真空管を割ったらどんな音がする?

昔、高校で数学の先生が「真空管を投げて割ったらボン!て音がする。真空になってるから。」と言ってて、ぜひともやってみたいと思っていたが、MT管だと面白くなさそうだし、貴重品のST管やGT管をおいそれと割るわけにもいかず、最近まで悶々と過ごしてきた。

なぜか一本だけ買ってしまったST管VT-38。一本だけあっても仕方がないのでこの知的興味を満足させるために割ることにした。袋に入れて、石の段に軽く当てたら「ボフッ!」て鳴って割れた。

確かに爆縮っぽい音だなって思った。

 

単一NiMH電池 を分解してみた

Panasonic HHR-1NPS 単1形ニッケル水素電池(NiMH充電池)を分解。

かなり前に買ったもので現在は廃品種。単一サイズにしては軽いことと、同一シリーズの単二形と同一容量のmin.2800mAhという仕様が当初から気になっていた。おそらく同一仕様のセルをスペーサで水増ししているのだろうと。分解・改造するなと警告されているがバラす。今回も破壊モードで分解。

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はい。百聞は一見に如かず、特に言うことも無いですね。まあ、ビニル外装をはがしてもさしあたっての危険が無いあたりは評価できるかも。サブCセル電池にスポット溶接した+キャップと-スペーサ、それと幅調整のプラ製スペーサが被せてあってブリキ外装で固定している構造でした。これ一個あたり結構高かったのになぁ。

乾電池の老舗、松下ですら単一サイズ二次電池なんて小型のセル+スペーサで実用上問題ないと判断して製品にしているのだろう。20年以上前のパナニカ電池(NiCd)は分解はしたことないけど、おそらく水増しタイプだったのだと思う。ましてや今時の単三NiMHだと低自己放電タイプでも2500mAh以上はあるわけだし、単一単二は対応の急速充電ができない標準充電器を買わないとだめなので、単三+スペーサのがいろいろ融通が利いていいかも。

ちなみに現在は松下製品になっている単一型エネループも内部は単三形の組み電池+ポリスイッチになっているそうです。単一型が5700mAhなので単三型エネループ 1900mAhが3本、単二型が3000mAhなので単四型 4本ってことでしょうか。一部掲示板で単一(たんいち)の単一(たんいつ)セルを作らないのは手抜きだとか言われてるけど、006P電池だって単6電池が6本入ってたりするので、組電池の一種と考えればとりたてて騒ぐようなことでもないですね。

HFブロードバンドアンテナを分解してみた

コメットアンテナから出ているHFブロードバンドアンテナHA-750B。7MHz帯から50MHz帯までの送信をこの一本だけで無調整かつノンラジアルにカバー。で、使ったことある人は分かるはずですが、設置が超簡単、整合もリグ内蔵チューナーだけで十分、受信もそこそこ、でも飛ばないアンテナとして有名。私もワイヤーの1/2波長ダイポールを設置してからは使っていません。給電部が頑丈にできていて簡単に開けられないので、どういう仕組みなのか以前から気になっていました。

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この手のアンテナのしくみを調べようとしたら、海外でわずかに G8JNJ氏 と、VK5ZE氏 の情報を見つけたくらい。いずれも最初期に出た固定用のコメットCHA-250Bの解析のようです。国内では少なくともCQハムラジオ別冊2007年9月号でJJ1GRK高木OMが23ページにもわたって詳細に考察されているのを知っていますが、市販のブロードバンドアンテナの内部写真は無く、なぜかレントゲン写真の影と推定図にとどまっています。

ここまで構造の情報が少ないのは何かの陰謀でしょうか。この手の短波用ブロードバンドアンテナ(BBアンテナ)は10年くらい前から継続して販売されているのに、BBアンテナ給電部の分解写真はggrksでも先ほどのG8JNJ氏のサイトとそこから引用してる個人ブログが見つかるくらいです。私が持っているコメットのHA-750Bはこのジャンルのモービルアンテナとして先駆者だったと記憶していますが、やっぱり飛ばないアンテナは要らないし断捨離したいのでオークションにでも出そうと思ったら中古でも1万円~2万円近くと割といい値段で落札されてるようです。きっとこの魔法のようなアンテナを誰しも一度は使ってみたいのでしょう。そして使ってみたらさっさと手放したくなるでしょうね。このさいお金に化けてもらおうかと心が揺らぎましたが、技術的興味と未だ見ぬ2万円とを天秤にかけて3日間考えたあげく、分解してみることに。

