銀塩フィルムを整理

あまりやる気にならなかった写真のフィルム整理に着手。

新しめのコンデジを買ったら、若干使いにくさあるものの写真機としての素質が十分あると判断して、手持ちの機材はカメラから現像、引き伸ばし関連まですべて処分した。フィルムはだれかに伝え残す必要もないし、自分もフィルムがどうとか言うことも今後ないだろう。富士フィルムのフィルムカメラは意外にも中版カメラ1機種とインスタントカメラを残して生産終了しているらしい。

90年前半ごろまで写真現像にはまっていたので、変なのはある程度捨ててはいたのだが白黒、カラー、ポジとも銀塩写真のフィルムがまだまだ残っている。たわいもない風景写真が多いので有料のデジタル化サービスに出すほど重要なものも無い。取捨選択するのも面倒だし、映っているものはなるべく見ないようにしてフラットヘッドスキャナで地道にデジタル化することにした。

一時期持っていたSAMURAI3.0やレンズ付きフィルム改造した手製のハーフサイズカメラで撮ったフィルムが割とあるのに、手持ちのEPSON GT-X750はハーフサイズの自動切り出しに対応しておらず、フィルムキャリアを直接読み込んで切り出しエリアを自前で設定しなければならない。結構面倒。

95年11月の夜8時すぎと思われる写真。今から20年ほど前、バブル崩壊後の寒々しい中心街。幹線国道なのに通りはまばら。よく見ると客待ちのためかタクシーが並んでいる。

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自分は受験生で進学校なのに成績も良くなかったので塾に通わされていた。写真を撮ったのはおそらくその帰り道だと思う。その冬に一応大学と名の付くところへは進めたが高校自体の生活が役に立ったとは今は思っていない。それに地元国立大学出身の人も今の同じ職場には居るわけで、結局どこに行ってもさほど変わらないと言った当時の考えはあながち間違いではなかったと感じる。

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寒々しい閉店の続くアーケード街はその後を暗示しているかのようだ。

SAMURAI 3.0 オート、ネオパンPRESTO400、スーパープロドール 4倍増感(?)。

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