アマチュア無線局を再開設した。

コロナ騒ぎでアマチュア無線機で欲しかった機種が生産中止になるとかいう情報に踊らされて結局買ってしまったHF無線機のFT-450D。短波を受信する目的で電波を出すつもりが無くても無免許でアンテナをつないだらダメだから素直に免許を下ろした。

数年前に廃局したとき、機器類はすべて処分したから今回はすべて買いなおし。以前の構成は自分にとって大げさだったし今回はなるべくシンプルな構成に。

・YAESU FT-450DM HF+50MHz/50W 固定機
・ICOM IC-T70 144/430MHz/5W ハンディ機
・YAESU ATAS-25 7~430MHz移動用アンテナ
・Alinco DJ-X11A 受信機
・Alinco DM-320MV 17A電源

すでにある30V3AのCVCC電源が50W機で使うには容量不足で使えなかったからアルインコの電源を新規に買うことに。スイッチング式のがいいかもとは思った。

FT-450DはHF固定機として必要最低限のものを備えている。以前使っていたIC-4700と比較して操作体形や機能が劣るところはあるが、DSPの処理はFT-450Dのほうが自然に聞こえる。今やDSP無しのHFは考えられない。アマチュア無線もこの15年の差は大きい。IC-730mk2GはATU外付けで一体化させると結構かさばっていたし、IC-7400はATU内蔵でも重くて50W固定措置で移動局用なのに持ち出しするようなフットワークの軽さは無し。FT-450Dは小さくて軽いうえにATUを内蔵しているのが良い。

アンテナは、ブロードバンドアンテナはお断りとしてもマルチバンドには対応させたいってことで、内蔵ATUのフル活用を考えて自動チューニングのATAS-120Aやロングワイヤー用のFC-40ではなく手動チューニングのATAS-25を選択。移動運用向けアンテナは各社出てるがATAS-25はカメラ三脚に直接固定できるのが特徴。これのマッチングシステムが摺動式のコイルでアマバンド外も連続カバーできるから短波帯の受信に活用できる。※ATAS-120AやFC-40を使うと内蔵ATUが無効になる。それだったら最初からATU無しで販売終了にならないFT-891のが無駄がない。430/2mが入っていないからか人気が無いけど、FT-450DとかFT-891はもっと評価されても良いと思う。

今日の昼過ぎは18~29MHzのどこでも国内中距離が良く聞こえてにぎやかだった。

FT-450Dの動作電源電圧のマージンが少ない(カタログスペックは13.8V±10%)ので不評らしい。フルパワーで無変調送信してどこまで耐えるか簡単に評価したら付属電源コードの接続点で10.5V(-23.9%)、本体のVCC電圧表示機能で9.6V(-30.4%)までは各バンド、チューナONでも落ちることなく動作。鉛バッテリーの充電終止電圧が10.5V(1C)~10.8V(0.1C)程度だからそれくらいで落ちるほうが、バッテリー上がりも防げてちょうどいいんじゃないかな。

今回の局免取得時に気になった項目。

1.1.9MHz帯の電波形式。
1.9Mの申請について機器の取説ではA1Aだけど、特に何もせず総通へ技適機3MAで出したら、免許も3MAになった話。

15年前の免許では1.9MHz帯はA1Aのみだった。現在は狭帯域データ通信が普及してA1A以外も一般的になり1.9MHz帯も一括形式の3MA、4MAで表記されるようになった。しかし総通で技適の対象によって1.9MHzが個別指定でないと許可されないっていう事例がこの数年以内でもあった様子。今回買った機種はまさにその事例に該当していて取説はA1Aで申請するように書かれている。でも、せっかくの新技適機を未改造で使うのだし一括形式3MAで免許を下ろしたかった。データ通信といってもPCを音声入出力につなぐだけの付属装置なのにTSS保証認定を使いたくないし。取説はA1Aで出せって書いてあるのを無視して、電子申請の3MAにチェックを入れる。技適機のみで、附属装置無し、改造無しで総通に直接申請。指摘や確認、特記事項も無く3MAで免許が下りた。

