腕を逆に曲げてみた。

前に「人間の腕は逆にも曲がるのが普通」などと書いたが、肘を逆に曲げて遊んでたら普通じゃないくらい曲がるようになったので、どこまで曲がるのか試してみた。

続きは新しい記事で

double jointed elbow
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SONY ICF-M780N は DSPラジオ。

ソニーのラジオICF-M780N。

http://www.sony.jp/radio/products/ICF-M780N/

商品説明では「FM/AM/ラジオNIKKEI PLLシンセサイザーポータブルラジオ」となっており非常に控えめな表現。モノラル、トーンコントロール無し。目立った特徴といえばタイマー機能くらい。

icfm780n-1

早速分解してみた。

小ぶりな内蔵のトランス。ACアダプタが要らないのはホームラジオとしてとても良い。

icfm780n-2

メイン基板。

icfm780n-3

これは、、完全なるDSPラジオ。いわゆるPLLっていうラジオじゃない。IFフィルターの1つすら無くて、ダイレクトコンバージョンで復調もLSIでデジタル信号処理するタイプ。チップのブロック図とかを見るとPLL方式ですら無い気がする。Automatic frequency control(AFC)って書いてあるけどPLLの記述は無いし、受信信号に対して局発の周波数を調整しているっぽいけど、位相比較でループがかかってるというような言い回しはしてない。詳細は分からないがもはやPLLラジオですらないDSPラジオってことか。

※DSPチップのAFCとやらがPLL(位相比較のフィードバック制御)なのか、PLL以外の方法で周波数追従しているのかが不明。もしかしたらPLLかもしれないが、比較の基準になる発振器や分周器は無さそうだしデジタル処理ならやっぱり「位相比較」ではない可能性が高い気がする。信号の中心周波数やキャリアを抜き出すくらいアナログ手法な位相比較を使わなくてもデジタル信号処理ならいくらでもできそうだし。デジタル表示ラジオがすべてPLL方式だなんていう思い込みは捨てよう。(バリコン式アナログOSC+デジタル周波数カウンタなラジオだって存在するらしい→「同調方式:液晶表示アナログ同調」のラジオ)

※技術的にはトンチンカンであっても、世間は「ボタンとかでデシタル式にで選局できるやつ」をPLL式、「(DSP入力VRでもOSCのVCでも)無段階のダイヤルで選局するやつ」をアナログ式、「(PLLのカウント値でも、OSCの周波数表示でも)とにかく表示がデジタル」なのをデジタル、「少なくとも復調がDSPで、アナログ復調+AF段DSP(ただの音質イコライザ)ではないやつ」をDSPって定義していると理解した。

・右側にある独立した基板はラジオの心臓部、レシーバチップが載った受信モジュール。実装されているチップ表面の表記は「3460 / DBCX / .724」で、SILICON PABS https://jp.silabs.com/ の Si4734/35 AM/FM/SW/LW ラジオ・レシーバ Si4734-D60。短波やFMステレオも実装されたDSPラジオチップ。これにマイコンのコントローラとAFアンプをつなげばラジオが完成。以前のアナログラジオはICラジオでもSONY製スペシャルファンクションICが使われててIt’s a SONYに偽り無しだったが、今どきのDSPラジオでは社外のレシーバチップが主要な性能を司ることに。

データシート
https://www.silabs.com/documents/public/data-sheets/Si4730-31-34-35-D60.pdf

・受信モジュールにアンテナを直接つながずにプリアンプやダイオードクランプが入っていて感度や安全性を確保しているっぽい。データシートの標準回路ではチップ直結でも良いことになってるが、そのへんはメーカー製品の実装。

ノイズ対策のためかシールドされているのはおそらくコントローラのマイコン周辺。半田を外さないと中が見られない。液晶表示とレシーバチップのコントロールをしているのは間違いないが、それ以上の詳細は不明。

・受信モジュール右上の「LW」表記のランドが未実装。これは海外モデルのICF-M780SL用のものだろう。

・アンテナは長いバーアンテナだがアナログラジオの同調コイルを兼ねたものではなく、単純な微小アンテナに見える。バーアンテナの左側付近に「LW」の表記があるがコイルは未実装。

コントローラ周りをちょっといじったらSL化してNIKKEI以外の短波も受信できるかなって思ったけどコントローラやファームの素性が全くわからないし、LWは部品無しでそのままでは受からないし。苦労するだけかなって思った。FMバンドが世界標準の80-108MHzになっても困るし。それ以前に素人がちょっといじって調整なんていう箇所も全く無い。

ICF-M780Nのサービスマニュアルを見つけた。驚くほど中身が無い。ACコードとマニュアルのパーツ番号しか書いてない。このラジオは電気屋ですら調整するような箇所も無い。
https://servicemanuals.us/sony/audio/icf-m780sl.html

デジタルラジオは失敗したがラジオのデジタル化は止まらない。これも時代の流れ。この性能でNIKKEI以外の短波が受かったら ICF-SW7600GR を廃番にしてもいいって思った。できればXDR-55TVみたいにホワイトバージョンも。→SW7600GRは今月で生産終了になったらしい。合掌。パナソニックに続いてソニーも真のアナログ機は終焉に向かう様子。

