オシロのプローブ壊れた。

ここしばらく続けざまにラジオ作りをしてたら、オシロスコープで使う10:1受動プローブ(いわゆる普通のプローブ)のうち1本が壊れていた。波形が不安定だなとか思って確認したらプローブの根本付近が断線っぽい。

結構高いの。これ。一本約9,000円。素人レベルの使用頻度でも壊れるんか。丁寧に扱ってたつもりなのに。

安物プローブもつながるっちゃ繋がるんだけど、リードアウト非対応で表示を10倍しないといけないし、秋月の安いのは買ったら周波数が低いのはとにかく、ケーブルが固くてミノムシのバネも硬くて使いにくいし、値段なりだなとか思った。

正確で確実な測定には代えられないからメーカー純正のを注文した。

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トランジスタAM/FMラジオの調整

エレンコ AM/FM-108CKの調整の覚書き。

◆使ったもの
・ RF発振器(正弦波で10.7MHz、76MHz~90MHzが出力範囲に入っているもの。)
・オシロスコープ (10.7MHzが直接観測できるもの。アナログなら30MHz以上でリードアウトで周波数が確認できるもの、デジタルなら100Ms/sec以上かそれより低くても等価時間サンプリングモードが使えるもの。)
・デジタル表示のAM/短波/FMラジオか広帯域受信機 (AM帯域~2000kHz付近を受信できるもの。アナログTV音声・ワイドFM対応で76MHz~108MHzが受信できるもの。)

◆FM IF部
1.Q2(FM局発Tr)のB-Eをショートして局発を停止。
2.アンテナ端子TP4にFGを接続。
3.Q6のベース(レシオ検波段の入力)をオシロでプローブ。
4.RF発振器から10.7MHz無変調波を徐々に印加し管面でリードアウト測定できる程度にする。
5.FM IFT(緑x2) T1→T2の順でコアを回し、オシロの波形が最大になるようにする。
6. RF発振器の周波数を10.625MHz、10.775MHzにしてそれぞれ10.700MHzの時の電圧に対して-3dB(0.7倍)程度になることを確認する。(IFT自体が持つ帯域がそれくらいなので双峰特性にする調整は不要)
7.Q2のB-Eショートを外す。

◆FM 局発部
1.同調バリコンの周波数を最低にする。
2.別のFMラジオでCK108の局発の周波数を確認する。(組みっぱなしでは83.3MHz付近だった)
3.別のFMラジオで86.7MHzを受信する。(受信下限76.0MHz+IF 10.7MHz)
4.発振コイルL3をほんの少し広げて86.7MHzに調整する。(別のラジオでCK108の局発が聞こえるようにする。)
5.同調バリコンを最高周波数にする。
6.別のFMラジオで100.7MHzを受信する。(受信上限90.0MHz+IF 10.7MHz)
7.バリコンのFM発振トリマを動かして100.7MHzに調整する。(別のラジオでCK108の局発が聞こえるようにする。)
8.バリコンを最低周波数に戻して、3~8の手順を3回ほど繰り返す。
局部発振器の可変範囲が83.3MHz~100.7MHzになったら終了。

◆FM RF部トラッキング
1.Q6のベース(レシオ検波段の入力)をオシロでプローブ。FGをアンテナ端子TP14に0.001μF経由で接続。
2.別のラジオで87.7MHzを受信し、CK108の局発を87.7MHzに合わせる。
3.別のラジオで77.0MHzを受信し、FGの出力を77.0MHz(無変調)に合わせる。
4.オシロを見ながらIFの波形が最大になるように、FM同調コイルL1を調整する。付属のマジックワンド(魔法の杖)を使ってフェライトコアを近づけて波形が大きくなればコイルを縮める、真鍮コアを近づけて波形が大きくなればコイルを伸ばす。
5.別のラジオで99.7MHzを受信し、CK108の局発を99.7MHzに合わせる。
6.別のラジオで89.0MHzを受信し、FGの出力を89.0MHz(無変調)に合わせる。
7.オシロを見ながらIFの波形が最大になるように、バリコンの同調トリマを調整する。
8.2~7の手順を3回ほど繰り返す。
バンド内での受信感度が満足になったら終了。