もうひとつ理由があって最近解放された1.9MHzのSSBに関係する。1.9MHzはさる4月21日で全電波形式が許可されたが、現状では一括形式3MA、4MAにSSBのJ3E他が含まれていない。4月24日公示のパブコメの内容から察するに1.9MHzの一括形式3MA、4MAにSSBの形式が自動的に含まれるようになる可能性が高い。仮に1.9MHzがA1Aでしか許可されてなかったらSSBを使うには免許状の差し替えを伴う変更申請が必要になるが、1.9MHzが3MAで許可されていたらそのままSSBを使うことができる、あるいは変更だけでできる可能性が高い。アイコム機は同一番号で技適を再取得してくれるらしいけどヤエスはそういう対応は発表されてない。この機種の技適の内容では1.9MはA1Aのみだから変更届は要る気がする。だから現時点で1.9MHzを3MAで下ろしておきたい。まあ短波のローバンドですらない中波の1.9MHz帯でSSBするかと問われたらたぶんしないけど。

1.9Mは3MA。


2.PCを附属装置とするときの申請の簡略化
ずいぶん前にこのブログで書いたとおり、PCを附属装置として申請するときはいろいろ突っ込まれて「できるだけ曖昧にする」という手法で通したが、それが2年前にようやく一般化した。いろいろ変わったなあ。

3.あいかわらずの返信用封筒。
電波利用申請のサイトは結構変わって少し使いやすくなったように感じる。その予算700万円を投じて作られたYoutubeのコメント禁止動画も分かりやすい。

こんにちは!電波りようこですっっ!

無線局免許状は相変わらず郵送のまま。いいかげん電子透かし入りのPDFをダウンロードして利用者側で印刷とか、コンビニプリンタの行政サービスで印刷とか、スマホに保存だけでもいいようにしてほしい。もう免許証票は無くなったし、技適マークが画面表示でも良いのだから無線局免許状もデータ表示とか複製物でも運用上問題ないはず。

返信用封筒に入っていた「デンパくん」の電波利用料のパンフレットはまだ「平成」表記の存在しない年が書かれてました。平成時代のパンフ捨てずに令和になっても利用しているのは良いことだと思います。でも、今度刷るときは西暦表示にしたほうが良いと思います。

いまさら短波放送を聞きたい。

数年前にアマチュア無線局を廃止してから、機材整理してソニーの短波ラジオICF-SW7600GRだけでいいやと思って過ごしてきたが、一時期ICOMのIC-7400とかいうまあまあ良い無線機を使って中堅機の受信の良さみたいなのをなまじっか知っているばかりに、短波ラジオやHFモービル機の使い勝手や性能だと物足りない。先月のEスポで海外FM局をいろいろ聞いていたらもっと聞きたくなった。

IC-7400は良かったけど新技適に非対応で、DSPもいまひとつで無線の交信には威力を発揮するけど、短波放送を中心に楽しむには至らず。ICF-SW7600GRも短波ラジオとしては高品質なものだけど所詮はオールインワンのBCLラジオだから簡単に放送を聞くのは良いとして、外部アンテナつないだ時の性能がとか、混みあったハムバンドのSSB/CWは無理とか、スキャン機能がいまいちとか、ハンディ機の短波受信機能よりは良いけど、エントリークラスのHF無線機と比較するとやっぱり短波ラジオでしかない。V/UHFのおもしろ無線はすでに終わっているが、短波のBCL/SWLとかいうジャンルもこの先10年程度で終わっていきそうだし今のうちに楽しむことにした。中国語と朝鮮語の放送をもっと聞きたい。本当はポンと通信型受信機を買って始めたいのに良さそうな受信機が無い。ICOMのIC-R8500が欲しかった。

・アイコム IC-R8600 https://www.icom.co.jp/lineup/products/IC-R8600/
20万円越え、高い。アイコムSDR受信機の初物でちょっと不安。

・AOR AR5001D https://www.aor.co.jp/receiver/product/ar5001d/
30万超え、高すぎる。

・アルインコ DX-R8 https://www.alinco.co.jp/product/electron/detail/id=4405
今月で生産終了。本体にDSPが無い。クリスタルフィルターのオプションも無い。

次の候補はHFのアマチュア無線機。SDR受信機・カラー液晶搭載でないもので、近年で生産終了になってるものも含めてスーパー式・セグメント液晶搭載なエントリー向けのコンセプトを持つHF固定機で各社比較。モービル機は対象外。ただアマチュア無線機を使うには免許を下ろさないとアンテナを上げられないし持ち出せない。

