ELENCO エレンコ のAM/FMラジオキットを買った。

ELENCO エレンコの14石トランジスタ式のAM/FMラジオキットを買った。

AM/FM Radio Kit (Combo IC & Transistor) – AMFM108CK
https://www.elenco.com/product/amfm-radio-kitcombo-ic-transistor/

アメリカの会社の製品で、38ドル25セントのが国内では8,000~9,000円程度で売られている。いろいろ探して5,000円未満で売られているお店を見つけたので即注文。

今どきのラジオキットなんてアナログ、DSP程度の差はあっても大半IC化されてるし、80年代の国内の電子キットでもFMラジオはIC化されたものしか見たことがない。前にDSPラジオキットを作って完成させたが正直おもしろくなかった。制御CPUでプログラムするとか、SDRで復調も自分でやるとかなら面白いが今のところ気力が起きないし。

このキットはFM復調もトランスとトランジスタで検波するめずらしい構成。プリント基板なので組み立ては比較的簡単だけどAM、FMともスーパーヘテロダインで調整が必要。完全な調整とケーススタディのためにはAF発振器、RF発振器、オシロスコープ、デジタルマルチメータ(DMM)が必要だが、DMM以外は無くても調整できるよう放送波での調整法も説明されている。

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LM386でテストをするが最終的にトランスレスのトランジスタAFアンプに置き換えができる。

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裏面。パターンが広くて初心者でも簡単、と言いたいところだが熱が逃げてハンダがのりにくい。十分予熱が必要。しかも無鉛ハンダが付属してて、それを使うならある程度大容量のハンダゴテがあったほうが良さそう。取説にも注意書き有り。無鉛ハンダ用のコテ持ってないし、いつものを使いたくないから通常の有鉛ハンダを使った。

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取説は全部英語だがそこまで難しくはない。トランジスタのBCEの並びが日本の2SA、2SCとは異なってて若干混乱する。取付方向を間違ったりしながらなんとか完成。AMもFMも調整前の状態で小さいが音が出始めた。AMは調整するとすばらしい音量と音質で鳴った。FMは調整が不完全なのか少し音量が小さい気もするが普通に聞こえるようになった。FMバンドは88~108MHzに調整するようになっているが、未調整の状態だとコイルが密になっているのでおおよそ77~90MHzくらいで同調したから、コイルを巻きなおさなくても国内バンドで使えるようになった。その後76-90MHzにするために中間周波数を1MHz上げてIf=11.7MHzにして再調整したが音量が小さめなのは変わらず。

FMはコイルのまき直しと調整しないとダメな気がするものの、AMは歪も少ないし音量たっぷりでかなり良い感じ。ケースが無いのにホーマーやチェリーのラジオキットより音がいい。夜には近隣の大陸や半島の放送も余裕で入ってくる。김치는 정말 맛있어요! (キムチは本当においしいですよ!) みたいなこと言ってたからきっと韓国の放送なんだろう。

世の中的には組み立てキットでさえ専用のSDRチップで簡単組み立て、高性能!!みたいなのがウケがいいのかもしれない。中国製の電子キットなら市販のDSPラジオより安いし。他は回顧、高級志向でAM/SWなら真空管ラジオとかのキットもあったりするのに、バイポーラトランジスタのごく普通なスーパーラジオでAM/FMっていうのがまず見当たらない。最近よく出回ってる中国製の6~8石のAM専用ポケットラジオキットが安価で、質がいまいちとか、調整しにくいとか、指示通り組んでも発振するとかもはや動くかすら疑わしいが、素材としてはなかなか良いものだと思う。また試してみたい。

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ナムウィキ/ソニーラジオ からICF-M780N

SONY ICF-M780N は DSPラジオ。 から分離。

ソニー・ラジオ – 木の上のキーナム ウィキ
https://namu.moe/w/소니/라디오

韓国のサイトで興味深い内容の記述があった。韓国語はキムチとナムルしか知らないのでMS翻訳で引用。このページは韓国版のまとめサイトで、ものすごくよくまとめられている。

・ICF-506 (2017 年-現行)
ソニー初の本格的な DSP ダイヤルラジオ. 2017 年に初発売。受信チップは、S i 4831 人として知られている。I C F-F 10 より少し小さいサイズで、スピーカーの口径が大きい。日本では、ICF-801 のフォローアップとして、被験者に, このモデルは日本国内が機種に限定されておらず、世界で発売されている。上部にプラスチック製のハンドルが、DSP である。AA 電池3つの AC 電源を使用する。西洋では、優れたパフォーマンスでご好評をいただいていますが、日本では特に慣習的なアナログのラジオ愛好家の間では、ソニーならではの特性が消えたの批評がある。

・ICF-M780N (日本国内)、ICF-M780SL: PLL 方式の大型ラジオであり、2014年頃に発売された比較的最近のモデルである。ICF-M780N は日本国内版に短波帯のラジオ日経放送だけ受信可能である。国際版である ICF-M780SL は一般的な短波帯もサポートする。そして実際にこの機種はDSP 受信機である!

