ASPとVisual InterDevをいまさらちゃんと知りたくなったので『インサイド Visual InterDev』を古書で買ってきた。この本はアマゾンの英語版のレビューも「最悪!」っていう感じで書かれてるから、よっぽどひどいのだろう。今回読んだのはもちろん日本語版だが同じように感じた。

vid-ms1

「マイクロソフト公式解説書」シリーズって微妙で、詳しすぎてわけわからんすぎるか、とんでもない良書か、そうでなければただのウォークスルー・製品・新機能紹介。この本は後者。今更クラシックASPってのもどうかと思うが、なんでかASP.netな現在も「ASP最高!」ていう人もいるようで、ほーんそんなにええんかーと思ったのが起因。VIDがまだ現役だったころのウェブサイトといえばLAMP(Linux+Apache+MySQL+Perlとかの構成)がはやりだったが、個人的に管理してたイントラサイトはWIOP (Windows+IIS+Oracle+JSP)という変態構成だった。Windows ServerやOracleが比較的自由に使えたことと、MySQLとPHPが嫌いなことと、Linuxは他に使える人が居ないという理由で。MSのプロダクトはLinuxより好みだが、でもASPは「ダメなテクノロジー」と考えてたから使わなかった。

今回はVMWare14上にWindows NT 4.0 Workstation SP6にVisual Studio 97をセットアップして動作を確認した。すごくシンプルな感じで確かに「(ASP.netにはついてけないから)ASP最高!」になるのも分からなくも無いと思った。

vid-ms2

本の帯に「VB,VJ++を両方使いたいならコレ!!」って書いてあるからVJ++も使うんかと思ってわくわくしてたけど「VJと同じIDEが使える」とか「VJのプロジェクトも含めることができる」とかそういうことしか書いてない。サンプルプロジェクトもサンプルコードの1つも無し。この本ではVJ++は全然使えるようにならない。VBは「VBあればDesign-Time Control作れる」って書いてあってサンプルが載ってるけど「インターフェース」やら「コントロール」やらさらっと出てきて、この本だけではたぶん無理。しかもちゃんとやろうとすると(VB CCEでがんばるのでなければ)VB5 Professional以上が要るし、Design-Time Control SDKなんてのを追加で入れないといけないしで結構しんどい。しかもDesign-Time Control SDKは今は公開されておらず、MSDNサブスクライバダウンロードで「Web Control SDK and DDKs」という名で入手できたからMSDN入っててよかったと心底思った。この帯は「VBScript,JScriptを両方使いたいなら」を書き間違えたんだろう。

Web系・オープン系な人ですらもはや知らない人が多い気がする自称高機能Web開発環境Visual InterDev。この本はVisual InterDev 1.0がターゲットでこの環境もたいがいひどい。Visual Studio 97の開発環境とは言ってるが、オートコンプリートはおろかWYSIWYG編集もほぼできないしデバッガ機能も無いしできないことはFrontPageやその他のツールに丸投げ。自動FTP機能付きマルチファイルテキストエディタっていうくらいのが良い。もっと高機能なVisual InterDev 6.0は持ってるけどあえて使わないプレイ。

今更ASPでなんかしようというのは、いろいろ無理ゲーだとわかった。「(レガシー|クラシック)ASP最高!」と今から始めようとするのはよした方がいい。すでにMS含めてウェブ上の資料もかなり消滅してるし、ASPがダメだったのは歴史が証明している。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中