フィンがある部分より下のところはフィンにネジ山が切ってあって、MPコネクタがある金具がねじ込まれてるんだけど接着剤も流されていて簡単には外れないし、マッチング部も接着剤で固定されているのでねじって外せたところで接続部から壊れる。逆にエレメントがつく上部は一個イモネジが見えてるんだけどそれを緩めたところで何も起こらない。構造はわからないけど上部はフィン側にはネジなしで差し込まれた状態で接着剤を使って固定しているっぽいのでここも簡単には外れない。もともと発熱する部分なのでドライヤーで熱したくらいでは接着剤も緩まないだろう。結局どうやっても破壊モードで分解する必要がある。

うちには金属パイプをすぱっと切れるような電動工具も無いし、どうせ捨てる機材に金はかけられないので近所のDIY店で一番安い金ノコとオイルを買ってきて、給電部とごりごり1時間格闘して切断。あああ、2万円あったら新しい○○が買えたのになあ…

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ついに姿を現したご本尊。大きい○状のものは薄いファイバーのパイプ。コアを押さえて固定するためのものです。給電部の内側とフェライトコアが軽く接着してあり動かないようになっています。給電部は放熱のためフィンになっていますが熱的にはあまり結合していないようです。給電部の下部に穴は開いていますが上部は閉塞しているため熱はこもります。なお切断箇所はフィンの端から1.5cmくらいは離さないと前後の金具部分に当たります。

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ご開帳。内部構造は前述の海外サイトに載っていたCHA-250のそれとほぼ同じです。違うところはフェライトコアの間にテフロン製のスペーサーが入っていることと、エレメントに向かうケーブルにフェライトコアが一個挿入されているところ。

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このHA-750Bの分解写真、国内サイトでは初めてなんじゃないでしょうか。とりあえずわかりやすいよう絵にしてみました。※図中のスペーサはタイトではなくテフロンが正解です。

HA-750B図面

これを見るとCQ誌別冊の高木OMの考察にほぼ近いことがわかります。実際のところ載っている推定構造とは違いますがよくぞここまでという感銘を受けます。ただ推測に基づく記事なので実際のHA-750の動作とは少し違うように見受けられる部分はあります。

この構造をよく見ると、基本的にはオートトランスのマッチング回路です。一次側の電流がかかる部分は真鍮パイプになっています。動作がよくわからないとしてもとにかく50Ωを4~9倍のインピーダンスに整合させているのは間違いないので、出力に400Ωの無誘導負荷を接続したとき、電圧比は実測で低い周波数では1:4.5程度、高い周波数では1:0.3程度になっていました。またパイプ間の静電容量は実測で12pF、シールドケース込みで25pFくらいでした。私はこの二つのトランスが静電結合してるんじゃないかと思ってましたが違うようです。やっぱりよくわかりません。

二次側はHIV線(撚り線ビニール被覆)で一次側に対しては逆相になるように巻かれており、巻き線比は1:3(真鍮パイプが一次側、HIV線が二本が二次側となる)、インピーダンス比では1:9となると思われます。これがなぜブロードな特性になるのかというと、CQ別冊の解説によると、反射波はオートトランスの反対側から逆流してくるのに対して、リグがつながる1次側と9倍も違うインピーダンスによってミスマッチになり、結果として1次側には反射波による電圧が励起しにくい、というものだそうです(CQ別冊ではこのマッチング部に方向性があるような書き方をしてありますが私には理解できません)。また意図的にトランスの効率が下げてあってフェライトコアで熱として消費するようになってるようです。ただし完全な方向性結合器(アイソレータ)では無いので、反射波と同じように受信波もおそらくリグに入りにくいはずで、受信なら高感度で使えるというのは若干微妙です。なおエレメントに向かう折り返し部分は高木OMによるとチョークになっているので高い周波数領域では抵抗になってVSWRの低下に一役買うようです。当然出力は低下するはずです。エレメント直前のフェライトも同じ目的だと思われます。→実測でエレメント側のチョーク特性は-3dB@50MHz、-6dB@70MHzってとこで予想通りですが、折り返しに関してはあまりチョークの効果はみられませんでした。内部写真をクリックして高解像度でよく見てもらうと分かるんですが上の1こに対して、下の6こはコアの粒子が荒い感じに見えます。コアの種類が違う証拠です。