アマチュア無線もHF帯はIF段からDSP処理が全盛でアナログ固定機は廃れて久しい。ラジオはアナログに限るとかPLLやマイコンはノイズがとか絶対性能が出ないとか思いこんでるなら、そろそろ切り替えても良いと思った。

MS機械翻訳の「木の上のキー」というフレーズが全く理解できなかったのでがんばってハングルを読めるようにした。
소니 : so-ni ソニー
라디오 : ra-di-o ラジオ

これらは音がそのままハングル表記されてるようだ。

나무위키 : na-mu-wi-ki ナム ウィキ

「나무 위키」だと「木 ウィキ」だが、「나무 위 키」だと「木 上 キー」になる。「위(wi)」が「上」で、「키(ki)」は表音として「キー」なので翻訳機が分かち書きの解釈を失敗したものだと分かった。

プラスチック製のハンドルが、DSP である。
である、などと断定されても、プラスチック製のハンドルがDSPであるはずはないので、原文を見直す。

상단 플라스틱 손잡이가 달려있으며 DSP 방식이다.
上部 プラスチック(の*) 取っ手 付いていて、DSP 方式

달려있다 : tar-ryo-iss-ta 取り付けられている、~による(~次第)
~(으)며 ~ : (u-)myo ~で、~ (並列の接続詞、主に文章体)
방식 : bon-sik 方式
~(이)다. : (i-)da ~だ。~である。(文末表現の最も簡単なもの)
*助詞の「の」に対応する助詞は表記されていない。

今回は全く知らなかったハングル(한글)で書かれた韓国語(한국말)を読んでみた。위とか방식とかの漢字語の音が日本語(일본어)に似ていて親しみやすい気がするが、英語テスト1桁点をマークした身にとって外国語はやっぱりよくわからない。でも翻訳機無しで意味が分かるとちょっとおもしろいし、ハングルキーボード(한글 키보드)の入力方法も分かったので満足した。

ラジオの記事なのに韓国語の追記のほうが時間がかかった。

 

Panasonic RF-P155を改造して短波放送を聴いてみる。

Panasonicの普通のラジオがDSPベースに移行して久しい。

最安クラスのRF-P155R-P145がSi4836-A10を使っているらしく、素性が判っているなら改造も簡単なはずだと、さっそくケーズデンキで買ってきた。2000円。

RF-P155_1

最新のDSPラジオがどういったものなのか、気にはなってたので5分ほど普通に使ってみる。チューニングはアナログとは違うが、びっくりするほど普通の安物ラジオの音だ。(ICF-SW7600GRは間接自慢)

RF-P155_5

即日分解。中央の表面実装チップがSi4836。

RF-P155_2

改造ポイント付近。R8の下側、R14の下側を500kΩ(Bカーブ)の可変抵抗器の両端につなぎ、バンド切り替えスイッチの中点を可変抵抗器のタップにつなぐ。バンド切り替えスイッチは真ん中にして接点を浮かす。

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筐体を削ったり穴を開けるのもめんどくさいから、バンド切り替えスイッチのツマミを外してそこから線を引き出す。

RF-P155_6

両面テープでネチョっと固定したら、できあがり。ボリュームツマミを取り付けると尚良し。オリジナルの音量、同調ダイヤルはそのままにアンテナも干渉しない完璧なパッケージング。

見てくれはいまいちだがオールバンドのMW/SW/FMラジオになった。バンド切り替えはボリュームを回して少し静止するとバンドが切り替わる動作をするっぽい。FMアンテナにリード線をつけて延長すると、ラジオNIKKEI、CRI、KBSをはじめ朝鮮の声放送とか知らん国の短波放送がいろいろ聞こえてくる。ほかにもアンテナ回り(データシートではSWアンテナは外付けで1石プリアンプ付きが標準)をいじるとか、ステレオ化とか、トーンコントロール(Si4836に搭載の機能)とか、高音質化(スピーカ交換とかアナログ手法で)とか手軽に改造できそう。

参考にしたデータシート。

SILICON LABS Si4836-A10 – BROADCAST MECHANICAL TUNING AM/FM/SW RADIO RECEIVER
https://www.silabs.com/documents/public/data-sheets/Si4836-A10.pdf

Si4825/36-A ANTENNA, SCHEMATIC, LAYOUT, AND DESIGN GUIDELINES
https://www.silabs.com/documents/public/application-notes/AN738.pdf