◆AM IF部
1.Q7(AM局発+混合のTr)のコレクタとTP6をショートさせて局発を止める。
2.TP7にFGの出力を0.01μFのコンデンサ経由で接続する。
3.D4(AM検波ダイオード)のカソード(IFコイル出力側)をオシロでプローブする。
4. RF発振器から455.0kHz(無変調)を出力徐々に上げてオシロで見やすい程度に調整する。
5.IFTのT5、T6、T7のコアを順に回してオシロの波形を最大にする。
6. RF発振器の周波数を452.0kHzに変更し、455.0kHz時の0.7倍の電圧になるようT5を左周りに調整する。
7. RF発振器の周波数を458.0kHzに変更し、455.0kHz時の0.7倍の電圧になるようT6を右周りに調整する。
8. RF発振器の周波数を455.0kHz前後を確認し、455.0kHzが最大になるようにT5、T6を少し補正する。
9.452kHz~455kHz~458kHzを順に見て取説26のようなフィルタ特性になるまで6~8を3回ほど繰り返す。

◆AM 局発部
1.D4(AM検波ダイオード)のカソード(IFコイル出力側)をオシロでプローブして周波数をリードアウトの周波数測定※で確認する。
2.同調バリコンの周波数を最低にする。(531kHz)
3.L5(局発コイル)を回して986kHzに調整する。(別のラジオで局発を受信する)
4. 同調バリコンの周波数を最高にする。(1602kHz)
5.バリコンのAM局発トリマを調整して2057kHzに調整する。(別のラジオで局発を受信する)
※デジタルオシロならたいてい測定できるが、アナログオシロはリードアウトでレシプロカル式に周波数を直読できるものが必要。カーソル機能で1/Tより周波数を求めることもできなくはないが細かくは読めないので、その場合はAMラジオを使うほうが良い。

◆AM トラッキング
1.D4(AM検波ダイオード)のカソード(IFコイル出力側)をオシロでプローブする。 (IF出力波形を確認する)
2.RF発振器で550kHzを出力する。
2.別のAMラジオで1005kHzを受信する。
3.同調バリコンを調整して局発を1005kHzにする。(別のAMラジオで受信する)
4.アンテナコイルを動かしてIF出力が最大になるようにする。(コアの端付近に移動させるほうが良かった。)
5.RF発振器で1600kHzを出力する。
6.別のAM(短波)ラジオで2055kHzを受信する。
7.同調バリコンを調整して局発を2055kHzにする。(別のAMラジオで受信する)
8.バリコンのAM同調トリマを調整してIF出力が最大になるようにする。
9.2~8を3回ほど繰り返す。
バンド内での受信感度が満足になったら終了。

RF発振器とオシロの周波数測定機能に依存している。他にも周波数カウンタとかSSGとかミリバルがあったらもっと楽なんだけど、素人工作の場合は使える測定器が限られているし持っている測定器をどう使うかの工夫が必要だ。

まもなくIvyBridgeが完全終了。

今使用中のPCはIntel DQ77MKボードで組んである第三世代Coreベース。さっきインテルのダウンロードを確認したら最終BIOSファームだけになっていた。

End Of Life – このダウンロード、BIOSアップデート[MKQ7710H.86A] 0074は、2019年11月22日以降は利用できなくなり、追加の機能、セキュリティ、またはその他のアップデートではサポートされません。すべてのバージョンは現状のとおり提供されます。インテル は、BIOSアップデート[MKQ7710H.86A] 0074のユーザーができるだけ早くアンインストールまたは使用を中止することを推奨します。

BIOSアップデートのアンインストールまたは使用を中止てなんやねん。それって「メインボードをPCから取り外して捨ててください」って意味? たぶんそうなんだろう。

11月後半にはこのファームも取り下げてもうインテルからは正規にサポートのファイルを入手することはできなくなるかも。第三世代IvyBridgeももう潮時。Windows 10のサポートも次くらいで公式には終了になるかもしれない。12世代くらいまで粘ろうと思ってたのにやはりAMDに乗り換えようか。

