使用頻度の高い光学機器のレビューその2。
ビクセン(Vixen) 単眼鏡 マルチモノキュラー4×12 – アマゾン

メーカのページで見るとデザインが変更になっている。旧デザインの赤いラインがニコンのプロフェッショナルシリーズっぽくて良かった。
単眼鏡でビクセン製では一番小さいもの。昔からケンコーも同一仕様で出しているし、同様デザインのものが色々出ている。
Kenko 単眼鏡 ギャラリーEYE 4×12 4倍 12mm – アマゾン
BK4のダハプリズムなので性能的には知れていて視野も狭いが、手のひらに隠れるほどの小ささと軽さは代えがたい。対物側にフィルターネジが切ってあり、オプションのルーペスタンドで簡易顕微鏡になったり、純正で偏光フィルターが用意されていて拡張性も考慮されている。個人的には三脚取付ができる何かが欲しい。ただ、偏光フィルターはニコンの18×70IFで使ったら視野の中央で回転するハイディンガーのブラシが気になったのでこれでは使ってない。気にならない人は大丈夫。
文句があるとすると、附属のソフトケースが同シリーズで一番大きいH8×20のサイズに合わせてあってH4×12では余りが出てしまうところ。
アイレリーフが15mmくらいあるので、スマホやデジカメに押し当ててコリメート撮影もできる。

光学機器の中にあって高価なものが絶対的に良いわけではないと認識できる逸品。
こんにちは。
私もスルーですが、刀剣コラボの単眼鏡は売り方が上手いですね。ビクセンはコンサート需要も分かっているようで、廉価機種に付加価値をつけてうまく捌いていると思います。あれが無いとマニア向けの本命機種の維持もできないでしょうから。
双眼鏡は18x70IFのレビューを書いたときは持っていたのですが、その後プロミナーTSN-883に化けて、それも三脚も架台も今は無くてニコンの8×30EⅡとアキュロン8×21に落ち着いてます。18x70IFもTSN-883も良いのは良いのですが、18x70IFは天頂が見にくいし双眼で星見用だと光軸に目を合わせるのが大変とか、TSN-883もコントラストが天体専用機よりだいぶ甘いとか言うときりが無くて、光学性能よりも手軽に気兼ねなく使えることが最優先だということにしています。体力と気力があれば光学性能全振りでも言うことないのですが(笑。
https://mzex.wordpress.com/2016/10/02/
7~8倍の30~50mmのポロは良いですね。ビクセンの安めの7×50も見掛け視界の狭さを除けば至高でした。
夜も気温が下がらなくなって、活動はしやすくなってきました。
単眼鏡は色々な趣味の人に愛用されているようですね。
職場で隣にいた女性が日本刀に興味があって、各地の博物館に行くときにビクセンの単眼鏡を必ず持参していました。
刀剣乱舞のファンということもあって、当時ビクセンが限定で販売していた「単眼刀」も欲しかったが仕様が同じなので無駄遣いはしなかったようです。
mzexさんはニコンの18×70IFをお持ちなのですね。私も欲しい双眼鏡のひとつですが、三脚必須で考えればいつかはコーワのHIGHLANDERと、購入は夢のまた夢なっています。
結局愛用しているのはケンコーのMirage8×42で、この安価だけれど使いやすい双眼鏡で天の川や星座を追いかけていくのが楽しいです。(真冬はピントリングが結構固くなりますが)
「ハイディンガーのブラシ」は知りませんでした。画面を真っ白にして暗闇で輝度を上げてみましたが、見えたような見えないような...
また機会を見つけて挑戦してみたいと思います。