・八重洲無線 FT-450D https://www.yaesu.com/jp/amateur_index/product/ft450d/index.html
IF-DSP、送信DSP変調、アンテナチューナー内蔵、TCXO搭載。定価15万円。テンキーが無い。

・アイコム IC-7200 https://www.icom.co.jp/support/manual/3317/
IF-DSP、送信DSP変調、アンテナチューナー内蔵、TCXO搭載。定価10万円で結構安い。FMモードが無い。

・ケンウッド TS-590G https://www.kenwood.com/jp/products/amateur/hf_allmode/ts_590g/
IF-DSP、送信はアナログ変調、アンテナチューナー内蔵、TCXO搭載。定価20万円で結構高い。IC-7400と同クラスの中堅機。

・アルインコ DX-SR9 https://www.alinco.co.jp/product/electron/detail/id=4399
DX-R8同様、50MHzが無い。DSPが無い、送受アナログ。前機種DX-77Jにあったクリスタルフィルターのオプションが無い。

IC-7200は生産終了してるから現実的な選択肢として候補を絞った。これにアンテナと電源が必要。モービル機、ポータブル機はIC-7400と同時期に持っていたIC-706mkⅡGで格の違いを知ったので基本的には外したいし、システム全体で20万円超は気持ちの面で難しい。1.FT-450DM、3.IC-7300Mが有力か。

1.八重洲無線 FT-450DM 2mSSBができない。
2.八重洲無線 FT-818ND ポータブル機の操作性、アナログ機。
3.アイコム IC-7300M 2mSSDができない。
4.アイコム IC-R8600 受信機、値段高い。
5.八重洲無線 FT-891M モービル機の操作性、ATU無し。
6.アルインコ DX-SR9M 50MHz無し。
7.ケンウッド TS-590DG 値段高い。

こうやって悩むのも楽しい。

ICOM IC-4350L 裏コマンド

特に目的もなく、アイコムのIC-4350Lを買った。

業務ユース対応の筐体がちょっとかっこいい。IC-40xxシリーズには無かった個別呼び出し機能が追加された。「CQフリラジオ」では、まず使わない機能である。

もう無線趣味は無しと思ってたが、ラジオキットを立て続けに作ったり、測定器類をそろえたりとあきらめが悪い。今度は特小無線を買った。運転中など、関係ない交信でも入ってくると落ち着く。アマチュア無線機は免許が要るし、面倒だからと無免許で積んでいると厄介なことになりかねないので極めて合法なフリーライセンスラジオにとどめることに。

以前持っていたIC-4088無印/4088Dと比較するとすごく小さい。当時は単三1本で動くモデルはヤエスのFTH-208っていうのが出たばかりで、これはショートアンテナモデルしか無くて対象外。今の単三1本モデルはアイコム、アルインコ、スタンダード(ヤエス)各社ロング・ショートアンテナモデルともに出してて選択肢が増えた。今回も中継機能と同時通話有りでフル機能のIC-4188Dにしようかと思ったけど単三3本仕様で大きいし、レピータ/中継用のデュプレクサー内蔵より単純な単信機のほうが感度がいいかもしれないし、どうせたいして使わないからミニマル構成のIC-4300かIC-4350を検討したところ、スケルチオフがワンタッチでできるできないの違いが決定的でIC-4350に。アイコムの特小は筐体の丈夫さのほかに動作上の安定感があって使いやすい。フリラーの間ではDXにはアルインコが云々とは言われるがアルインコ機は筐体の作りとか、微弱信号時のノイズの乗り方がバリバリ言っててちょっと聞きにくい印象。

だいたいこの手の機械は取説に無い動作をすることがあって、IC-4350もいじり回していたら謎の表示が出てきた。特に何か変更できるようなのでもないし、機器やファームのバージョンか何かだろうか。あるいは取説の緊急呼出し機能のところに「緊急IDは機種統一だが変更したくば、販売店に問合せセヨ!」と書かれているし、何か変更の仕方があるのかもしれない。

機能+グループ+電源ON でピピピと3回鳴って 表示が「1100」となる。この状態で、
グループ を押すと表示が「サブ 00」となる。
機能 を押すと表示が「CH b781」となる。
終了は電源オフ。