アヒル文字だって ㅋㅋㅋ

前々から常々、歴史って嘘っぽいなとか思ってた。またくだらない捏造された歴史を知ってしまったので覚書き。

伊勢神宮奉納文神代文字保存委員会
http://hounoubun-hozonkai.com/index.php?hounoubun

なにこれ。まんまハングルやし。ほぼ読めるし。漢字も下手やし。

由緒あるお伊勢さんが神代文字とか言っちゃってるけど、ハングル創生後の江戸時代くらいに捏造されたといわれる「阿比留文字」だって。

これに関しては信ぴょう性など必要無いからヤフー知恵袋で十分。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1039278155

今の自分の日本語と韓国語との知識から推定したって神代の発音がアヒル文字には無いことからこんなものは訓民正音(1446年)の時代より後に誰かがふざけて作ったニセモノだってすぐわかる。ハングルのまがい物みたいなしょうもないものを有難がって保存するくらいなら、もっとましな史料を探して研究したほうがいいんではないかな。

梯子屋(アルインコ)の広帯域受信機のFAQがおもしろい。

梯子屋(アルインコ)の広帯域受信機のFAQがおもしろい。

TOP > 製品情報 > 足場施工サービス > ワイドバンドレシーバー
https://www.alinco.co.jp/product/scaffold/contents_type=340

FAQ
https://www.alinco.co.jp/faq/contents_type=322

Q1.【受信機】どんな受信機なんですか?ラジオと何が違うの?
…例えば短波放送が興味の中心であれば家電メーカー製の短波ラジオがベスト、です。

いきなり自社製品を選択肢から除外!

Q2.【受信機】ワイドバンドレシーバーを使うのに免許は必要なのですか?注意する点は?
…さらに、場所柄をわきまえず受信をしていると何かと誤解されやすく、通行人から警察に通報されたり、職務質問を受けたり、トラブルの元になりかねません。特に盛り場、遊技場の近く、ホテル街、女性専用マンションや女子寮周辺などは特に盗聴の誤解を受けやすい場所ですので注意が必要です。

まあ、そりゃそうでしょうけど。

Q3.【受信機】放送以外に何も聞こえませんが故障でしょうか?
いくら高価な道具を揃えていても、季節や仕掛けを選んだり釣場の情報(とそれを理解するための、最低限の専門用語の知識)を入手しておかないと目的の獲物が釣れない魚釣りと同じで、通信の受信はちょっとしたコツを理解したり知識を持っていないと何も聞こえず不安になることがあります。…

受信を釣りに例えるとはさすが。

Q4.【受信機】警察や消防のデジタル無線が聞ける受信機はありますか?
…また、デジタル秘話化された無線通信をデコードすることは電波法に違反し罰則がありますから、そのような装置をまともなメーカーが一般向けとして製造販売することもあり得ません。

まともなメーカー。

製品情報にもこんな注釈が。受信機メーカーもなかなか大変です。DJ-X11欲しい。

【ご注意】
..近年、通信が急速にデジタル化して、JR,タクシーやバス、消防救急、高速道路、コードレス電話等の通信は、ごく一部の例外を除き受信できなくなっています。今後もデジタル化は進むため、ご購入前に聞きたい通信がまだ受信できるかどうかご存じでない場合、下記を参考にしてください。

聞こえる無線と聞こえなくなった無線
放送以外聞こえません

1石トラ検ラジオを作った。

またまたラジオキットを作った。今度は科学教材社のスパイダーコイル1石トラ検ラジオ。

科学教材社で相当前からあるラジオキット。以前は同じスパイダーコイルを使ったものでゲルマ、1石トラ検、ICラジオ(ミツミの3端子)の3種類で、いつごろからか方鉛鉱などで点接点ダイオードを試せる探針式のゲルマが増えて、以前買ったことがあるIC式はいつの間にか無くなった。今回はその中のトラ検を組んでみた。

ラグ板、ベーク板、カマボコ板を使っていて完全キットの割には手作り感のある作品ができる。回路の割には手間が多くて2時間ほどかかった。部品も取説とは少し違うサイズのものを使っていたり、初級向けとはいえ全く経験が無いとかまわりに聞ける人が居ないと難しいと思う。

補助アンテナ無しでも蚊の鳴くような声で地元4局はきちんと入る。補助アンテナ、電灯線アンテナを使うと十分な音量で聞こえる。同調範囲は490kHz~1872kHzで、上のほうだと中国の短波放送も入ってきたし、コイルの巻き数変更だけで短波放送も入るようになるのがストレートラジオの楽しいところ。