メーカーの説明によると「ブロードバンドアンテナは各エレメントに共振しない進行波型の為、フルサイズダイポールと比較した場合、-6~-10db程度劣ります。」と書かれています。単純に送受信とも10dB減衰してると考えると、受信ではSメーターで2くらい少ないだけですから気にならないといえばそうかもしれません。送信では-10dBならば最大定格の120W入れても12Wぶんしかエレメントからは出ていかないってことなので、あれあれって感じですね。100Wの固定局なのにエレメントからの放射が4アマモービル並の実質10Wなんて知ったらがっかりじゃないですか。取説のf-VSWR特性のグラフを見ると、エレメントの影響が入力側から見たVSWRに影響を与えてることからも、やはりマッチング部はインピーダンス変換を主目的とした低効率なトランスでしかなく、完璧なアイソレータ機能とか自動チューニング機能があるわけではありません。まあ戻りの電圧が1/10に抑えられるならばそれだけでVSWRは最悪値が1.9に改善されるわけなんで、実用域って言ってしまえばそうかも。インターフェアも起こりにくいし。エレメントからの放射が50W機なのにポータブル機並みの実質5Wとか、5WのFT-817なのにCB機並みの実質0.5Wだったとしても、決してDXできない電力ってわけじゃないんで、相手とかパイルじゃないとか、お空の様子以外にもいろんな条件が良ければ記録は出るでしょう。

ついでにローディングコイル部も収縮チューブを外してみた。0.7mmΦのポリウレタン線、16mmΦのFRPパイプに254(253?)ターン。この導線、耐入力120Wのアンテナのローディングコイルにしては細いし間隔が密だなって思います。進行波型アンテナとは言っていますが、エレメントに限って言えば特別な仕組みは無くて解放端だから反射波は発生しているし、VSWRが立っているはず(おそらく7MHz帯が基本共振周波数)なので周波数と位置によっては電圧腹になる場所もあるはずです。給電部で電力をロスすることが前提だとすると、エレメントにかかる電力は入力よりだいぶ少ないと見積もるのが妥当なんでしょう。電圧給電で給電部分がハイインピーダンスになってるから基台にラジアル線つけたりアース強化をしても効果は無いかむしろ悪影響な気がする。ラジアル線がノイズを拾って感度が上がったようには感じるかもしれない。

エレメントのFRP管も割って内部を覗いたんですが特に何もなく空芯。トラップや移相器なども無いです。広告では進行波型アンテナと言っていますがこれは入力端子から見た話であって、取説のVSWR特性を見ると7MHz、25MHz、40MHz、50MHz付近で特性が急峻に変化している部分があることから、エレメント単体はおそらく共振周波数が存在していますし(ほんとうの進行波型アンテナは抵抗などで終端して反射波が発生しないようにする)。なのでエレメント部だけを見ると特にこれといったしかけも無くて単にセンターロードというか短縮型ホイップ。

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ここまで分解してコメットのHFブロードバンドアンテナはエレメント付きダミーロードや未知なる魔法のアンテナではなく、短縮型ホイップに反射波を吸収するため結合ロスが大きくなるようにした何等かのマッチング回路を組み合わせたものだとわかりました。しかし、超お手軽という以外は無調整アンテナで横着せずに、チューナー+ワイヤーのがまだ良いかもですね。



数年経ってようやくチューナー+ワイヤーのお手軽な威力を試した。最初からこうしたら良かった。

穴をあけずにロングワイヤーアンテナを設置したい。
https://mzex.wordpress.com/2021/11/23/19209/

マルチバンドに出たい要求を可変範囲の広いローディングコイルで実現する方式の八重洲無線のATAS-25を分解した。毎回調整の手間を取るか、あるいは手間なしで90%の損失を取るか。どうする?

アクティブチューニングアンテナを分解してみた。
https://mzex.wordpress.com/2020/08/02/16499/

いろいろ断捨離したいストーミング

真空管オーディオはもう飽きた。あまりに音が変わり過ぎる。いじると変わるってことは単にエフェクターになっているわけで、真空管オーディオでピュアオーディオ(≒原音再生)なんてありえないってことだ。チューニングというと聞こえは良いが添加物って言っても差し支えない。ICパワーアンプに真空管プリをつないだら真空管の音になった。ICアウトなライン出力のソースを真空管メインにつないだら真空管の音になった。