TUNE2とGND間の抵抗値でバンドを切り替える仕組みになっており、リファレンスでは固定抵抗になっているが、はんだ付けはできるだけしたくないし計算も面倒だから可変抵抗器で実装した。目盛りをつけないとどこに合っているのかよく分からない。このスプレッド同調っぽいチューニングは案外悪くなく、バンドの状態をざっと知りたいときはICF-SW7600GRより軽快だ。短波は18バンドに分かれており、FM/AMも各国対応のバンドがあったりする。すべてのバンドが使えるかは試していないので不明だが、本来想定されてる固定抵抗で実装するほうが使い勝手は良いかも。

aitendoなんかのDSPチップ使用の電子キットラジオやモジュールを改造する記事は探すと結構出てるのに市販DSPラジオの短波対応改造はあまり見かけない。RF-P155の改造記事としては本邦初かも。本当はAM専用のR-P145で試したかったがケーズデンキの在庫が無かった。1,500円とか2,000円出せば同じようなDSPチップを搭載した中国製短波ラジオは買えるけれど、そのへんの電気屋で売ってる最安値ラジオに100円そこそこの部品をつけるだけで短波ラジオになるのがおもしろい。スーパーラジオの調整よりも簡単。

今のDSPラジオには短波コンバータなんて要らないな。

 

短波コンバータを作った。

短波放送を聴くなら短波ラジオを買えばよいのだが、ン十年前に読んでいた『子供の科学』で科学教材社の広告に載っていた「短波コンバータ」なるものが気になって仕方なかった。小学生には若干お高いので結局買わずじまいだったが、これを使えば手持ちのAMラジオで短波が聞ける、とそういうもの。

短波ラジオを持ってるのに、いまだに「短波コンバータ」への未練があるので作ってみる。いつものように短波コンバータでggrksるとOM皆さん素晴らしい成果を公開してくださってますね。ノスタルジックに真空管でとか、正統派高周波なデュアルゲートFETでミキサとか、VCO+リング変調器でとか。

今は短波ラジオを持ってるし、そうでなくともストリーミングで聴けるし、そんなに凝って作ってもどうせ使わないだろう。それにハンダ付けなんて面倒だし。なので手間をかけずに手っ取り早く作ったことにしたい。



できたできた。

swconv.jpg swconv_fig

おそらくラジオ工作史上最も簡単な短波コンバータ。ディップメーターのコイル部に4mくらいのワイヤアンテナの根本を数回巻き付けて、その端をAMラジオのアンテナに接続しただけ。ディップメータの出力がアンテナ側から放射されないかとか、そういうことは考えない。←気になる場合は結合度を下げるか、トランスを入れてインピーダンスを変えるか、1石アンプでも入れる。

親ラジオはソニーのICF-801。ごく普通のアナログAM/FMラジオ。アンテナはFM用だが、ラジオ本体に電波をInjectionできればいいのでこれで十分。AMラジオは上側バンドエッジ付近にチューニングしておき、ディップメーターで3~10MHz付近のコイルを使って最大出力くらいで適当に発振させる。ディップメーターのダイヤルをゆっくりゆっくり廻していくと運が良ければ短波放送が聞こえてくる。微調整はディップメーターの出力調整である程度可能だし、AMラジオ側でも行える。ディップメーターでなくともテストオシレータでもアンテナアナライザでもDDSなFGでもとにかく微弱なHF帯の信号を可変に発振できる機器なら何でもいい。短波ラジオの局発を取り出すとかいう意味不明な手段も良い。

夜に試すとダイヤル読み11.5MHz付近でCRI他5局くらい簡単に聞こえてきた。分離も十分。短波特有のフェージングも体感できる。ディップメーターの発振やコイルの結合も思ったより安定しててしばらく聞いていても周波数がそこまでずれたりもしない。

仕組みとしては原理的で、ワイヤーアンテナで受信した短波の電波Fwをディップメーターが発振する信号Foと混合してヘテロダイン周波数Fs=Fw-FoまたはFs=Fo-Fwを得る。AMラジオはSWよりも低い周波数しか受からないので必然的に差の周波数を受信することになる。ディップメーターが12MHz、AMラジオが1600kHzなら受信している周波数は13.6MHzか10.4MHz付近と推定できる。4アマでも習う内容。親ラジオの特性に影響されるから再現性は良くないが、いじるところが多くて面白い。アンテナを工夫するとか、結合コイルの巻き数はとか、ラジオのどこに接続するかとか、ラジオの受信周波数はとか、こんな単純なものでも試すところは無数にある。

性能は市販の短波ラジオには遠く及ばないが、こういう不便なのも良い。

ワイヤーアンテナを外に出してみたらHF帯のどのコイルでもなんらかの放送が聞こえてくる。午前10時前後に全部で30局以上は確認できる感じ。また親ラジオをFM76MHz付近のバンドエッジで受信し、VHF帯のコイルを使ったら、Eスポが発生していて90MHz台にある中韓あたりの放送も5局くらい入ってきた。親ラジオ単体+同一のワイヤアンテナで90MHz台を直接受信するよりなぜかずっと多く聞こえる。さらにHF帯のアマチュアのCWまで聞こえてきた。デジタル表示で一発選曲の広帯域受信機で聞くよりも未知の電波を捉えた気分が楽しい。