チェリー CK-666を作った。

またラジオキットを作った。 子供の科学でおなじみの科学教材社の広告でよく見た、おそらく自分が生まれる前からあるCHERRY CK-666。使用部品は時代に応じたものに変わっているものの、基本的な構造は当時と変わってない。科学教材社ではもう扱ってないっぽい。6石スーパーラジオ。ボード式で、未加工のただの箱なケースに完成品を収納できる。

シンプルな袋詰め。品名シールに特徴が書かれている。「…組み立て技術を身につける為に最適な電子教材です。」うーん。職工育成用、なのか? 丁寧にエアパッキンで包まれた部品類は袋詰めになっていてパーツ型番は取説と別紙になっている。チェリーキットはだいたいどれもこんな感じで、部品が変更されても取説や回路に変更を加える必要が無いようにできている。部品袋は「6TR CR部品」となっていて、別製品KM-606と共用になっているのかも。回路構成はごくごく普通の教材的スーパーラジオ、普通すぎて言うことも無い。自励発振の局発と混合が1石、中間周波増幅で2石、ゲルマダイオード検波、低周波2段で電力増幅は入出力ともトランス結合のプッシュプル。6石スーパーとしては普通の構成で安心。現在よく出回っている中国製ラジオキット、アマゾンだと商品画像に回路図も出てて、買わずに見てるとどれも「普通じゃない」ところがあって、それは何でだろうと問いたい。

さっさと組立。21時半くらいから開始して23時半過ぎてた。半分以上の時間はこのキットの特徴でもある錫メッキ線での配線に費やされる。

基板の銅箔パターン配線は一部のみとなっていて、部品を挿すところはプリント配線無しのランドのみ。それを取説の図を頼りに配線するという手順。回路は読めなくても配線の位置さえ間違えなければ組立自体は問題ない。ソルダリング職工育成はとにかく、ユニバーサル基板を使った工作ではこの手の作業が必須なのでキットから自作に移る過程では良い経験だと思う。

ネットを見て予習をしていたら、めんどくさいとか、音が悪いとか、発振するとか、いろいろ書かれている。(→訂正。発振するのは普通なケースつきのKM-606。また今回作ったCK-666の音質は 3石トランス式PP+小口径SPにしては結構良いと思う。) チェリーのラジオはどれもゲイン過多、音量過多な気がする。調整が上手にできれば最高の感度を引き出せるものの、うるさい音量を下げたり発振を止めるのにキットを作る以上のテクニックや測定器が必要になる。このCK-666も例に漏れずゲイン過多め。ネットを探すと改善方法とかいろいろ出てるけど、ここではオリジナルを尊重して組みっぱなしで未調整だとどういう感じなのかを確認。

・動作開始時の電池電圧 9.2V (006P使用期限2019年7月←すでに過ぎてる)
・動作開始時の消費電流 13.5mA (Vol最小、放送には非同調)
・IFTの中心周波数 457kHz、-3dB周波数428kHz (上側は発振して不明、490kHzでは-3dB未満)
・局発の可変範囲 971~1726kHz (受信周波数 514~1269kHz IF=457kHz)

IFは正確に455kHzではないが+2kHz程度なのでだいたい合っている。取説ではIFTは一回転以内でと書かれていることからIFTの調整がおおよそ済んでいることを前提にしているのかもしれない。またIFフィルタの帯域はこれでは広すぎておかしいし、感度もかなり落ちているはずだけど、セットとしてのゲインがあるので放送は普通に聞こえる。下側だけでも29kHzなので上側もあわせると50kHz以上の帯域幅がある。単に調整がばらついているだけなのか、意図的に広くして未調整状態でも放送の受信を確認できるようにあるのかは不明。 局発は上限がだいぶ低いからこのままでは中波放送の帯域がカバーできない。放送波を使った調整でもなんとかなるので、このキットの調整の中心はここにある。