→さらに分解してみた。

SONY ICF-M780N その2。
https://mzex.wordpress.com/2019/03/22/13836/

この機種はラジオとしては最高の品質。選局はボタン一発、音量・音質十分で感度・選択度も最高。オンとオフのタイマーもついてて、デザイン良し。レトロなBCLラジオや真空管スーパーもいいけれど、簡単便利で高性能なDSPラジオは現代のラジオの標準として相応しい。ICF-801と比較しても操作性、感度、ノイズどれをとってもM780Nのがいい。耳障りな9kHzビートも無い。FM補完放送あたりでイメージ受信が発生しない。違うのは音質(好みの問題)と電池持ち(M780Nの電池は十分持つし、非常用にでも電池が一組あれば全く問題ないだろう)。対してICF-801はFMのイメージ受信が盛大で、AMも双峰特性が何かおかしくて同調のピークが複数になってて、広域でも狭域でもチューニングが難しい。ICF-EX5MK2と比較しても音質、FM感度はM780Nが上。AMは同期検波がないがDSP処理との差は限界ギリギリで差がでる程度というか分からないくらい互角、そもそもAM放送の受信で同期検波あって助かったという経験はそんなに多くないし、音質を犠牲にしてでもノイズに埋もれるような放送や隣接局の妨害受ける放送を日常的に聴きたいのかを問えば、どちらが良いかは答えが出る。それにバリコンの減速機構だけではデジタル選局の操作性には到底太刀打ちできないわけで、バーアンテナの指向性がとか受信の高感度がとかなどマーカー発振器でもなければ十分には生かせず、微妙なチューニングで云々など足かせでしかない。現行機種でそれなにり安いM780Nは同期検波なんて無くても1ステップ(9kHz差)しかない中国国際放送1044kHzとCBCラジオ1053kHzも一発選曲、ヌル方向の調整できちんと分離できてビートも無し。プレミア価格な高評価ラジオのICF-801はこれが無理。

それにいくら高感度な受信機をもってしても受からない電波は受信ができない、そういうことはハムにとっては常識だったわけで「バーアンテナが一番長いから高感度のEX5が最高のラジオ。ラジオは高感度が命。」っていう妄信は改めた。5ちゃんねるでラジオスレ立つたびにバーアンテナの長さ一覧貼ってくれてるアレ、ン十年も前の激古BCL機種を上位に混ぜて、お気に入り骨董品のクーガやEX5のマウントでもとってるつもりなのかな。EX5とM780Nの数センチしかない差を気にするくらいなら外部アンテナ系をどうにかした方がいい。それにバーアンテナが長いだけの骨董品をどうカリカリチューンしたことろで、現行DSP機種やDSPアマ無線機の受信機能には勝てない。
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/kaden/1465053750/4

そして時計が正確で放置していてもずれが少なくて良い。M780SLを「Digital Clock Radio」と題しているあたりまんざらではない。

ICF-M780NはDSPチップ自体がSW/LWに対応しててもマイコンのコントローラで制御しているので、コントローラ側が対応してない限り簡単には改造できそうにないが、コントローラを使ってないタイプのDSPラジオは簡単に改造できる。ICF-506をこの方式で改造できるか試してみたい。このチップはチューニングに可変抵抗器の分圧を使うが、単に簡易な入力エンコーダとしての実装であってVCOや周波数コンバータの内部回路に直接働きかけるようなものではない。(抵抗の分圧回路→A/D→ポジション検出→周波数変換器、DC受信機の受信周波数確定てな感じ)

Panasonic RF-P155を改造して短波放送を聴いてみる。
https://mzex.wordpress.com/2018/08/06/13201/

→P155とは違って、ICF-506はSW機能無しのSi4831なので短波化は無理っぽい。同一形状で同一ピン配置のSi4835に張り替えられれば短波対応できそう。この手のラジオはきょう体とスピーカーが勝負だからチップ張り替えやアンプ交換も改造手法としては有りかも。Si4831のままでもステレオ化、トンコン機能追加、外部アンテナ追加とかいろいろできることはある。
https://www.silabs.com/documents/public/data-sheets/Si4831-35-B30.pdf

商用電源測定時のプローブGNDが外れていてもよい理由

おかげさまで思わず知らんところで引用されちゃってる『オシロスコープで商用電源を直接測ってみる』のエントリだけど、一部信用されてないようなんでもう一つ実験しておきます。

今は回路設計しない私なんかよりも博学で高尚な現役のプロとお見受けするお方にておつぶやきのありがたい啓示をうけた様子、なんでも「基準電位の意味とか知らんアホや。」とかそういう感じの。

