DX-SR9に使えるけど使えないEMS-57。

アルインコのDTMF付きマイクEMS-57がDX-SR9で使えるか試してみた。

DTMF付きエレクトレットコンデンサマイク EMS-57 – アルインコ
ALINCO DTMF付きマイクロホン EMS-57 – アマゾン

ピポパ音が出せるハンドマイク。「DR品番のFM機のほとんどでお使いになれますが、」って書いてあるし、DX-SR9のオプションとしては扱われていない。

DTMF付きハンドマイクには大別して、マイク側にDTMFエンコーダICが載っていてマイク本体側がDTMF音を出すものと、本体側にDTMFエンコーダがあってマイクはただのキーパッドになっているものの2種類がある。EMS-57は前者のタイプだから、ピン配置さえ合えばDTMF音を出すことはできるはず。

あざやかオレンジに光る

マイクソケットの形状も標準品のEMS-64と同じだから挿しかえるだけ。FMモードにしてPTTを押しながらキーパッドを押すとピポパ音が送信された。特に問題なく使えた。

EMS-57に付いているスイッチをDTMFからREMOTEに切り換えると、対応機種ではリモコンとして使えるが、SR9は非対応でリモコンとしては使えない。UP/DOWNキー、LOCKキーは利用可能。LOCKキーを有効にするとキーパッドのLEDが消灯し、UP/DOWNも使えなくなる。

で、結局EMS-57をDX-SR9に導入すると得られるのは次の4点。

1.DTMFトーンを発生できる。(28MHz帯にF2Dの免許が必要)
2.マイクがコンデンサ型になる。(音質が変わる)
3.カールコードがすこし長い。(すこし硬い)
4.手もとがにぎやかになる。


でも、HF機のDX-SR9でDTMFトーンが発生できて何か良いことがあるかといわれると困る。免許上は29MHz FMでしか使えないし、今も昔もDTMFスケルチなんか使ってる人居ないし、Wires-Xのアナログノードが29MHz帯にあるわけでもないから、DTMFの相手は29MHzのレピータってことになる。でも、管理するべきレピータがあるわけでもないし、結局DTMF音が出せても意味が無い。DX-SR9でEMS-57は動作保証されてないけど、使える。使えるけど、使う意味はあまり無い。

F2Dの免許下ろしてないし、これのために変更申請するのもっと意味が無い気がするから封印することにした。



EMS-57をリモコン状態にして適当にキーを押しまくるとSR9のLCD表示、TX/RX表示LED、バックライトがたまに一瞬おかしくなる。そもそもリモコン機能はSR9に搭載されてないのに何等かの反応を示す意味が分からない。リモコン機能を実装しようとしたが不完全でかつ、完全に無効にもなっていないのか。



結局、まじめに局免の変更申請を行った。

やったこと:
・「発射可能な電波の形式及び周波数の範囲」の28MHzに「A2D」と「F2D」を追加。
・「電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力」の28MHzは3VAのままで変更なし。4アマ免許なら4VAでも良い。

説明:
・DTMFを使えるのはFMモードかAMモードなので28MHz帯に限られる。
・SSBではDTMFは使えない(使う意味が無い)ので28MHz以外ではDTMFを発射できない。
・DTMFは副搬送波のデジタルモードとみなされ、周波数変調(FM)ならF2D、振幅変調(AM)ならA2Dとなる。
・A2D、F2Dは一括表記3VAに含まれる。

特に質疑もなく待たされるだけ待たされて審査済みになった。免許が下りても、やっぱり意味が無いが、電波を出せる状態になっているんだから免許は下ろしておかないと。

DX-SR9に使えるけど使えないEMS-57。」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: いちばん簡単でいちばん詳しいDX-SR9Mのデジタルモード付きな令和最新の局免申請のし方。 | の回想録

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