ただし取説の調整方法は簡易なもので、放送波を使ってトラッキングの調整をOSCコア、OSCトリマ、アンテナトリマで行うようになっており、アンテナコイルの位置調整(アンテナコイルのインダクタンス変更)で低い周波数側のトラッキングをとる手順を説明していない。今回作ったセットではコイルのコアを少し抜き気味にしたあたりが最大感度になった。トラッキングを完全にして、IFTの調整も完璧におこなうとやっぱり発振した。チューニングもピーキーでバリコン軸直結の小さなダイヤルでは微調整が非常に難しい。音質も こもり気味。IFTの調整は取説通りに完全に455kHzピークにせず、2段目3段目のIFTは互いにピークを上側、下側にずらして双峰特性を持たせるようにする。今回は2段目を453kHz、3段目を457kHzにピークを持ってきた。IFTの調整を取説どおりきっちりにすると一番狭帯域のIFT白に依存して5kHzくらいの帯域幅になってくる。感度と選択度は最高になるが、IFのスペクトルが集中して発振しやすくなるし、チューニングもしにくくなるし音質も悪くなるしで良いことが無い。AM放送は周波数ステップが9kHzなので9~10kHzの帯域幅を持たせると音質が向上する。逆に帯域幅を10kHz以上にすると隣接ビートが増えたり混信することになる。

夜間に聴いた。この辺ではゲルマラジオでも余裕で入るCBC 1053kHzの1ステップ下にある中国国際放送CRI 1044kHzがほぼ完全に聞こえる。ここまで分離が良くなるとは思わなかった。昼間でも良く入るNHK大阪666kHzの1ステップ下の平壌放送657kHzも完全に分離できる。前にDSPラジオのICF-M870Nで確認できた海外局は上手にチューニングすれば内蔵アンテナのみで室内でもほとんど受信できる。簡単な教科書的回路でも6石スーパーならここまで十分な性能が得られるのは感心する。

測定器を総動員して調整したCHERRY CK-666は完成。 音よし、感度よし、見た目よしの実用的なラジオになった。8石のKM-88はそのじゃじゃ馬な性能を持て余してしまったから、ディスクリートのラジオキットは6石くらいがちょうどいいのかもしれない。 このCK-606は部品レイアウトに無理が無くて調整がしやすいから感度・選択度が自由に設定できて、他のケース付き6石キットはいうにおよばず、市販のICラジオにも負けない性能を引き出すことができる。ラジオキットではトップクラスの出来だと思う。作りにくさも含めて。

東海地方なのでラジオを作ったときはNHK第一729kHz、NKH第二909kHz、CBC 1053kHz、東海1332kHzが入ることを最低限の条件としている。この4局はストレート方式でも、アンテナが良ければゲルマやトラ検でも入る。スーパー式のCK-666は余裕で入るのだが、NKH第二909kHzはスーパー式だといつもビートが聞こえる。これは中間周波数455kHzの2倍高調波910kHzが放送波909kHzとビートを起こすことによるものらしい。CK-666でも909kHzを受信するとビートが結構聞こえる。これは中間周波数を正しく調整できた証でもある。市販のソニーやパナソニックのアナログ方式ラジオでも小さくビートが聞こえる。こういうことが起こるのはそもそもこの周波数で放送してるNHKが悪い。1978年にAM放送を10kHzステップから9kHzステップに変えるときにこの周波数を選択する時点でIF=455kHzがJIS標準なのだからビート障害が出ることは分かってたはずで、なんとかしなかったNHKか郵政省(当時の電監)が悪い。

— 後日談 —

選局されてないところで他のスーパーラジオではあまり聞かないプチプチノイズが入っていたので何でか確認したらIFT黄、IFT白のシールドがアースされていないため混入か放射されるノイズだった。取説には載ってない配線を追加してアースしたらノイズが少し減った。あと、最後まで売れ残ってたアマゾンでも在庫無しになった。

Home Use Programの内容が変更に。

企業で使っているMicrosoft Office Professional Plusのソフトゥエアシュアランス(SA)特典の一つに自宅試用プログラムというのがあって、これを利用するとSA期間中に社員が自宅のPC/Mac用にOffice Professional PlusまたはOffice for Macを格安で使えるというものだったが、これがOffice 365 Soloの30%オフへ変更になった。

国内向けの情報がさっぱりない。海外のニュースには出ている。
Microsoft axes Office 2019 from ‘Home Use Program’
https://www.computerworld.com/article/3430801/microsoft-axes-office-2019-from-home-use-program.html
※axes(axの活用形)は廃止って意味らしい。