TVアニメに浸透してきたIoT家電

名探偵コナン  – 第898話「ケーキが溶けた!」
http://www.ytv.co.jp/conan/archive/k11691017.html

複雑な人間関係を理解する必要があるソーシャルな事件が、多いが今回は技術的な事故で分かりやすかった。というかつっこみどころ満載なんでエントリのネタにする。

・内容
喫茶店の冷蔵庫に保管してあるケーキが溶ける日がある。

・原因
タクシー無線がIoT家電の電気ポットに干渉して誤動作、発生した蒸気が冷蔵庫に入って温度が上昇したため。

安室は「電気ポットとタクシー無線の周波数が同じで電波干渉を起こした。」というような発言をしているが公安警察で陸上特殊無線技士の従事者免許を持っているはずなので、これはまずいだろう。電気ポットの周波数がタクシーと同一であることが事実なら電気ポットは技適を受けいていないか、タクシーが違法無線機を使っていることになる。

電気ポットは電源以外接続されていないようだし、1分で沸くタイプではなくて外出先から指示するくらい沸くまで長時間かかるようで、しかも外来電波で誤動作するような安物だから独自の周波数を使っているとも思えず、技適の有り無しは別にしてWi-Fi接続されているのだと思う。2.4GHz帯。

タクシーは配車センターとハンドマイクで交信していた。今どきの配車はシステム化されてて緊急時でなければいちいちオペレータと音声で交信することは少ない。デジタル変調されたつまらない信号が瞬間的に送られて、運チャンへの指示も画面に出るだけ。ただ、このタクシー会社は毎日のように運チャンが道端で指示まで眠てるとか、超絶ブラックな感じがするし、いろいろ遅れているのだろう。もうアナログのタクシー無線は使えなくなっているから、壊れかけの古い無線機を改造して違法無線局として運用しているに違いない。450MHz帯。

ところで探偵バッチもアガサ博士の「すごく高くまで飛べる」ドローンすら誤動作を起こすほどとなると、車両に設置された無線機並みに高出力なのだろうということも想像に難くない。ドローンも黒の組織にクラックされてなくてよかったね。

探偵バッチの所持者とタクシー会社は違法無線局を開設しており街中の機器を誤動作させている可能性大

前日の残り湯を放置したまま店を閉じたり、電気ポットと冷蔵庫を隣り合わせに置くような喫茶店の衛生状態が気になる。

受信趣味はオワコン

アマチュア無線は無線機も免許も処分して広帯域受信機だけが残ってた。

バーテックススタンダードのVR-500。割と高級機でSSBとCWに対応してるのでLF/HF/50/144/430/1200MHzのアマチュア無線をオールモードで受信できることとAM/FM/短波放送を聴くこと以外はマリンバンドとエアバンドと特小・CBの受信くらい。

それ以外の国内のいわゆる「おもしろ無線」は近年ほぼすべてデジタル化完了。以前は警察無線以外の大半がアナログFMだったのでコードレスでご近所の情報を収集したり、携帯の無駄な会話をこっそり聞いたりという悪趣味なことをはじめ、消防無線で真っ先に火事場を突き止めたり、電車の遅延情報を正確に知るとか、バス・タクシー無線で道路情報を収集、そのほか業務無線とかワイヤレスマイクとか楽しみ方はかなりいろいろあった。現在はお仕事無線の大半がデジタル化されて、消防・防災無線すらデジタル化完了で災害対策などという大義名分も成立せず。所轄系はアナログらしいけど近くでは聞けたためしがない。コードレスも大半2.4GHz帯のデジタルで380MHz帯はガラガラ。盗聴器もデジタル化されつつある。残るは地元の400MHz帯のJR Cタイプ無線、150MHz帯のバス無線くらい。これもいつまでアナログが続くか。

真空管アンプに今も需要があるのとは対照的に真空管ラジオがニッチであるのと同じように、アマチュア無線に対して受信趣味はニッチだ。遊び方としてデジタル変調を解読しようとか、バズ音で発振源を特定しようとか、そういう技術的な楽しみ方もあるが手軽さや面白さに欠けるし、デジタル変調を聞けるアダプタもでてはいるものの、そこまでして聞けるものがデジ簡とD-STARなんかとか全く聞く気も起きないし。エアバンドとマリンバンドくらいならアマ無線機の受信機能で十分だし、短波放送もネット配信で聴けるからBCLラジオすら要らない。短波やアマチュアを聞くならSSB非対応の廉価版広帯域受信機では意味がないし。受信趣味は当時もアマチュア無線の副次的行為ではあったが、ユーティリティ無線を受信して楽しむという行為は趣味としてもはや成立しない。BCLやオーディオと同様に90年代は楽しかったという過去の記憶となった。

