TVアニメに浸透してきたIoT家電

名探偵コナン  – 第898話「ケーキが溶けた!」
http://www.ytv.co.jp/conan/archive/k11691017.html

複雑な人間関係を理解する必要があるソーシャルな事件が、多いが今回は技術的な事故で分かりやすかった。というかつっこみどころ満載なんでエントリのネタにする。

・内容
喫茶店の冷蔵庫に保管してあるケーキが溶ける日がある。

・原因
タクシー無線がIoT家電の電気ポットに干渉して誤動作、発生した蒸気が冷蔵庫に入って温度が上昇したため。

安室は「電気ポットとタクシー無線の周波数が同じで電波干渉を起こした。」というような発言をしているが公安警察で陸上特殊無線技士の従事者免許を持っているはずなので、これはまずいだろう。電気ポットの周波数がタクシーと同一であることが事実なら電気ポットは技適を受けいていないか、タクシーが違法無線機を使っていることになる。

電気ポットは電源以外接続されていないようだし、1分で沸くタイプではなくて外出先から指示するくらい沸くまで長時間かかるようで、しかも外来電波で誤動作するような安物だから独自の周波数を使っているとも思えず、技適の有り無しは別にしてWi-Fi接続されているのだと思う。2.4GHz帯。

タクシーは配車センターとハンドマイクで交信していた。今どきの配車はシステム化されてて緊急時でなければいちいちオペレータと音声で交信することは少ない。デジタル変調されたつまらない信号が瞬間的に送られて、運チャンへの指示も画面に出るだけ。ただ、このタクシー会社は毎日のように運チャンが道端で指示まで眠てるとか、超絶ブラックな感じがするし、いろいろ遅れているのだろう。もうアナログのタクシー無線は使えなくなっているから、壊れかけの古い無線機を改造して違法無線局として運用しているに違いない。450MHz帯。

ところで探偵バッチもアガサ博士の「すごく高くまで飛べる」ドローンすら誤動作を起こすほどとなると、車両に設置された無線機並みに高出力なのだろうということも想像に難くない。ドローンも黒の組織にクラックされてなくてよかったね。

探偵バッチの所持者とタクシー会社は違法無線局を開設しており街中の機器を誤動作させている可能性大

前日の残り湯を放置したまま店を閉じたり、電気ポットと冷蔵庫を隣り合わせに置くような喫茶店の衛生状態が気になる。

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受信趣味はオワコン

アマチュア無線は無線機も免許も処分して広帯域受信機だけが残ってた。

バーテックススタンダードのVR-500。割と高級機でSSBとCWに対応してるのでLF/HF/50/144/430/1200MHzのアマチュア無線をオールモードで受信できることとAM/FM/短波放送を聴くこと以外はマリンバンドとエアバンドと特小・CBの受信くらいしかできなくなってしまった。

それ以外の国内のいわゆる「おもしろ無線」は近年ほぼすべてデジタル化完了。以前は警察無線以外の大半がアナログFMだったのでコードレスでご近所の情報を収集したり、携帯の無駄な会話をこっそり聞いたりという悪趣味なことをはじめ、消防無線で真っ先に火事場を突き止めたり、電車の遅延情報を正確に知るとか、バス・タクシー無線で道路情報を収集、そのほか業務無線とかワイヤレスマイクとか楽しみ方はかなりいろいろあった。現在はお仕事無線の大半がデジタル化されて、消防・防災無線すらデジタル化完了で災害対策などという大義名分も成立せず。コードレスも大半2.4GHz帯のデジタルで380MHz帯はガラガラ。盗聴器もデジタル化されつつある。残るは地元の400MHz帯のJR Cタイプ無線、150MHz帯のバス無線くらい。これもいつまでアナログが続くか。

真空管アンプに今も需要があるのとは対照的に真空管ラジオがニッチであるのと同じように、アマチュア無線に対して受信趣味はニッチだ。遊び方としてデジタル変調を解読しようとか、バズ音で発振源を特定しようとか、そういう技術的な楽しみ方もあるが手軽さや面白さに欠けるし、デジタル変調を聞けるアダプタもでてはいるものの、そこまでして聞く気も起きないし。エアバンドとマリンバンドくらいならアマ無線機の受信機能で十分だし、短波放送もネット配信で聴けるからBCLラジオすら要らない。当時もアマチュア無線の副次的行為ではあったが、ユーティリティ無線を受信して楽しむという行為は趣味としてももはや成立しない。BCLやオーディオと同様に90年代は楽しかったという過去の記憶となった。