MS公式のHUPのページはすでに更新されてOffice 365 Soloメインの内容になった。FAQの最後のほうにOffce2019は対象外になったことと、Visio2019とProject2019の手続きのことがちょっとだけ書かれている。

Microsoft 自宅使用プログラム (Home Use Program: HUP) – Office 365 の割引
https://www.microsoft.com/ja-jp/home-use-program
Office 365 サブスクリプションを 30% お得に入手

1年間12,744円のところ30%安く買えるそうで、1年間8,920円くらい(正確な金額は未確認)で使えるらしい。

Microsoft 自宅使用プログラム (Home Use Program: HUP) についてよく寄せられる質問
https://www.microsoft.com/ja-jp/home-use-program/frequently-asked-questions

自宅試用プログラムの変更内容を教えてください。
…略… Office Professional Plus 2019 および Office Home and Business 2019 は、自宅使用プログラム (Home Use Program: HUP) オファーの対象ではなくなりました。

→職場がOffice365ならHUPもOffice365でっていうのは妥当かな。

・自宅使用プログラム オファーを利用してサブスクリプションを購入した場合、割引価格はいつまで継続しますか?
サブスクリプションの定期請求を継続する限り、元の購入と同じ自宅使用プログラム (Home Use Program: HUP) 割引価格が適用されます。


・退職した場合はどうなりますか?
サブスクリプションの定期請求を継続する限り、サブスクリプションは有効のままであり、継続して適用されます。
→以前は退職する(SAが終了する)と使えなくなった。今回の変更でSA対象外になっても継続更新する限り30%オフで使い続けられるってステキ! でも…

・…他の家族が使用することはできますか?
Office 365 Solo は従業員のみが使用できます。
→ケチ! 通常のOffice 365 Soloも家族共用はNGだから仕方ない。

従業員向けのFAQには書いてないけど、管理者向けのFAQにはライセンスの制限が書かれている。

従業員が自宅でも Office 365 を使用できるようにしましょう
https://www.microsoft.com/ja-jp/home-use-program/resources

・従業員が退職すると、どうなりますか?
Office 365 サブスクリプション サービスの対象であり、このプログラムを通じて購入した従業員の場合、その従業員は、組織との雇用状態に関係なく、自身のサブスクリプションがアクティブである間は、割引価格が適用されます。ただし、商用使用権は、雇用が終了した時点で終了します。

→ケチケチ!! なにこの意味不明な制約。

通常版はうまく値引きセールで買えても10%オフくらいが限度なのに、HUPで買うとなんと30%オフ、しかも更新し続ける限りこの値段で継続できる。ただしSA対象外になったたら商用利用ができない制限付き(機能の制限がかかるわけではないはず)。Office 365 Soloをできるだけ安く使う方法としては有りかも。

個人的にOffice 365 Business月額版(税別1,080円/月、Premium税別1,630円/月)を契約する。
→HUPを自分に適用してOffice 365 Soloを30%オフ(税別8,260円/年)でゲット。
→Office 365 Businessを翌月に終了。
→商用利用はしないことにしてHUP版Office 365 Soloを30%オフ(税別8,260円/年)のまま使い続ける。

こういうことができるのか、試したい。SAでゲットしたOffice 2019が古くなってきたら考えよう。(30%オフのSoloとBusinessの価格差が1,880円/年、この無駄遣い感…)

直流安定化電源を分解してみた。

どこの家庭にも数台はあるPSEマーク対象外の直流安定化電源。これまではいいかげんな自作ものや無線機用の電源を使ってきたが断捨離とか言いながらすべて捨てたら実に不便な生活を強いられたから、結局買いなおした。電源1つ無いだけで理系で文化的な最低限度の生活が送れなくなると理解した。

さっそく分解。

よくある直流安定化電源。 メイドインチャイナだけど国内メーカブランド検品済みで安心。フローティング単電源30V3Aのシリーズレギュレータ。無線機用の最大15Vくらいの電源ではないから注意しないと機器を壊す。