広帯域受信機、ラジオライフ、アクションバンド電波、すべてが懐かしい。

そしてソニーの短波ラジオを残してVR-500も手放した。趣味の無線よ、さようなら。

ICF-801買ったった。

ソニーのラジオをまた買った。泣く子も黙る十和田オーディオ製ICF-801。

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定価の倍近いア●ゾンのぼったくり価格だったが仕方ない。去年買っておくべきだった。回路的にはごく普通のAM/FMアナログICラジオ。チューニングも含めてデジタル要素無し。IC化されてはいるがアナログスペシャルファンクションなので実質シリコントランジスタスーパーラジオ。

辛口レビューをするとAMの9kHzビートがうるさい。夜間はひどくて本体を回してヌル方向への調整が面倒。スケールがICF-EX5MK2みたいにリニアじゃないからどこに合っているのかわかりにくい。感度が良い分夜間は特に良くわからない状態になる。FMもスケールがリニアじゃなくて合わせにくい。高い周波数でイメージ受信が発生する。双峰特性がおかしいのかAFCがおかしいのかジャストチューニングの位置から少し上側にも微妙に同調する山があって変。下側にも弱めに同調の山がある。AMでもFMでもボリューム最小でも同じレベルで熱雑音起因のサーという音のノイズがある。これはバブル期の単体オーディオのアナログチューナーとは比較にならない(ほど悪い)し、今どきのDSPラジオICF-M780Nと比べて感度、選択度、S/N、隣接ビート、イメージ受信いずれも負けてるし、いくら良いとはいっても音質はポータブルラジオの域を出ない。細かいところでは電池3本というのがいただけないし、ACケーブルのコネクタも特殊で使まわしがしにくいし、照明は役に立たないくらい見にくい。正直なところICF-801に対するネットの評価は過大だと思った。

それでもホームラジオとしてのまとまりは良い。シングルスピーカーから出るAMのアナウンサーやFMのDJの声は聴きやすく、音楽はその場で鳴っているような感じ。ステレオ装置から出てくる音の作り物感やゴージャスな装飾感とはまた違う良さ。アナログ機の高品質ポータブル兼ホームラジオとしては最後の製品になるだろう。

 しばらく使ってみた感想。確かに昼間に聞くAMラジオは高域が伸びててAM放送なのにすっきりしてて透明感がある。対して夜間は隣接局のビートがひどくて耳障り。率直に申し上げて、聞くに耐えない。IFフィルターのブロードな特性からだろう。ワイドなフィルタだから妨害局を同調ずらしで逃げるのができなくて(ずらすと別の局が入る、ビートがひどくなる)、本体をヌル方向に向けて低減することになるのだが、マニア自慢の長い高感度バーアンテナと、自慢の高音質ワイドIFフィルタのせいで向きの調整がかなりシビア。AC電源使用時は盛大にノイズが侵入するのでACコードはローカル局を固定で聴く専用。5chか何かでセラフィルの型番が書いてあったので調べたら10kHz帯域のものを使用しているらしい。そんなものを使用していたら今の9kHzステップの放送だとビートが酷いのも当然。バーアンテナが長くて高感度設計なのにフィルタの帯域がチャンネル幅を超えてて切替もできないなんて、どうかしてる。

 FMはというと、とにかく選局の「決まらなさ」が酷い。ジャストチューンの前後少しずれたところでも中途半端に選局された状態になるし、イメージ受信も結構あるから、この特性を把握しておかないときちんとチューニングできない。あとバックグラウンドのノイズも結構多いから近距離、小音量では耳障りで気になる。
 一般人が使うとピーピーうるさいとか、ずれた選局で入り悪いとか言い出しかねない。性能も操作性も理解できる選ばれた人が使うべきで、「シロウトにはオススメできない、逸般人向け」。あとは「9kHzビートが聞こえなくなった年齢の人」「小さい音が聞こえにくくなった年齢の人」にはちょうど良いかも。中華短波ラジオのときもそうだったが、ネットでいくら高評価を得ていてもそれは最適解ではないし、最後は自分で判断することだってまた思い知った。値段が無駄に高かったからなおさら。

ICF-801の音質は確かに良い。一生のうちに一度は聴いて損はないが、プレミア価格で買うほどのものでもなかったね。

てなことで手持ちの単体ラジオは家族共同のICF-M780N、短波のICF-7600GR、防災用のICF-T46だけになった。Elencoのキットラジオは近いうちにバラすだろう。

SONY ICF-M780N は DSPラジオ。

ソニーのラジオICF-M780N。

http://www.sony.jp/radio/products/ICF-M780N/

商品説明では「FM/AM/ラジオNIKKEI PLLシンセサイザーポータブルラジオ」となっており非常に控えめな表現。モノラル、トーンコントロール無し。目立った特徴といえばタイマー機能くらい。

