無償公開されたBorland C++ Builderで遊んでみる。

25周年記念でBorland C++Builderの初版が無償公開された。

Historic C++Builder 1 Install – embarcadero.com
https://cc.embarcadero.com/item/30934

初日にダウンロードしようとしたら20kbpsくらいしか出なくて数時間かかった。25年前、1997年当時は最速の28.8kbpsのアナログモデムはこんなもんだったかな。そのころから自分はMS派だったから、Visual Basic 5.0 LEをなけなしのお小遣いでなんとか買って結構使い込んでて、RAD対応環境としてはそれで間に合っていたからC++Builderはあまり使ったことが無かった。クラスメートの間ではBorlandのTurbo Cのが人気だったし、C++ Builderを買って使い込んでる人も居た。

まあ、ちょこっと使ったこともあるから懐かしい雰囲気を味わってみることに。Windows95、NT4.0の時代の遺物だけど、Win32には違いないからWindows11の環境でも動きそうだけど、いらん苦労したくないからVMwareのWindows XP環境にインストール。VMwareのUnity表示でネイティブアプリのように使える。サンプルをコンパイルした.exeをWindows11の環境に持ってきて実行したらちゃんと動いた。ランタイムDLLが必要なVisual Basicと違って、サイズは大きいものの.exe単体で動かせるのは良い。

窓の杜の記事には”「Windows 95」から「Windows ME」までのWindowsが必要となるため実際に動かせる環境はそう多くないが、”なんて書いてある。公式にも”To install you will need a version of Windows from Windows 95 to Windows ME“って書いてあるからそのままなんだろうけど、Windows NT 4.0も動作環境に含まれてたと思う。少なくともビルドしたバイナリはWin11でも動く。セキュリティとか知らんけど。

開発環境はVMWwareのUnity表示、ビルドしたexeはWin11のネイティブ動作。
Windows環境の後方互換性に驚く。

当時はレガシーBASICの延長でプログラミングをしていたから「オブジェクト指向? 再入可能関数? スレッド? なにそれおいしいの?」て感じだったけど、今ならそれらの意義も分かるし、少なくとも若い人に古い技術を「優れたもの」として説くstaticおじさんにはならずに済んだ。25年間で自分も少しは進歩できたかな。



敵対していたRADツールのVisual Basic 5.0に関する情報はmicrosoft.comからもきれいに消されていて、MS的にはMeやBoB並の黒歴史扱いなんだとわかる。非プログラマーであってもVB5はいろいろバグに出逢うことがあったくらいで中途半端な感じは否めなかった。ただVB5で登場したインテリセンスは画期的で、これが無ければWindowsのプログラミングなんて面倒で飽きてしまったかもしれないくらいの衝撃があった。Borland C++ Builderにはこれに相当するものが無かったから続けて使う気にならなかったくらい。

後継のVisual Basic 6.0も好きだったが、こちらは今もMSにも公式情報がいろいろ載ってたり更新ファイルがまだ掲載されていて今もSIerの悩みの種 今も多くの人に愛されていることがわかる。

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