ダイヤルを正面から親指で一回なぞると1目盛り動くのだけど、周波数の高い側では結構シビアなことになる。

確認しててもう一つ気づいたのは、SW各バンドとも低い側の周波数、特にバンドエッジ付近は特に1目盛りあたりの周波数が小さいにも関わらず分離が悪くなっていて受信するには不適だと分かった。だから低い周波数側には目盛りが記載されておらずバンド外扱いになっている。なかなかよく考えてあるわ。

アナログ機はバンド全体の雰囲気をざっと確認するのには適しているが、待ち受け受信などピンポイントで局を狙うのにはPLL式には敵わないとよく分かった。

アマチュア無線局の廃止届は5分で完了

昨日この秋に捨てたものをメモしたが、その中のアマチュア無線局の廃止についての記録。

免許状申請時に作った総務省の電波利用 電子申請・届出システムLiteのアカウントあるので廃止届も同システムを使ってみる。いつもながら最後にアカウントを入れるという変則UIが気色悪いがWindows 10 の Edgeブラウザでも問題なく完了できた。

入口サイトに申請内容ごとに分かれたリンクがあるのでその中の「廃止届」をクリック。新しいウィンドウが開くので、新規入力で手もとにある免許状の内容を参考にして穴を埋めていく。内容確認後、アカウントを入れるとシステムに送信される。これが表示される。

これが表示されて、数分後メールが届く。

haishi

終わり。

届出なので出した時点で手続きは完了。これ以降コールサインは無効となる。電波利用料は前納しているから、おそらく何日かしたら還付の手続きが送られてくるんではないかと思われる。

4アマ試験でも「総務大臣は、免許人が正当な理由がないのに、無線局の運用を引き続き六箇月以上休止したときに、その免許を取り消すことができる」と出てくる基本的なこと。

使いもしない無線局はさっさと廃止してしまおう。

一週間ほどしたら電波利用料関係書類在中 総務省 重要 と書かれた封筒が届いた。こっちから申請書作成するだけでいいんだけど、600円やそこらに対しても定形書式と返送用封筒(送料は無し)を送ってくれるだけでも親切だと思う。

月が変わって振込通知が届いた。たかだか600円のことに、ご苦労さんなことですねぇ。

断捨離したもの、2017年秋。

捨てマイブームがいったん収束していたが、秋口からいろいろ売りまくった。去年から年始にかけて捨てたものは要らなかったもので捗ったが、今回はこれはまだ要るかもと思って残したものが中心なのでなかなか捗らない。

・PC関係
家の中で一番高性能なNUCベースのPC、遅いが一番最新のATOMなPentiumベースのPC、古いソフト、MSDNのCD数十枚、LS240なSuperDisk。

・望遠鏡関連
古い1インチ径アイピース資産、専用設計なエクステンダー。

・アマチュア無線
全捨て、廃局。残していたU/Vハンディ機、無線局免許状。

・本
20年もののプログラミング関連書籍数冊(ペゾルド本とか)。

・その他
工具類、ケーブル類、よくわからない付属品類、残していた箱、残していた数枚の音楽CD。

 

アマチュア無線を収束できたのは一つの成果だ。PC関連は今年だけでも3台ほど出入りがあったのでもっと節制しないといけない。それに、そろそろ衣類の整理にも取り掛かりたい。

 

パソコンのご使用経験は?

ライセンス証書。ソフトウェアの真正を証する書類。最近はソフトウェアを買っても付いてこなくなった。

IBM PC DOS J5.02/Vについていたライセンス証書。

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横に登録カードがついていて裏は簡単なアンケートになっている。

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パソコンの使用経験を聞かれている。

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Q5.パソコンのご使用経験

1.初めて 2.定型業務 3.ある程度DOSを使いこなせる 4.プログラムが開発できる

5.自称 オタク

_/\/\/\/|_
\      /
<自称オタク!>
/      \
 ̄|/\/\/\/ ̄

この選択肢はDOS/V Extensionsのみで、PC DOS/VやOS/2のアンケートには存在しなかった。

安物のWLAN/WWANアンテナを分解してみた。

安物のWLAN、WWANアンテナを無駄に買ってしまった。miniPCIeのWiFiアダプタに接続するSMA変換ケーブルが欲しくて、ケーブルとアンテナのセットを買ったら、機器コネクタ側が合わなくてIPEX4というものだった。WiFiアダプタ側はU.FLで互換性は無い。ちなみにIPEXはI-PEXという会社の製品の仕様。

miniPCI、miniPCIeカードのコネクタはU.FLが多く、M.2カードのコネクタは少し小さいIPEX・MHFが多いんだそうで、以前はU.FLしか出回ってなかったが今は機器側コネクタをよく確認する必要がある。またアンテナ側コネクタもWLAN(WiFi/Bluetooth)はアンテナ側コンタクトがオスのSMA(スタンダードSMA)、WWAN(LTE/WiMAX)はアンテナ側コンタクトがメスのR-SMA(リバースタイプSMA)が多いらしい。でも逆パターンもあるし、明確には使い分けられてないっぽい。