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早速分解してみた。

小ぶりな内蔵のトランス。ACアダプタが要らないのはホームラジオとしてとても良い。

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メイン基板。

icfm780n-3

これは、、完全なるDSPラジオ。いわゆるPLLっていうラジオじゃない。IFフィルターの1つすら無くて、ダイレクトコンバージョンで復調もLSIでデジタル信号処理するタイプ。チップのブロック図とかを見るとPLL方式ですら無い気がする。Automatic frequency control(AFC)って書いてあるけどPLLの記述は無いし、受信信号に対して局発の周波数を調整しているっぽいけど、位相比較でループがかかってるというような言い回しはしてない。詳細は分からないがもはやPLLラジオですらないDSPラジオってことか。

※DSPチップのAFCとやらがPLL(位相比較のフィードバック制御)なのか、PLL以外の方法で周波数追従しているのかが不明。もしかしたらPLLかもしれないが、比較の基準になる発振器や分周器は無さそうだしデジタル処理ならやっぱり「位相比較」ではない可能性が高い気がする。信号の中心周波数やキャリアを抜き出すくらいアナログ手法な位相比較を使わなくてもデジタル信号処理ならいくらでもできそうだし。デジタル表示ラジオがすべてPLL方式だなんていう思い込みは捨てよう。(バリコン式アナログOSC+デジタル周波数カウンタなラジオだって存在するらしい→「同調方式:液晶表示アナログ同調」のラジオ)

※技術的にはトンチンカンであっても、世間は「ボタンとかでデシタル式にで選局できるやつ」をPLL式、「(DSP入力VRでもOSCのVCでも)無段階のダイヤルで選局するやつ」をアナログ式、「(PLLのカウント値でも、OSCの周波数表示でも)とにかく表示がデジタル」なのをデジタル、「少なくとも復調がDSPで、アナログ復調+AF段DSP(ただの音質イコライザ)ではないやつ」をDSPって定義していると理解した。

・右側にある独立した基板はラジオの心臓部、レシーバチップが載った受信モジュール。実装されているチップ表面の表記は「3460 / DBCX / .724」で、SILICON PABS https://jp.silabs.com/ の Si4734/35 AM/FM/SW/LW ラジオ・レシーバ Si4734-D60。短波やFMステレオも実装されたDSPラジオチップ。これにマイコンのコントローラとAFアンプをつなげばラジオが完成。以前のアナログラジオはICラジオでもSONY製スペシャルファンクションICが使われててIt’s a SONYに偽り無しだったが、今どきのDSPラジオでは社外のレシーバチップが主要な性能を司ることに。

データシート
https://www.silabs.com/documents/public/data-sheets/Si4730-31-34-35-D60.pdf

・受信モジュールにアンテナを直接つながずにプリアンプやダイオードクランプが入っていて感度や安全性を確保しているっぽい。データシートの標準回路ではチップ直結でも良いことになってるが、そのへんはメーカー製品の実装。

ノイズ対策のためかシールドされているのはおそらくコントローラのマイコン周辺。半田を外さないと中が見られない。液晶表示とレシーバチップのコントロールをしているのは間違いないが、それ以上の詳細は不明。

・受信モジュール右上の「LW」表記のランドが未実装。これは海外モデルのICF-M780SL用のものだろう。

・アンテナは長いバーアンテナだがアナログラジオの同調コイルを兼ねたものではなく、単純な微小アンテナに見える。バーアンテナの左側付近に「LW」の表記があるがコイルは未実装。

コントローラ周りをちょっといじったらSL化してNIKKEI以外の短波も受信できるかなって思ったけどコントローラやファームの素性が全くわからないし、LWは部品無しでそのままでは受からないし。苦労するだけかなって思った。FMバンドが世界標準の80-108MHzになっても困るし。それ以前に素人がちょっといじって調整なんていう箇所も全く無い。デジタルラジオは失敗したがラジオのデジタル化は止まらない。これも時代の流れ。この性能でNIKKEI以外の短波が受かったら ICF-SW7600GR を廃番にしてもいいって思った。できればXDR-55TVみたいにホワイトバージョンも。→SW7600GRは今月で生産終了になったらしい。合掌。パナソニックに続いてソニーも真のアナログ機は終焉に向かう様子。