広帯域受信機、ラジオライフ、アクションバンド電波、すべてが懐かしい。

SONY ICF-M780N は DSPラジオ。

ソニーのラジオICF-M780N。

http://www.sony.jp/radio/products/ICF-M780N/

商品説明では「FM/AM/ラジオNIKKEI PLLシンセサイザーポータブルラジオ」となっており非常に控えめな表現。モノラル、トーンコントロール無し。目立った特徴といえばタイマー機能くらい。

icfm780n-1

早速分解してみた。

小ぶりな内蔵のトランス。ACアダプタが要らないのはホームラジオとしてとても良い。

icfm780n-2

メイン基板。

icfm780n-3

これは、、完全なるDSPラジオ。ただのPLLってだけのラジオじゃない。IFフィルターの1つすら無くて、ダイレクトコンバージョンで復調もLSIでデジタル信号処理するタイプ。チップのブロック図とかを見るとPLL方式ですら無い気がする。Automatic frequency control(AFC)って書いてあるけどPLLの記述は無いし、受信信号に対して局発の周波数を調整しているっぽいけど、位相比較でループがかかってるというような言い回しはしてない。詳細は分からないがもはやPLLラジオですらないDSPラジオってことか。

・右側にある独立した基板はラジオの心臓部、レシーバチップが載った受信モジュール。実装されているチップ表面の表記は「3460 / DBCX / .724」で、SILICON PABS https://jp.silabs.com/ の Si4734/35 AM/FM/SW/LW ラジオ・レシーバ Si4734-D60。短波やFMステレオも実装されたDSPラジオチップ。これにマイコンのコントローラとAFアンプをつなげばラジオが完成。以前のアナログラジオはICラジオでもSONY製スペシャルファンクションICが使われててIt’s a SONYに偽り無しだったが、今どきのDSPラジオでは社外のレシーバチップが主要な性能を司ることに。

データシート
https://www.silabs.com/documents/public/data-sheets/Si4730-31-34-35-D60.pdf

・受信モジュールにアンテナを直接つながずにプリアンプやダイオードクランプが入っていて感度や安全性を確保しているっぽい。データシートの標準回路ではチップ直結でも良いことになってるが、そのへんはメーカー製品の実装。

ノイズ対策のためかシールドされているのはおそらくコントローラのマイコン周辺。半田を外さないと中が見られない。液晶表示とレシーバチップのコントロールをしているのは間違いないが、それ以上の詳細は不明。

・受信モジュール右上の「LW」表記のランドが未実装。これは海外モデルのICF-M780SL用のものだろう。

・アンテナは長いバーアンテナだがアナログラジオの同調コイルを兼ねたものではなく、単純な微小アンテナに見える。バーアンテナの左側付近に「LW」の表記があるがコイルは未実装。

コントローラ周りをちょっといじったらSL化してNIKKEI以外の短波も受信できるかなって思ったけどコントローラやファームの素性が全くわからないし、LWは部品無しでそのままでは受からないし。苦労するだけかなって思った。それ以前に素人がちょっといじって調整なんていう箇所も全く無い。デジタルラジオは失敗したがラジオのデジタル化は止まらない。これも時代の流れか。このまま使いやすいラジオとして使うことにして、そっ閉じ。

この機種はラジオとしては最高の品質。選局はボタン一発、音量・音質十分で感度・選択度も最高。オンとオフのタイマーもついてて、デザイン良し。レトロなBCLラジオもいいけれど、簡単便利で高性能なDSPラジオは現代のラジオの標準として相応しい。ICF-801と比較しても操作性、感度、ノイズどれをとってもM780Nのがいい。違うのは音質の性格(好みの問題)と電池持ち。耳障りな9kHzビートも無い。FM補完放送あたりでイメージ受信が発生しない。イメージ受信が盛大で、双峰特性でピークが3山になってるありさまで、広域でも狭域でもチューニングが難しいICF-801なんかと違ってデジタル一発選局。ICF-EX5MK2と比較しても音質、FM感度はM780Nが上。AMは同期検波がないがDSP処理との差は限界ギリギリで差がでる程度というか分からないくらい互角、そもそもAM放送の受信で同期検波あって助かった、という経験はそんなに多くない。音質を犠牲にしてでもノイズに埋もれるような放送や隣接局の妨害受ける放送を日常的に聴きたいのかを問えば、どちらが良いか答えが出る。いくら高感度な受信機をもってしても受からない電波は受信ができない、そういうことはハムにとっては常識だったわけで「バーアンテナが一番長いから高感度のEX5が最高のラジオ。ラジオは高感度が命。」っていう妄信は改めた。