今回買ったのは機器側がIPEX4、アンテナ側がスタンダードSMAだからM.2用WiFiアダプタに使う今どき仕様。本当はU.FL-SMAが欲しかったが、この仕様はすでに時代遅れになっている。で、代わりのU.FL対応の基板型アンテナを買ったから、アンテナそのものも要らなくなった。

650円だったし、捨てても惜しくないからさっそく分解してみることに。接着もされてないのでエレメント部のカバーを力任せに引っ張れば簡単に抜けた。

2-5ant.JPG

以前の短いスリーブアンテナ式のものと違って、多段ホイップ?になっていた。エレメントの長さは下段4.5cm、上段6cm弱、全長12cm。。ラジアルは二股になっていて3cm弱。最低の共振周波数は下段1.6GHz、上段1.2GHz、全長で0.62GHz。基本周波数ではなく、WLAN/WWAN帯域で考えると3.2GHz、2.4GHz、5GHz、6.4GHzあたりでも共振はするだろうが、いいかげんに作られてる感がハンパ無い。まあWiFiアンテナなんて、これでも十分なんだろう。

これだったらコネクタもハンディ機と同じスタンダードSMAだし、エレメントを付け替えてUHF受信専用アンテナに組み替えてあげるほうが良い気がした。

 

 

小さすぎないことは良いことだ。

シンプルライフを送るうえでフルスペックなデスクトップPCはいかにも邪魔なので、ここのところノート用パーツで作られたNUCやら、HTPC用なのか何なのか微妙なATOM系オンボードでなんとかしようと思っていたが、結局自作PCはデスクトップ用パーツで組まないと納得できないという結論に達した。

●普通のATXデスクトップの性能に問題は無い。性能に問題は無いが、場所が無い。でかくて邪魔。

●小型デスクトップは確かに小さいが、mini-ITX専用品でもフルサイズ電源やハーフハイト5インチドライブが使えるようなものはそもそも小さくない。かといってSFX電源採用の小さいものはだいたいうるさい。

●小型デスクトップPCとしてのNUCは悪くはない。悪くはないが良くもない。特に性能が。しょせんノートパソコン用パーツ流用。

●Mini-STXも気になるが流通品種が現時点で多くない。既存のATX/microATXと互換が無いのも残念。

●スティック型PCや独自形状の超小型PC。小さすぎてダメになってるものの一例。汎用道具として期待すると確実に裏切られる。

これまで使ったオルタナティブデスクトップPCの数々↓

  • NUC DC3217IYE
    ノートPC版第3世代Core-i3搭載機種。中古で買った。Win XP対応、Win7、8も32/64ビット両対応と対応OSは豊富だが、USB 2ポートがUSB2.0という残念仕様。
  • Intel D510MO
    64ビット(Intel 64)対応最後のATOMデスクトップボード。VT-dとか対応してないし、メモリもDDR2で最大4GBと当時から非力。低消費電力だけどそれなりに熱くなる。DVIもHDMIもなくてビデオ出力はRGBのみの残念仕様。
  • Intel D2700MUD
    統合グラフィックが32ビットOSしか対応してない残念仕様。D510MOより熱くならず、心持早いのと、パラレルポート搭載と、DVI-D対応なのがちょっとうれしい。Windows Home Server 2011(64ビット版のみ)を入れて汎用ドライバでしか動かないディスプレイのことは潔く諦めるのが当時のトレンドだったが、Debian動かして長いこと使ったが、デスクトップ機としては諦めた。
  • Intel D2550MUD
    D2700の後継のはずなのにCPUまわりがスペックダウンという残念仕様。あんまり使わなかった。
  • ECS BAT-MINI
    安い、ちっちゃい、熱くならないと良いのにeMMC 32GB版しか手に入らない。Win10ライセンス付きだからと、セルフ開発環境を入れようとしたら残容量無くて無理ゲー。Debian入れて秘密のRAS/SSHサーバくらいが良いかも。リビングPCには非力。
  • Asus J3710-ITX
    Win7、8、10のどれでも32/64ビット全対応に、16GBメモリフル装備。J3710は8GBしか載らないはずなのに16GBとか変態。秘密のSSHサーバには良い。リビングPCとしては3世代前のデスクトップ版Celeron機より遅いという残念スペック。