この機種はラジオとしては最高の品質。選局はボタン一発、音量・音質十分で感度・選択度も最高。オンとオフのタイマーもついてて、デザイン良し。レトロなBCLラジオもいいけれど、簡単便利で高性能なDSPラジオは現代のラジオの標準として相応しい。ICF-801と比較しても操作性、感度、ノイズどれをとってもM780Nのがいい。耳障りな9kHzビートも無い。FM補完放送あたりでイメージ受信が発生しない。違うのは音質(好みの問題)と電池持ち(M780Nの電池は十分持つし、非常用にでも電池が一組あれば全く問題ないだろう)。対してICF-801なんかFMのイメージ受信が盛大で、AMも双峰特性がおかしくてピークが3山になってるありさまで、広域でも狭域でもチューニングが難しい。ICF-EX5MK2と比較しても音質、FM感度はM780Nが上。AMは同期検波がないがDSP処理との差は限界ギリギリで差がでる程度というか分からないくらい互角、そもそもAM放送の受信で同期検波あって助かった、という経験はそんなに多くない。音質を犠牲にしてでもノイズに埋もれるような放送や隣接局の妨害受ける放送を日常的に聴きたいのかを問えば、どちらが良いか答えが出る。いくら高感度な受信機をもってしても受からない電波は受信ができない、そういうことはハムにとっては常識だったわけで「バーアンテナが一番長いから高感度のEX5が最高のラジオ。ラジオは高感度が命。」っていう妄信は改めた。

5ちゃんねるでラジオスレ立つたびにバーアンテナの長さ一覧貼ってくれてるアレ、古いBCL機種を上位に混ぜて、お気に入り骨董品のクーガやEX5のマウントでもとってるつもりなのかな。EX5とM780Nの数センチしかない差を気にするくらいなら外部アンテナ系をどうにかした方がいい。
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/kaden/1465053750/4

ICF-M780NはDSPチップ自体がSW/LWに対応しててもマイコンのコントローラで制御しているので、コントローラ側が対応してない限り簡単には改造できそうにないが、コントローラを使ってないタイプのDSPラジオは簡単に改造できる。ICF-506をこの方式で改造できるか試してみたい。このチップはチューニングに可変抵抗器の分圧を使うが、単に簡易な入力エンコーダとしての実装であってVCOや周波数コンバータの内部回路に直接働きかけるようなものではない気がする。(抵抗の分圧回路→A/D→ポジション検出→周波数変換器、DC受信機の受信周波数確定てな感じ)

Panasonic RF-P155を改造して短波放送を聴いてみる。https://mzex.wordpress.com/2018/08/06/13201/

 →P155とは違って、ICF-506はSW機能無しのSi4831なので短波化は無理っぽい。同一形状で同一ピン配置のSi4835に張り替えられれば短波対応できそう。この手のラジオはきょう体とスピーカーが勝負だからチップ張り替えやアンプ交換も改造手法としては有りかも。Si4831のままでもステレオ化、トンコン機能追加、外部アンテナ追加とかいろいろできることはある。
https://www.silabs.com/documents/public/data-sheets/Si4831-35-B30.pdf

商用電源測定時のプローブGNDが外れていてもよい理由

おかげさまで思わず知らんところで引用されちゃってる『オシロスコープで商用電源を直接測ってみる』のエントリだけど、一部信用されてないようなんでもう一つ実験しておきます。

今は回路設計しない私なんかよりも博学で高尚な現役のプロとお見受けするお方にておつぶやきのありがたい啓示をうけた様子、なんでも「基準電位の意味とか知らんアホや。」とかそういう感じの。

これでよろしいでしょうか。

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波形が以前のものより汚いとか電圧が落ちてるのは家中複数台のエアコンがフル稼働のため。それより注目してほしいのはプロービングしてるコンセント。拡大するとこんな感じ。

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プレートが汚いから音質に影響しそうとかそういうのはどうでもいいです。

※マネするときはいろいろ注意してください。

オシロのプローブのGNDを測定点より離すと問題が出るってのは確かに正しい。仮に「理想的」でもなく家庭用のコンセントのアースがD種接地工事の最大値100Ωで、電柱側も同程度(本当はB種接地なのでもっと小さい)、大地抵抗はこのさい無視するとして、オシロの内部抵抗が1MΩ(実際には10:1プローブでもっと大きくなる)ならば100Vを測定したときそこに発生する電位差(電圧降下)は0.02Vくらいなわけで。100Vの測定に0.01V単位の差が出たところで困ることもなかろう。

実際にはオシロのFGのアースの取り方が不完全だと1V程度とか確認できるくらいの電位差が発生するけれど、それでも測定の目的として高周波の測定をしてるわけでもないし、商用電源を直接測定する場合はアース間の電位差よりもホットコールドを間違えて短絡、地絡、感電するような危険性を優先して排除すべきで、上のような写真の状態にするには先にプローブ側を当ててホット・コールドを識別してからGND側をコールドに接続すればOK。

プロービングポイント付近に基準電位を設けるというのは教科書的には正しいけれど、単純に「100Vの波形を見る」という目的を達成する場合、プローブのGNDをいきなりつなぐのははっきりいって危険で、前回のエントリでは「プローブのGNDを理由なくどこにも繋ぐな」を一つの解とした。コンセント2極間のコンマ何ボルト単位で電圧を測りたいというのと、波の形を安全に見るというのでは目的が違う。GNDをつながずプローブの先端で触る方法なら、だれが適当にやっても地絡はしないわけで誰かが適当にマネをしても危険は及ばない。今回の写真のマネを理解せずにやったら1/2の確率でバチっといくわけで、自分が書いた記事が元で事故やらケガやらされたら責任持てないし。