この性能でNIKKEI以外の短波が受かったら ICF-SW7600GR を廃番にしてもいいって思った。(できればXDR-55TVみたいにホワイトバージョンも。)→SW7600GRは今月で生産終了になったらしい。合掌。パナソニックに続いてソニーも真のアナログ機は終焉に向かう様子。

ソニー・ラジオ – 木の上のキー (?)
https://namu.moe/w/소니/라디오

韓国のサイトで興味深い内容の記述があった。韓国語はキムチとナムルしか知らないのでMS翻訳で引用。このページは韓国版のまとめサイトで、ものすごくよくまとめられている。

・ICF-506 (2017 年-現行)
ソニー初の本格的な DSP ダイヤルラジオ. 2017 年に初発売。受信チップは、S i 4831 人として知られている。I C F-F 10 より少し小さいサイズで、スピーカーの口径が大きい。日本では、ICF-801 のフォローアップとして、被験者に, このモデルは日本国内が機種に限定されておらず、世界で発売されている。上部にプラスチック製のハンドルが、DSP である。AA 電池3つの AC 電源を使用する。西洋では、優れたパフォーマンスでご好評をいただいていますが、日本では特に慣習的なアナログのラジオ愛好家の間では、ソニーならではの特性が消えたの批評がある。

・ICF-M780N (日本国内)、ICF-M780SL: PLL 方式の大型ラジオであり、2014年頃に発売された比較的最近のモデルである。ICF-M780N は日本国内版に短波帯のラジオ日経放送だけ受信可能である。国際版である ICF-M780SL は一般的な短波帯もサポートする。そして実際にこの機種はDSP 受信機である!

アマチュア無線もHF帯はIF段からDSP処理が全盛でアナログ固定機は廃れて久しい。ラジオはアナログに限るとかPLLやマイコンはノイズがとか絶対性能が出ないとか思いこんでるなら、そろそろ切り替えても良いと思った。

 

ディップメーター買い替え。

ディップメーターを買い替えた。

前使っていたディップメータは三田電子のDMC-230S2というもので、周波数カウンタ内蔵で最高に使いやすかった。が、メーカはすでに廃業しているし、回路図も公開されてないし、大半はディスクリート部品だけど周波数カウンタ部は専用ICで壊れたらたぶん修理は難しい。主要パーツの一つであるバリコンがポリバリコンだというのも買い替えの契機。これは組み込み型電池と同じで、寿命が存在する部品の一つ。

dmc230s2-1

ポリバリコンはポリエチレンフィルムとロータがある程度の圧力がかかった状態で密着して回転する構造になっており物理的に摩擦が生じるため、長期間使用していると問題が出てくる。ラジオなんかだとチューニング時に「バリバリ」と大きな雑音が入るようになる。今のところポリバリコンの入手性に問題は無いが、20年前の日本製のものと比較して今の台湾、中国製の品質が良いかどうかはかなり疑問。ここ5年くらいで買ったポリバリコンは中華製で軸の回転が固く、スベリも良くないしバックラッシュもあって結果としてラジオのチューニングがしにくくなるようなものだった。DMC-230S2はバーニアがついているので使いにくさは多少緩和されるとはいえセットの構造的にも交換が面倒な感じもする。写真では分かりにくいが、バリコンを交換するためには立ち基板の広いGND部の半田を外す必要がある。

dmc230s2-2

また、仮に周波数カウンタ部分がおかしくなった場合で修理できなければダイヤルに目盛りも無いから単体ではほぼ使い物にならない。まあ、器用な人なら周波数カウンタくらいは自作して組み込めると思うけど、そういう人はVFO部分だって自作できると思う。