大きすぎても邪魔、小さすぎても物足りない。今回はmini-ITXで組むことにした。これまでにもmini-ITXの組み合わせもいろいろ試して、だいたい「思ったよりでかい」か「うるさい」か「遅い」あたりで後悔してる。そこでNUC以上、デスクトップ未満を目標に次の仕様で構成を考えた。

  • デスクトップ用CPUを使う。
  • 汎用のmini-ITXかMini-STX。
  • 電源はACアダプタ式。
  • SSD必須。
  • BD、DVDなどODD非搭載。

で、組みあがった。

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DC-DCコンバータ搭載でACアダプタ直結で動くインテルマザー DQ77KB 、古いCore i7 3770S、DDR3Lモメリ8GB×2、miniPCIeのSSDと2.5型SSDを組み合わせた。ケースは全く国内のレビューを見かけないREALAN(リーレン)E-H60というものを選んだ。このケース、中国製だが重すぎず、軽すぎず、バリもなく、剛性十分で質感良し。付属のネジも樹脂付きで設計者のこだわりを感じる。電源を組み込む場所も無くてpicoPSUっぽいコネクタ直挿し立基板の電源がオプションであるのみ。DQ77KBはATX電源は要らないのでこれのが好都合。リテールファンは高さから無理なので薄手のものを別途調達。E-W80なら載るかも。

標準設定やフルパワーにしても不安定にはならないが、やっぱりうるさいのでUEFI設定でめいいっぱいクロックダウンして本来の3.2GHzを1.6GHz動作に、電力を消費するHyperThreadingもオフ、GPU逓倍機も最低にしたらファンの回転を落として静かにしてもCPU温度が常時50度前後、最高65度程度で運用できるようになった。

雰囲気的にはでかいNUCという感じ。ACアダプタで動くとか、サイズ感の無い写真で見るとNUC派生のPCに見えるかも。実際はNUCよりも4倍くらい大きくて、Mac miniの旧モデルに近い大きさ。Coffee LakeでMini-STXが組めるようになるまでは、このデスクトップPCをメイン機にしよう。

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フルサイズATXデスクトップ、今回のmini-ITXデスクトップ、微妙なサイズのNUCデスクトップ。

ベンチマークしてみた。

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この世代のi7マシンだとこのくらいか。設定を最強に振ったので内蔵グラフィックを使っている分には若干良い方かも。NUC6i7KYKが391081だったので確かに負けてるが、ALU・GDI・D2Dは勝ち、FPU・OGLは僅差、メモリDDR3LとDDR4は大差だが旧世代の割にはいい線いってると思った。

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ベンチマーク中の熱的性能もまあまあ良い感じ。NUC6i7KYKは同測定で90度に達した。

プログラミングWindows95 with MFC も読んでみる。

前回のエントリで書いたWin95ペゾリド本よりも先に、しばらく放置していたMFCによるWindows95プログラミング』も読み終えた。これも20年以上前に出た本でWin95向け。この本の次の版がアマゾンではぼったくり価格になってて、今回読んだ第4版は931円とゴミ扱い。

MFCProgWin95

「これはMFCに関する本であり、Visual C++の本ではない」!!

だが断る。今回はVisual C++を使う。※当時、Borland C++でOWL以外にもMFCって使えたような。

書籍ではWin95+Visual C++ 4.0を前提に書かれているが、今回はVMware上に構成したWindows 2000 + Visual C++ 6.0の環境を中心にさらった。Visual Studio 2017でも一応MFCサポートはあるのでペゾルド本のWin32 SDKほどマゾっぽくはならなくても済んだかもしれない。

プログラミングWindows95』と装丁は似ているが中身はぜんぜん違ってて、Visual C++に付属するクラスライブラリMicrosoft Foundation Classライブラリの解説書。Visual C++ のIDEの使い方の解説本ではないというのがポイント。ただIDEの解説こそを含んでいないが、サンプルのメイクファイルはVSが吐き出したものを使用しているようでペゾルド本のようにメイクファイルから手書き、というスタイルではないあたりも異なる。(手書きで最低限のメイクファイルを作るとクラスウィザードがきちんと動かない。クラスビューワはなんとなく動く。)

この本でも一応目玉というか実用的サンプルとしてMyWordというリッチテキストビューを主要コンポーネントにした簡易ワープロが掲載されているが、Win32SDKと違って非常に簡単に実装ができてしまう。今回はIDEを使ったのでそれこそサクっとできてしまうが、コードを追いかけるうえではやはり本文くらいの解説があったほうが理解は早い。

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本書はペゾルド本と並んでWindowsプログラミングを行ううえで、ぜひとも読んでおきたいもののひとつだし、読み終えてみるとペゾルド本よりだいぶやさしい内容であると分かる。

VC++のIDEを使って本書を読み解くとMFCを縦横に扱う感覚が身について、手書きの写経も良いがIDEを使うのも悪くないなと思えるようになった。