測定者の安全なんかよりもコンマゼロいくつの数値の世界を追求するなんて、超スーパーハイエンドオーディオの世界は手厳しいな。まさにオ●ンピック級!! ぜひぜひ掃除機つないだら90Vに下がるような極限の環境下で高音質を追求してくださいっ。うち、掃除機つないだところで測ったら100V以上でしたよ。

ほかにも違う見かたをするともっと簡単で、測定点付近にGNDを接続しないのは「大地アースを基準電位として測定してる」だけ。商用電源は接地されてるんだからそこが基準。アナログAF回路の基本中の基本、1点アースの配線のし方とよく似てるんだけどね。それに仮にアースポイントまでの電圧降下があったってその分を計算で補正して正しい値にするとか、普通のアナログテスタでもやると思うんだけど。

他にもエゴサーチしたらちょっとクスッとしてしまうようなやりとりを見つけた。

オシロスコープ 100Vのサイン波の謎
https://www.qabox.jp/question/qa7722.html

金属製の机にプローブを当てたら100V 60Hzの波形が見えました!なんで?っていうことで、なぜかうちのエントリが引用されちゃってます。質問者は100Vをオシロで測りたいって言ってるわけでは無いから、ちょっと違うんだけどなーとか思った。せっかくの”エンジニア質問箱”なんだし回答者には「誘導」「浮遊容量」あたりをキーワードに答えてほしい。

ディップメーター買い替え。

ディップメーターを買い替えた。

前使っていたディップメータは三田電子のDMC-230S2というもので、周波数カウンタ内蔵で最高に使いやすかった。が、メーカはすでに廃業しているし、回路図も公開されてないし、大半はディスクリート部品だけど周波数カウンタ部は専用ICで壊れたらたぶん修理は難しい。主要パーツの一つであるバリコンがポリバリコンだというのも買い替えの契機。これは組み込み型電池と同じで、寿命が存在する部品の一つ。

dmc230s2-1

ポリバリコンはポリエチレンフィルムとロータがある程度の圧力がかかった状態で密着して回転する構造になっており物理的に摩擦が生じるため、長期間使用していると問題が出てくる。ラジオなんかだとチューニング時に「バリバリ」と大きな雑音が入るようになる。今のところポリバリコンの入手性に問題は無いが、20年前の日本製のものと比較して今の台湾、中国製の品質が良いかどうかはかなり疑問。ここ5年くらいで買ったポリバリコンは中華製で軸の回転が固く、スベリも良くないしバックラッシュもあって結果としてラジオのチューニングがしにくくなるようなものだった。DMC-230S2はバーニアがついているので使いにくさは多少緩和されるとはいえセットの構造的にも交換が面倒な感じもする。写真では分かりにくいが、バリコンを交換するためには立ち基板の広いGND部の半田を外す必要がある。

dmc230s2-2

また、仮に周波数カウンタ部分がおかしくなった場合で修理できなければダイヤルに目盛りも無いから単体ではほぼ使い物にならない。まあ、器用な人なら周波数カウンタくらいは自作して組み込めると思うけど、そういう人はVFO部分だって自作できると思う。

そもそも現在ではアマチュアでもアンテナアナライザが主流でディップメータは出番が減っていて既製品は少ない。中古かデッドストックを探すか自作するという手もあるが、正直面倒なので既製品を探してみると少なくとも台湾メーカが1機種作っている。

LODESTAR – Grid DIP Meter DM-4061
http://www.lodestarelec.com/27-grid_dip_meter.html

本体に「Tr DIP METER」って書いてあんのに、どこがグリッドやねん、とツッコミたいが、このDM-4061はネットの知見によるとリーダー電子のLDM-815のデッドコピーなサガ電子のDM-250をリーダー電子からGWInstekが権利を買って2016年ごろに再生産したものらしく、コピー品が正規品になって現代によみがえったよくわからない経歴のゾンビな機種ってことっぽい。GWInstekといえばTEXIOの関連(博打感覚な中国製測定器メーカ製を買うわけでもないという意訳)ってことで、さっそく買ってみた。今なら15,000円前後で手に入る。

ネットで見た写真とほぼ同じで確かにエアバリコンが使われている。部品もほぼすべて汎用品で回路図も探せば出てくるので壊れてもケース以外は修理できそう。最初から周波数がぜんぜん合ってなくてネジロックを外して調整するハメになったけど。

dm4061-1

dm4061-2

デジタル周波数カウンタは無いが、受信機やオシロで周波数は確認できるからあまり気にならない。

それより最低周波数が1.5MHz(目盛りがいいかげんで実際には1650kHzくらい)からで、455kHzのIFやMFのAMラジオの調整に使えないことのが困った。コイルを巻かないといけない。