そもそも現在ではアマチュアでもアンテナアナライザが主流でディップメータは出番が減っていて既製品は少ない。中古かデッドストックを探すか自作するという手もあるが、正直面倒なので既製品を探してみると少なくとも台湾メーカが1機種作っている。

LODESTAR – Grid DIP Meter DM-4061
http://www.lodestarelec.com/27-grid_dip_meter.html

本体に「Tr DIP METER」って書いてあんのに、どこがグリッドやねん、とツッコミたいが、このDM-4061はネットの知見によるとリーダー電子のLDM-815のデッドコピーなサガ電子のDM-250をリーダー電子からGWInstekが権利を買って2016年ごろに再生産したものらしく、コピー品が正規品になって現代によみがえったよくわからない経歴のゾンビな機種ってことっぽい。GWInstekといえばTEXIOの関連(博打感覚な中国製測定器メーカ製を買うわけでもないという意訳)ってことで、さっそく買ってみた。今なら15,000円前後で手に入る。

ネットで見た写真とほぼ同じで確かにエアバリコンが使われている。部品もほぼすべて汎用品で回路図も探せば出てくるので壊れてもケース以外は修理できそう。最初から周波数がぜんぜん合ってなくてネジロックを外して調整するハメになったけど。

dm4061-1

dm4061-2

デジタル周波数カウンタは無いが、受信機やオシロで周波数は確認できるからあまり気にならない。

それより最低周波数が1.5MHz(目盛りがいいかげんで実際には1650kHzくらい)からで、455kHzのIFやMFのAMラジオの調整に使えないことのが困った。コイルを巻かないといけない。

 

ウィンドウスルーケーブルを分解してみた。

無線局免許状を返納してアンテナを下したから、不要になったウィンドウスルーケーブル(すきまケーブル)を分解してみた。

この手のケーブルは本来使い捨てなんだけど結構高価で長い間再利用していた。もうボロボロでラミネートも自然に剥離してたので手で割いたらほとんど分解完了だった。今はなきマルドルのWSC-50M、M-Jコネクタが両側に付いている50cmくらいの一般的なもの。今売ってるものだとコメットアンテナのCTC-50Mが近い構造だと思う。

WindwThrough1

ラミネートが剥離していない部分をニッパで切断。極細の同軸が見える。少し潰れた。

WindwThrough2

ラミネートを剥がすと、銅箔シース付きスズメッキシールドのケーブルが現れた。1.0D相当くらいかな。ラミネートとの間はゴムっぽい充填剤のようなもので埋められている。ケーブルは硬くて中心導体は単芯に見える。同軸と平行に撚線のボンド線も走っている(一番右端の曲げてある線)。

WindwThrough3

これだけ細ければ減衰も止む無しだが、加工無しで施工できる手軽さには代えがたい存在、十分使った。捨てる。

 

SB-MIDIケーブル

今日の断捨離物。

sb-midi

SoundBlasterのジョイスティックコネクタに接続してMIDI-IN・OUTを追加するケーブル。RolandのSC-88ProPC-180なんかを接続してDTMごっこで遊んだ。レガシーISAでバカ長くてトラブルメーカーのSound Blaster 16に載っけていたWave Blasterに付属していた純正品なのでなんとなく今まで持ってたが、もう長い間使ってもいないので断捨離。(←ここで書いている製品名とキーワードで年代がバレる。)

ただの配線だけではなくて、フォトカプラが入っているらしいので、分解してみたい。でもネジ止めではなくて融着か接着されてるからカッターで切ってみた。

IMG_4942

必殺モールド固め。Optcoupler(日本ではフォトカプラて言う)のHP 1N638とセラコン221とか、トランジスタの後頭部が見える。ネットを探すと回路はいくらでも上がってるし、これ以上分解する気にならず廃棄処分。

他にも第一電波DIAMOND RH-777というこれも25年以上前の古いBNCハンディ機用144/430MHzアンテナも捨てた。現行の430MHz 1/2λのRH-771に長さや構造は近いが430MHz 1/4λ型のRH-707と同じ可倒部を持っていて結構便利だった。なぜ姉妹機種が現行なのにRH-777だけが廃番なのかがよくわからない。

マッチング部の中を見たくていろいろやったが分解できず、ヤスリで削り始めたらものすごくくさい臭いがしてきて耐え切れずあきらめた。もう製造後何十年もしてるし加熱もせずに削るだけでものすごい臭いがするプラスチックってどういう素材なんだろう。

