最新の自称高セキュリティカードを観察してみる。

最新のセキュリティを備えたナンバーレスのクレジットカード、三井住友カードゴールド(NL)を観察してみる。

  • 表面はカード名称、ICチップ、タッチ決済対応マーク、VISAロゴ。
  • 裏面はDNPから始まる二列の番号(大日本印刷製の意味?)、署名欄、発行年月日(ISSUEDyyyymmdd)、ローマ字の名義、右端には何かのシリアル番号が縦方向に小さく刻印(yymmdd[A-Z][0-9]{6})(シリアルっぽい番号の日付っぽい値はISSUEDより1日大きい値)、http://vpass.jp/info_g/ へのリンクQRコード、三井住友カードの会社名。それと、磁気ストライプっぽい線。
  • デザインは表裏で対称。緑バージョンで、ぱっと見は一般カードに見えるが、光条や各ロゴが金色ベースになっていてゴールドステータスをさりげなく主張する。

シンプルでこれといった仕掛けは見当たらない。”「未来を映し出す光」と「足元を照らす光」”を表現するデザインは今風でかっこいいものの、特に面白いと思うところが見当たらない。先に入手できたイオンゴールドカードセレクトはVISAの鳩のホログラムが良くできていて見ていて面白かった

セキュリティらしきものはVISAのロゴの光沢ぐあいと、紫外線を当てるとVISAのロゴにVマークが出るらしいところ。これは紫外線ライトが無くて試せなかった。このカードのセキュリティとしてはカードそのものよりも、アプリで決済の有効無効をリアルタイムに設定できるのと、決済がプッシュで通知されるところがとても良くて気に入った。

問題の磁気ストライプは裏面にその存在を表現する帯が描かれているが、表面にもJIS-II(日本独自規格)の磁気ストライプが存在する。クレジットカードの加盟店は2020年3月までに決済端末をIC化させることが義務付けられているはずだから、現時点でも磁気ストライプは不要なはずなのに、高セキュリティをうたうナンバーレスカードに磁気ストライプがフルスペックで残されているのは残念でもある。

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最近はやりのナンバーレスカードは本当にセキュアなのか。


あと、気になったのはQRコードのリンクのプロトコルがhttps:じゃなくて、http:なところ。自称高セキュリティカードなんだから、ここはHTTPSにしてほしい。

三井住友カードのカードデザインについては「パルテノン神殿」が無くなって残念がる意見を見かけるのに、磁気ストライプが残っているのが残念っていう結論が出てしまって、我ながらそれはどうなんだろうと思った。そんなに磁気ストライプが嫌ならネオジム磁石で擦れば真の高セキュリティカードを得られるはず。(やっていいかどうかは知らない)

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