ようするに、何をしても真空管は真空管の音でしかないのに対して、ICアンプや今時のスピーカは真空管の音を再現できる包容力があるということ。総合的に 真空管アンプ ≪ ICアンプ な再現性でなければそういったことは叶わない。とどのつまり真空管アンプではどうやっても、ICアンプを超えることはないわけで、それならいっそのことICアンプですっきりと聴きたい。真空管サウンドっぽいのが欲しければアンプシミュレータでもいいって ことになる。

メインアンプは売ったけどプリも処分だ。面倒なスピーカーも要らない。とりあえずアンプ内蔵スピーカとFM/AMチューナだけ残そう。自分がやりたいことはラジオの聞き流しだってことが分かったから、ぶっちゃけポータブルラジオでもいいってことになった。そして自分の生活圏内の電界強度ならradikoの必要性までは感じない。電力の無駄。オーディオタイマーもよく考えたら電子式のプログラマブルタイマースイッチで代用可能だし。

ホーマーラジオも割と高値で売れるようだ。この際、現金に化けてもらおうか。悪いものでもないが、イヤホンラジオもポータブルラジオも一家に 何台も要らない。1~2台で十分。ソニーのPLL式の電池式ラジオもいらない。 電子スイッチで気付いたら電池が無くなってる。無駄だ。デジタル時計は付いてるけどタイマーもついてないし、物理スイッチのアナログチューニングで十分。

電池といえば単一、単二の充電式電池もでかい標準充電器いらない。強力ライトに入れてたらいつの間にか自然放電してて使ってないのに充電しないといけないし、普通のアルカリ乾電池でいいと思った。単三とせいぜい単四と小さい急速充電器があれば間に合う。

集めたいとも思わない携帯機器の充電池コレクションもたいがいにしたい。パソコン、携帯、タブレット、デジカメ… Li-ionはNiCdやNiMHほどではないにしても管理が面倒だしそもそも危険物だし。そんなものを大量に保管したいとも思わない。

電子キット、製作物の類もオーディオとアマチュア無線をしないのならばさほど使うあても無い。アンプとかスピーカとかマイクとかそういうのは使ってたけどオーディオをシンプルにして無線の使い方も整理したらほとんど使わなくて済むはず。

アマチュア無線もハンディ機とHF・VUモービル機が一台あれば十分。20台以上あったハンディ機はJARL・JARD認定機と旧技適機は IC-3Nだけ売れ残ってる。ハンディ機って小さいからついついコレクションしてしまうけど、オプションも含めるとわりとかさばるし、気付いたら劣化してていろいろガタが来てるし。そしてなぜか買ってしまった逆輸入無線機も、パーソナル無線機も、合法CB無線機も売った。モービル機のIC-706mkⅡG、ハンディ機は新しく買った新スプリアス対応のFT-60だけにしよう。できればHF機も新スプリアス対応にしたいけど、今のアイコム、ヤエス、ケンウッド、アルインコの現行製品では、欲しくなるデザイン(見た目)のちょうどいい機械が無い。オークションとか中古で大量にコレクションしてる人って旧スプリアス機をどうするつもりなんだろう。アマ機はなんとなくTSS保証認定でうやむやにされるとは思うけど、合法CB機や特小機は平成34年以降 は使えなくなる(違法無線局に)なるわけで、あと7年の命。特小機は同一型番のロット違いで旧技適、新技適1台ずつ所持。このさい両方手放すか…

アマ機はTSSで保証認定すればOKになるとか思ってる人も多いみたいだけど、意味わかんない。新スプリアス規定はWRC(世界無線通信会議)で8年も前の平成17年12月に決められてて現在は猶予期間中でしかない。世界的にこうしましょうと決まってるのになんでアマ機だけ別格にできるとか既得権益があるとか思いたいんでしょうね。「火花送信機はアマチュアとかプロとかいう以前から使ってるから使い続けられて当然でしょ。」なんて言ってるようなものだろう。こういうのこそダンシャリすべき。

書類だけの保証認定でごまかそうとかしてる人たちは時代遅れの機器で電波環境が汚れても良いと考えているのか。各局はTSS保証認定が可能だとしても新スプリアス対応になる改造を前提しないと意味が無いし、当然TSSは審査を正しく行って認定すべきだし、総務省は免許上だけでなく実際の未対応局を見つけて処分する努力をしなければならない。総務省も局が多くて決まってないとか言ってないでさっさと 仕事しろ。もう猶予期間半分経ってるし、無償の設備から毎年税金取ってるんだから。アマチュア無線局側も世界的に管理された枠組みの中で免許されてるのだから、情勢に合わせていくのは当然だと思う。

