ブルーレイディスクはメーカーによってデータの再現が変わるらしい。

おっと、またまたびっくり。

パナソニックの録画用BDディスク生産 “完了” で悩んでいるエアチェックファンに贈る! お宝番組を残すべきディスクはどれだ – Stereo Sound

パナソニックは先ほど記録用BDメディアの生産を終了した。自分はパナソニックのBDを「おそらく耐久性が高そう」などというアバウト指標を基に好んで使っていたが、同様にパナソニックBD難民が発生しているらしく、迷える子羊に一筋の光明を照らす素晴らしい記事に出会った啓示。実際に市販BDレコーダーとパナ以外のメディアを5枚も消費して評価を行っていらっしゃる。

自分はポストパナはソニーだと考えているが、この記事を見るとソニーBD-Rは「力強さが印象的」「精細さ、細かな美の再現性が素晴らしい」「映像のコントラストが明瞭で、花のテカリ感、反射感も自然」「セリフのニュアンスや、コーラスのカラフルさも素晴らし」い、らしい。なんとも頼もしい。

加速劣化試験を施した後のメディアを再生するならとにかく、記録してすぐのメディアだとエラー訂正が効かないほどの読み取りエラーなど粗悪品でも起こらないはずで、「DRモード」で記録していると明記してあるから、映像も音声もオリジナルと変わらず再生できているはず。仮に製品ごとに映像や音声にニンゲンが認知できるほどの差が生まれるのならそれはプレーヤーでの再生に何らかの不具合が発生しているからだと思うんだけど、この違いをメーカーに提出したら不具合として認識してくれるだろうか。いや、されないだろう。(反語)

それと、次のくだりが理解できなかった。誰か説明して。

なおBD-Rは4〜6倍速ですが、BD-REは2倍速なので、保存時間には違いが出てきます。大量の番組をディスクに残したいという方は、そのあたりにも注意した方がいいでしょう。

BD-Rは4~6倍速、BD-REは2倍速というのは書き込みスピードであるわけで、DRモードとか長時間モードとかの記録モード(圧縮レート)が同じなら何倍速で書き込もうと保存できる番組の時間は変わらないはず。それに続く大量の番組を残したい、というありがたい配慮から読み取る限り、倍速は記録モード(圧縮レート)を指しているのだと思う。じゃあ、保存時間とは何なのか。メディアの劣化が進んで読み取りに問題が起きるまでの時間だろうか。どの辺に何の注意をしたらいいのか分からない。

保存時間が何なのかは永遠に分からないが、コンテンツを永遠に残したい、という欲求ならBD-REかBD-Rどっちでもいい。ここ何年かのソニー、パナソニックのBDレコーダーはBD-REや未ファイナライズのBD-Rから内蔵HDDにムーブバックして再度BD-R/BD-REに書き出すことができるから、数年ごとにBD-RE→HDDムーブ→BD-RE書き出しを繰り返せば、理屈の上ではメディアの劣化をまたいでコンテンツを温存できるはず。ただ、10年後はとにかく、20年後、30年後にBDレコーダーというジャンルの製品とビデオ記録用のBD-REが残存しているかは不明。今言えることは、オーディオポエムは永遠であるという一点のみ。

ブルーレイディスクはメーカーによってデータの再現が変わるらしい。」への3件のフィードバック

  1. こんばんは。
    と言うか、ごめんなさいと言うか...。
    違う記事に思いっきり誤爆してしまいました。
    にもかかわらず、優しいコメントを返してくださいまして...。
    感謝、感謝でございます。

    次は誤爆しないよう気を付けます(まだ荒らすつもりなのかいって)♪

  2. こんにちは。
    私が学生のころ通学途中の駅ではまだ8インチが現役でした。自宅の「マイコン」の記憶装置はカセットテープだったので、FDやQDが使える「パソコン」を見たときはなんて便利なんだろうと思いましたよ。

    8ビット 64kBのマイコンにカセットでもゲーム、プログラミング、グラフィック、ワープロ、表計算… 何でもできましたね。

  3. こんにちは。
    学生の頃や会社入りたての頃はシステム用の8インチFDを、仕事で使っていましたっけ…。
    5.25インチFDを使えるようになったのは、それからだいぶ後のことであります。

    どちらも記憶媒体としてはあまり扱いやすいものではありませんでしたが、記憶密度も容量も低かったことから、今の時代では見劣りするかもしれませんね。

    もっとも中型コンピュータのメインメモリが128kBなんて時代の8インチFDですので、その当時は事足りていたんですよね、きっと♪

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