 

 

Wires-Ⅱ終わってた。

いつの間にかWires-Ⅱ終わってた。日本でフォーンパッチが解禁されてから実用に供していたシステムとしては割と画期的で。メーカー主導であるあたりが若干残念ではあります。

メーカー主導なので、ノード局になるには専用のHRI-100という謎の箱を買ってきて指示される通りに常時ネット接続のパソコンと常時電源オンな無線機を繋ぎ、若干小難しい設定をルータやパソコンに施すとフォーンパッチのノード局の出来上がり。

このHRI-100と専用ソフトがどうも納得いかなくて常時運用は最初だけ。

2万円以上するお高いHRI-100はぶっちゃけPTT制御とDTMFデコードができるだけの箱で、AF周りはレベル調整だけしたらPCのサウンド機能に丸投げな感じのインターフェース箱。HRI-100の紹介をしてくださった方は「HRI-100が変換したVoIPデータをこのRS-232Cを通してPCにを送ってインターネットへ」なんて熱く語ってくださったもんだから、「ほんまかいなー、最近のアマチュアは進んでまんなー。」と思って聞き直してみたけどやっぱりシリアルIFに音声が乗ってるって説明されて、まんまとダマされた。実際のところ音声はPCのサウンドにアナログパススルーで、圧縮伸長はWindowsのGSMコーデックが行うという他力本願っぷり。RS-232Cに流れてるデータ覗いてみたら本当に簡単な感じで、まあこれくらいやったらこんなにたいそうな機械いらんしなー。とか思ったら若干冷めた。

そんで、Wires-Ⅱのノード用ソフト(クライアントでありながらサーバ的なソフト)、サービスが終わった今だから明かすとしてHTTPサーバ搭載で、ルータでWires-Ⅱ用に開けたポートを通して「外から」そのWires-ⅡノードにしているPCの「いろんな情報」を極めて簡単に覗くことができて仰天、卒倒。その後は知らないが、開設したときのバージョンはそんな状態だったので正直、非監視で無人で動かしておくのは開かれたアマチュアとはいえ正直勘弁。あまりよく覚えていないが、ノードのPCに対してなんらかの操作を行うこともできた気がする。

極めて否定的な一個人の感想になってしまったが、嫌いではない。Wires、D-STAR、EchoLinkどれも試みとしておもしろい。

ここから最後の仕事。

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さよなら。Wires-Ⅱ。

 

RF-B11のスケール

松下最後の短波ラジオ、RF-B11。よく聞こえるし、軽いし、電池長持ちで使いやすい。アナログ機ならではの軽快さはあるが、アナログ機ゆえの弱点もある。特に周波数表示のスケールが意味不明。

RFB11Panel

メーターバンド表記とか、NSBとかいうあたり昔のBCLラジオの雰囲気がなんとなく残ってて楽しいが、周波数表示はよくわからない。

例えば25mバンドの中ほどにある11.70の帯は11650~11733kHzで中央は11692kHz、11.80の帯は11760~11870kHzの範囲で中央が11805kHz。数字が書いてあるあたりが概ねその周波数だろうということは分かるが、そこに書かれた帯が何を意味するのかよくわからない。そもそも数字が書かれているところも5~20kHzくらいずれていてよくわからないし。

一番右に書かれているリニアスケールごとに受信周波数を書き出してみた。ディップメータの発振器が350kHz以下にできないのでLWは他の受信機でRF-B11の局発の信号を受信してその周波数を確認する方法で値を採った。(Frcv=Fvfo-455kHz)

RFB11Scale1

それをもとにリニアスケール1目盛りのスパン(kHz)を見てみると次の通り。

RFB11Scale2

SW部分のみをなんとなくグラフにしてみた。

RFB11Scale3

1目盛りが低い周波数側では20kHz(短波放送では4ステップ)なのに、高い側ではバンドごとに異なって60~160kHz(12~32ステップ)以上に過密になっていく。周波数直線バリコンを使ってないから仕方ないとはいえ、これでは周波数表示の目盛りを見てもどこを受信しているのかよく分からなくなって当然。ダイヤルを正面から親指で一回なぞると1目盛り動くのだけど、周波数の高い側では結構シビアなことになる。