パソコンも要らない。デスクトップもノートも何台も要らない。よく使うのはZ77+Core i7のデスクップ、ノートPCのThinkPad R500(中古)、Asus MemoPad HD7に絞られてる。ノートPCは新型に買い替え、AcerのネットブックとCompute Stick、Android スティックPCは処分しよう。そしてSocket7機が今のところ2台くらい残ってるものの、これが邪魔。ラズパイは元値が知れてるから売っても値段がつかないだろう。これで残数5台。多いな。

いろいろ考えたら電気電子系趣味って在庫が必要で邪魔だね。測定器の類も邪魔だ。アナログオシロとかATXのデスクップ本体なみの大きさあるし。アナログオシロとかディップメータとか最近手に入らなくなった測定器は素人には使いやすいのでもう少し居てもらおう。

もうちょっと部屋がきれいになったらやりたいことができるかも。

デジタル化は断捨離??

スキャナで本や書類や写真をデジタル化して原本は捨てる。テープやCDをデータにして捨てる。これって断捨離してるとか捨ててるんじゃなくて、単に片付けとか整理法の類じゃないのかな?? 検索してると中には長い間がんばってiPhone(iTunes)に取り込んだから捨てました、シンプルライフばんざい!! みたいなシャレオツーなブロガーもいて、意識高いねー。って感じ。おもしろーー。

ぶっちゃけCD数百枚程度のリッピングなんて労力はたかが知れてる。CDDBからタイトル引けるリッピングソフトでwavかmp3にするだけなら数日~数週の夜間労働で済むはず。読み取り3分、入れ替え1分ならCD1枚5分以内。1日2時間作業なら4日で100枚。外付けドライブ1台増設で並列処理すれば2日で100枚以上はいけるだろう。こんな単純作業ブログにハウツー書いて○カ月でやりきった!!なんて書くほどの手間でもない。意識高い系の人って事務作業苦手なんか。それか非効率な作業をちまちまと行うことがライフハックだとでも思ってるのか。

自分は3日間、のべ5時間くらいで180枚ほどのCDをすべてリッピング完了。ブックレットや表紙、CDレーベル面のスキャンも同時進行で。もし、1日2~3枚で、とかしてたら当然数カ月はかかるわ。準備とかのロス考えたら並列処理で一気にやるほうが時間が節約できると思う。

CD以外でも捨てられないものは、あるテレビ番組で捨てられない物を写真に撮って、、とかやってたけど、アイフォーーンで撮ってんの。アイフォニアは意識高いね。モノを再構成できるくらいの資料写真にするとかならともかく、スマホの俯瞰写真なんて眺めて感傷に浸るくらいの使い道しかないことなど明白。シンプルとゆーか、劣化したモノにしがみついてるだけやん、とか思う。いくら劣化複製でも良いといっても、紙焼きの写真をアイフォーンで撮って紙焼きとフィルムは断捨離しようなんて考えない方がいいだろう。

MP3という音楽データの圧縮方法があると知ったのは今から20年くらい前か。CD-Rドライブを手にしてから、あるときMP3にして保存したら手持ちのCDが1/10になってだいたいCD10枚に収まるやん。最高。とか思い立って実行したわけ。で、結果は失敗。スペースが節約できたその時は満足だったけど、音質の劣化や欠落に気づいたら不満爆発。非圧縮や可逆圧縮を使ったとしてもDVD-Rなんてたかだか4.7GBしかないのでせいぜいCD 8~10枚入れるのがせいぜい。

それから十年以上が経過してBD-Rの普及でようやくCDのイメージ化、データ化の環境が整ったと感じるようになった。これならBD-R DLでCD 70~90枚が非圧縮で入る。それに、CDのリッピングも当時よりだいぶ安定したし。DVDで保存したもSDTVのビデオも、今のHDTVで見るとみるに堪えないのは多くの人が感じていると思う。MP3で保存したデータのもやもや感はこれとほぼ等価だ。しかしCDから起こしたMP3の劣化は自らの作業に原因があるという点で、もともと画質が悪いアナログ放送のDVD録画とは異なるわけ。将来を見越してデジタル化するというのもなかなかむつかしい。

まあ、どう言ったところでガワは捨てても中身にはしがみついているわけで、スマートになったとはいえ、断ち切ったという類のものではないな。どうせリッピングしたところで大半のCDは聞き返すことも無い。ダンシャリなんてわけのわからないバズワードで煙に巻くんじゃなくて、せいぜい「デジタル整理法」くらいなら名前負けしないと思う。