取説に載ってる機能も豊富で、特小無線機も進歩している。ただ、この筐体この操作性で個別呼び出し機能を自由自在に操るのはなかなかの手練れだと思う。

チェリー CK-666を作った。

またラジオキットを作った。 子供の科学でおなじみの科学教材社の広告でよく見た、おそらく自分が生まれる前からあるCHERRY CK-666。使用部品は時代に応じたものに変わっているものの、基本的な構造は当時と変わってない。科学教材社ではもう扱ってないっぽい。6石スーパーラジオ。ボード式で、未加工のただの箱なケースに完成品を収納できる。

シンプルな袋詰め。品名シールに特徴が書かれている。「…組み立て技術を身につける為に最適な電子教材です。」うーん。職工育成用、なのか? 丁寧にエアパッキンで包まれた部品類は袋詰めになっていてパーツ型番は取説と別紙になっている。チェリーキットはだいたいどれもこんな感じで、部品が変更されても取説や回路に変更を加える必要が無いようにできている。部品袋は「6TR CR部品」となっていて、別製品KM-606と共用になっているのかも。回路構成はごくごく普通の教材的スーパーラジオ、普通すぎて言うことも無い。自励発振の局発と混合が1石、中間周波増幅で2石、ゲルマダイオード検波、低周波2段で電力増幅は入出力ともトランス結合のプッシュプル。6石スーパーとしては普通の構成で安心。現在よく出回っている中国製ラジオキット、アマゾンだと商品画像に回路図も出てて、買わずに見てるとどれも「普通じゃない」ところがあって、それは何でだろうと問いたい。検波ダイオードがSiでバイアスがかかってるくらいは良いとして、トラ検になってるとか、それを1石と数えて良いのか、そのためにIF段数が減って一段増幅になってるとか。

さっさと組立。21時半くらいから開始して23時半過ぎてた。半分以上の時間はこのキットの特徴でもある錫メッキ線での配線に費やされる。

基板の銅箔パターン配線は一部のみとなっていて、部品を挿すところはプリント配線無しのランドのみ。それを取説の図を頼りに配線するという手順。回路は読めなくても配線の位置さえ間違えなければ組立自体は問題ない。ソルダリング職工育成はとにかく、ユニバーサル基板を使った工作ではこの手の作業が必須なのでキットから自作に移る過程では良い経験だと思う。

ネットで予習をしていたら、めんどくさいとか、音が悪いとか、発振するとか、いろいろ書かれている。チェリーのラジオはどれもゲイン過多、音量過多な気がする。調整が上手にできれば最高の感度を引き出せるものの、うるさい音量を下げたり発振を止めるのにキットを作る以上のテクニックや測定器が必要になる。このCK-666も例に漏れずゲイン過多め。ネットを探すと改善方法とかいろいろ出てるけど、ここではオリジナルを尊重して組みっぱなしで未調整だとどういう感じなのかを確認。

・動作開始時の電池電圧 9.2V (006P使用期限2019年7月←すでに過ぎてる)
・動作開始時の消費電流 13.5mA (Vol最小、放送には非同調)
・IFTの中心周波数 457kHz、-3dB周波数428kHz (上側は発振して不明、490kHzでは-3dB未満)
・局発の可変範囲 971~1726kHz (受信周波数 514~1269kHz IF=457kHz)

IFは正確に455kHzではないが+2kHz程度なのでだいたい合っている。取説ではIFTは一回転以内でと書かれていることからIFTの調整がおおよそ済んでいることを前提にしているのかもしれない。またIFフィルタの帯域はこれでは広すぎておかしいし、感度もかなり落ちているはずだけど、セットとしてのゲインがあるので放送は普通に聞こえる。下側だけでも29kHzなので上側もあわせると50kHz以上の帯域幅がある。単に調整がばらついているだけなのか、意図的に広くして未調整状態でも放送の受信を確認できるようにあるのかは不明。 局発は上限がだいぶ低いからこのままでは中波放送の帯域がカバーできない。放送波を使った調整でもなんとかなるので、このキットの調整の中心はここにある。