・実験用で一般的なCVCC電源(定電圧定電流電源)で、最大電圧と最大電流を任意に設定できる。最大電圧は32V程度、最大電流は3.2A程度。最小が0V、0Aまで絞れることも結構重要だったりする。
・内部は大きなトランスが大半の容積を占める。出力端子は4本あり、出力電圧に応じてタップをリレーで切り替えてパワートランジスタの発熱を抑えるようになっている様子。 電圧が変わるときに3か所のしきい値でカチカチ音がする。ちょっとかっこいい。
・ヒートシンクにはパワートランジスタと思われる素子が3個ついている。
・回路が公開されていないので詳細は分からないが、一番大きい基板にはオペアンプのLM301とかUA701CPとかが載っている。デジタル要素は無い。
・ケースへのアース接続が何か所も行われていてノイズ対策は十分。でも高周波の回り込み対策は弱い気がする。出力端子の保護は小さいケミコンと逆起吸収用のダイオードだけ。フェライトコアは小さいものが一つで、それもすべて通っているわけでは無い。無線機用の電源にするならフェライトコアを通した方が良さそう。

今はデジタル表示のCVCC電源(しかも中國直輸入)のスイッチング方式が大半で、シリーズ方式(リニア電源)はまだ健在だがアナログメーターはごく一部、A&D一機種とCUSTOMが何機種か出しいてる以外、ほぼデジタルメータ。 デジタルメータが悪いとは思わないが、せっかく低ノイズのシリーズ方式レギュレータだからデジタルメータのノイズが気になってアナログメータにした。AMラジオの電源にしても全くノイズが載らない。ずいぶん前にスイッチング式の電圧可変な電源をハンディ無線機FT-728につないだら送信した瞬間に電波の回り込みで電源が壊れた。もうずいぶん前の話だし、今どきは無線機向け電源すら大半スイッチング方式になったが、それ件以降スイッチング電源を汎用に使いたいと思わない。

A&D > AD8735A
https://www.aandd.co.jp/adhome/products/sp/ad8735a.html
このデザインの安定化電源はテクシオテクノロジーも出しているがデジタルメータのみ。こちらはスイッチングタイプもある。中國製も同デザインのはいろいろな仕様で出ている。OEM元が同じなのかコピー品なのかは不明。中国製はスイッチング式が安く出回っておりリモート制御がついていない。

CUSTOM > 直流安定化電源
https://www.kk-custom.co.jp/industrial/AP-1803.html
自社製造なのかOEMなのかはよくわからないが他では見ないデザイン。上のものと比較するとリモート制御(トラッキング)が無いベーシックなタイプ。

回路の負荷に合わせて針が動く様子は楽しい。結局、見た目。一家に一台は置いておきたい。

RFジェネレータを分解してみた。

今どき少なくないテストオシレータを新品で買ったが、海外メーカーだし販売店もNo Returnと言ってるから修理には出せないし、トラブったら自前で解決しないといけない。回路図は取説に載っていて2SC1815-GRなど見慣れたJIS型番の部品を使っている。回路は分かっても中身がどうなっているか、筐体をどう分解するかがわからないのは不安なので、壊れる前に壊すかもしれない分解を行う。

写真1.ケース側のネジすべてを外してパネルを引っ張ればケース側が外れる。電源もパネル側にくっついている。ケースは鉄製。
写真2.電源部。消費電力がすくないので安定化部はシンプル。
写真3.発振器部の俯瞰。小さいトイレットペーパーの芯 紙製の空芯に巻いたコイルが2連のロータリースイッチに並んでいる。バリコンはプラ製のカプラでバーニアと継がれている。
写真4.発振回路のメイン基板とエアバリコンの台座。分厚いアクリルに載り、その固定ネジはネジロックで止められている。

ケースは内側に曲がってるところがあるとか中身スカスカとかあるけど、ケーブルはコネクタ付きハーネスできれいに取り回しされてるし、複数に分割された基板はきれいにフラックス除去されてるし、ロータリースイッチのコイルパックは見事。組立は手作業だと見受けられ、とても丁寧に作られている。70~80年代のディスクリート部品で作られた日本製家電と比べても見劣りしない。

バーニア機構のメカがちょっと脆弱な気もするが、回路自体はどこかが破損しても手直しはできそう。

ダイヤルが滑るようになってきた。バリコンの取り付けが重量でたわんで偏芯している様子。カップリングをちょっと調整したけどうまくいかないので「上下逆にして置く」ことがとりあえず効果的。