確認しててもう一つ気づいたのは、SW各バンドとも低い側の周波数、特にバンドエッジ付近は特に1目盛りあたりの周波数が小さいにも関わらず分離が悪くなっていて受信するには不適だと分かった。だから低い周波数側には目盛りが記載されておらずバンド外扱いになっている。なかなかよく考えてあるわ。

アナログ機はバンド全体の雰囲気をざっと確認するのには適しているが、待ち受け受信などピンポイントで局を狙うのにはPLL式には敵わないとよく分かった。

アマチュア無線局の廃止届は5分で完了

昨日この秋に捨てたものをメモしたが、その中のアマチュア無線局の廃止についての記録。

免許状申請時に作った総務省の電波利用 電子申請・届出システムLiteのアカウントあるので廃止届も同システムを使ってみる。いつもながら最後にアカウントを入れるという変則UIが気色悪いがWindows 10 の Edgeブラウザでも問題なく完了できた。

入口サイトにある申請内容ごとに分かれたリンクの「廃止届」をクリック。新しいウィンドウが開くので、新規入力で手もとにある免許状の内容を参考にして穴を埋めていく。内容確認後、アカウントを入れるとシステムに送信される。

これが表示されて、数分後メールが届く。

haishi

終わり。

「届」なので出した時点で手続きは完了。これ以降コールサインは無効となる。電波利用料は前納しているから、おそらく何日かしたら還付の手続きが送られてくるんではないかと思われる。

4アマ試験でも「総務大臣は、免許人が正当な理由がないのに、無線局の運用を引き続き六箇月以上休止したときに、その免許を取り消すことができる」と出てくる基本的なこと。

使いもしない無線局はさっさと廃止してしまおう。

一週間ほどしたら電波利用料関係書類在中 総務省 重要 と書かれた封筒が届いた。こっちが申請する側なのに、600円やそこらに対しても定形書式と返送用封筒(送料は無し)を送ってくれるというのは親切だと思う。

月が変わって振込通知が届いた。たかだか600円のことに、ご苦労さんなことですねぇ。

安物のWLAN/WWANアンテナを分解してみた。

安物のWLAN、WWANアンテナを無駄に買ってしまった。miniPCIeのWiFiアダプタに接続するSMA変換ケーブルが欲しくて、ケーブルとアンテナのセットを買ったら、機器コネクタ側が合わなくてIPEX4というものだった。WiFiアダプタ側はU.FLで互換性は無い。ちなみにIPEXはI-PEXという会社の製品の仕様。

miniPCI、miniPCIeカードのコネクタはU.FLが多く、M.2カードのコネクタは少し小さいIPEX・MHFが多いんだそうで、以前はU.FLしか出回ってなかったが今は機器側コネクタをよく確認する必要がある。またアンテナ側コネクタもWLAN(WiFi/Bluetooth)はアンテナ側コンタクトがオスのSMA(スタンダードSMA)、WWAN(LTE/WiMAX)はアンテナ側コンタクトがメスのR-SMA(リバースタイプSMA)が多いらしい。でも逆パターンもあるし、明確には使い分けられてないっぽい。

今回買ったのは機器側がIPEX4、アンテナ側がスタンダードSMAだからM.2用WiFiアダプタに使う今どき仕様。本当はU.FL-SMAが欲しかったが、この仕様はすでに時代遅れになっている。で、代わりのU.FL対応の基板型アンテナを買ったから、アンテナそのものも要らなくなった。

650円だったし、捨てても惜しくないからさっそく分解してみることに。接着もされてないのでエレメント部のカバーを力任せに引っ張れば簡単に抜けた。

2-5ant.JPG

以前の短いスリーブアンテナ式のものと違って、多段ホイップ?になっていた。エレメントの長さは下段4.5cm、上段6cm弱、全長12cm。。ラジアルは二股になっていて3cm弱。最低の共振周波数は下段1.6GHz、上段1.2GHz、全長で0.62GHz。基本周波数ではなく、WLAN/WWAN帯域で考えると3.2GHz、2.4GHz、5GHz、6.4GHzあたりでも共振はするだろうが、いいかげんに作られてる感がハンパ無い。まあWiFiアンテナなんて、これでも十分なんだろう。

これだったらコネクタもハンディ機と同じスタンダードSMAだし、エレメントを付け替えてUHF受信専用アンテナに組み替えてあげるほうが良い気がした。