ただ取説の調整方法は簡易なもので、放送波を使ってトラッキングの調整をOSCコア、OSCトリマ、アンテナトリマで行うようになっててアンテナコイルの位置調整(アンテナコイルのインダクタンス変更)で低い周波数側のトラッキングをとる手順を説明していない。今回作ったセットではコイルのコアを少し抜き気味にしたあたりが最大感度になった。トラッキングを完全にして、IFTの調整も完璧におこなうとやっぱり発振した。チューニングもピーキーでバリコン軸直結の小さなダイヤルでは微調整が非常に難しい。音質も こもり気味。IFTの調整は取説通りに完全に455kHzピークにせず、2段目3段目のIFTは互いにピークを上側、下側にずらして双峰特性を持たせるようにする。今回は2段目を453kHz、3段目を457kHzにピークを持ってきた。IFTの調整を取説どおりきっちりにすると一番狭帯域のIFT白に依存して5kHzくらいの帯域幅になってくる。感度と選択度は最高になるが、IFのスペクトルが集中して発振しやすくなるし、チューニングもしにくくなるし音質も悪くなるしで良いことが無い。AM放送は周波数ステップが9kHzなので9~10kHzの帯域幅を持たせると音質が向上する。逆に帯域幅を10kHz以上にすると隣接ビートが増えたり混信することになる。

夜間に聴いた。この辺ではゲルマラジオでも余裕で入るCBC 1053kHzの1ステップ下にある中国国際放送CRI 1044kHzがほぼ完全に聞こえる。ここまで分離が良くなるとは思わなかった。昼間でも良く入るNHK大阪666kHzの1ステップ下の平壌放送657kHzも完全に分離できる。前にDSPラジオのICF-M870Nで確認できた海外局は上手にチューニングすれば内蔵アンテナのみで室内でもほとんど受信できる。簡単な教科書的回路でも6石スーパーならここまで十分な性能が得られるのは感心する。

測定器を総動員して調整したCHERRY CK-666は完成。 音よし、感度よし、見た目よしの実用的なラジオになった。8石のKM-88はそのじゃじゃ馬な性能を持て余してしまったから、ディスクリートのラジオキットは6石くらいがちょうどいいのかもしれない。 このCK-606は部品レイアウトに無理が無くて調整がしやすいから感度・選択度が自由に設定できて、他のケース付き6石キットはいうにおよばず、市販のICラジオにも負けない性能を引き出すことができる。ラジオキットではトップクラスの出来だと思う。作りにくさも含めて。

東海地方なのでラジオを作ったときはNHK第一729kHz、NKH第二909kHz、CBC 1053kHz、東海1332kHzが入ることを最低限の条件としている。この4局はストレート方式でも、アンテナが良ければゲルマやトラ検でも入る。スーパー式のCK-666は余裕で入るのだが、NKH第二909kHzはスーパー式だといつもビートが聞こえる。これは中間周波数455kHzの2倍高調波910kHzが放送波909kHzとビートを起こすことによるものらしい。CK-666でも909kHzを受信するとビートが結構聞こえる。これは中間周波数を正しく調整できた証でもある。市販のソニーやパナソニックのアナログ方式ラジオでも小さくビートが聞こえる。こういうことが起こるのはそもそもこの周波数で放送してるNHKが悪い。1978年にAM放送を10kHzステップから9kHzステップに変えるときにこの周波数を選択する時点でIF=455kHzがJIS標準なのだからビート障害が出ることは分かってたはずで、なんとかしなかったNHKか郵政省(当時の電監)が悪い。

— 後日談 —

選局されてないところで他のスーパーラジオではあまり聞かないプチプチノイズが入っていたので何でか確認したらIFT黄、IFT白のシールドがアースされていないため混入か放射されるノイズだった。取説には載ってない配線を追加してアースしたらノイズが少し減った。RF-IFやIF-検波段の結合も少しあるようで、RF段とIF段の間にシールドを設置したり、検波ダイオードあたりをシールドで覆うとバックのノイズが減少する。手を加えなくともシンプルな回路を通して小口径のスピーカから出る、少しざらついた音はいかにもキットのトランジスタラジオっぽくノスタルジックで趣がある。

あと、最後まで売れ残ってたアマゾンでも在庫無しになった。

短波ラジオに違法無線局が入感

日中27MHz付近で違法無線局がたくさん聞こえていた。 もう無線局はアマもフリラも廃局してしばらく経つから忘れていたが、そういえばEスポのシーズンだ。 平成も終わったというのに、まだまだ居るんですねぇ。ところで、、

電波法 第59条(秘密の保護)
第五十九条 何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

て文言が免許証の裏にも書いてあるんじゃなかったかな。本来は違法無線局であっても、その無線通信が「存在」していたことをこんなふうに口外してはいけないんだろうね。合法CB無線機ですらない機械で交信するのは明らかに違法だけど、その通信を受信したことによって知ったその存在を漏らすこともまた違法。