これでよろしいでしょうか。

oscac1

波形が以前のものより汚いとか電圧が落ちてるのは家中複数台のエアコンがフル稼働のため。それより注目してほしいのはプロービングしてるコンセント。拡大するとこんな感じ。

oscac2

プレートが汚いから音質に影響しそうとかそういうのはどうでもいいです。

※マネするときはいろいろ注意してください。

オシロのプローブのGNDを測定点より離すと問題が出るってのは確かに正しい。仮に「理想的」でもなく家庭用のコンセントのアースがD種接地工事の最大値100Ωで、電柱側も同程度(本当はB種接地なのでもっと小さい)、大地抵抗はこのさい無視するとして、オシロの内部抵抗が1MΩ(実際には10:1プローブでもっと大きくなる)ならば100Vを測定したときそこに発生する電位差(電圧降下)は0.02Vくらいなわけで。100Vの測定に0.01V単位の差が出たところで困ることもなかろう。

実際にはオシロのFGのアースの取り方が不完全だと1V程度とか確認できるくらいの電位差が発生するけれど、それでも測定の目的として高周波の測定をしてるわけでもないし、商用電源を直接測定する場合はアース間の電位差よりもホットコールドを間違えて短絡、地絡、感電するような危険性を優先して排除すべきで、上のような写真の状態にするには先にプローブ側を当ててホット・コールドを識別してからGND側をコールドに接続すればOK。

プロービングポイント付近に基準電位を設けるというのは教科書的には正しいけれど、単純に「100Vの波形を見る」という目的を達成する場合、プローブのGNDをいきなりつなぐのははっきりいって危険で、前回のエントリでは「プローブのGNDを理由なくどこにも繋ぐな」を一つの解とした。コンセント2極間のコンマ何ボルト単位で正確に電圧を測るのと、波の形を全体的に見るというのでは目的が違う。オーディオ沼地方でよく見かける、木を見て森を見ずを地で行くスタイル。それ界隈で無視されてる安全性の観点からもGNDをつながずプローブの先端で触る方法なら、だれが適当にやっても地絡はしないわけで誰かが適当にマネをしても危険は及ばない。今回の写真のマネを理解せずにやったら1/2の確率でバチっといくわけで、自分が書いた記事が元で事故やらケガやらされたら責任持てないし。

測定者の安全なんかよりもコンマゼロいくつの数値の世界を追求するなんて、超スーパーハイエンドオーディオの世界は手厳しいな。まさにオ●ンピック級!! ぜひ掃除機つないだら90Vに下がるような極限の環境かつ掃除機の爆音とどろく極限の環境で超高音質を追求してください。うち、掃除機つないだところで測ったら100V以上でしたよ。

ほかにも違う見かたをするともっと簡単で、測定点付近にGNDを接続しないのは「大地アースを基準電位として測定してる」だけ。商用電源は接地されてるんだからそこが基準。アナログAF回路の基本中の基本、1点アースの配線のし方とよく似てるんだけどね。それに仮にアースポイントまでの電圧降下があったってその分を計算で補正して正しい値にするとか、普通のアナログテスタでもやると思うんだけど。

他にもエゴサーチしたらちょっとクスッとしてしまうようなやりとりを見つけた。

オシロスコープ 100Vのサイン波の謎
https://www.qabox.jp/question/qa7722.html

金属製の机にプローブを当てたら100V 60Hzの波形が見えました!なんで?っていうことで、なぜかうちのエントリが引用されちゃってます。質問者は100Vをオシロで測りたいって言ってるわけでは無いから、ちょっと違うんだけどなーとか思った。せっかくの”エンジニア質問箱”なんだし回答者には「誘導」「浮遊容量」あたりをキーワードに答えてほしい。

PCエミュレータのPCemを試してみた。

PCemというIBM PC系のエミュレータを試してみた。

PCのエミュレータは有名どころのVirtualBox、VMwareは純粋にWindows NT系をターゲットにしており、DOSやWindows 9xでの動作はいまいち。qemuはごった煮になってきてて新しい版はDOSの動作が怪しい。DOSBoxは内蔵のDOS互換システムの縛りが気持ち悪い。またこれらのいずれのエミュレータも「実在しない仮想のPC」を定義していて、ビデオアダプタやネットワーク、サウンドなど一部のサブシステムは実機準拠の動作をするが、実在の機械全体をエミュレーションするわけではない。

PCemゲーム機のエミュレータのようにIBM PCやIBM ATを始めIntel Advanced/VXなど実在の機械をエミュレートしてそのBIOSを使い動作するのでかなり良く動く。このアプローチではほかにPCEというものもあって一時期追跡していたが、これはIBM PC/XT止まりでDOS/Vは動かないので、LX200のように俗にいう「DOS/C」環境を使う必要があって今ひとつ実用性(?)に欠ける。

以前に作ったPCDOS2000+Win3.1の環境を立ち上げてみた。

起動時BIOS画面。完全にAward BIOS。

pcem1

 

JustWindow2 (一太郎など) SVGA 800×600表示。

pcem2

 

IBM WINDOWS 3.1 SVGAドライバ使用。S3 Virgeを指定しているのでドライバを入れればHigh Colorでの表示も可能なのだろう。

pcem3

 

スクリーンショットが無いが98/VエミュレータもSVGAドライバと2モードFDDでなら動いた。98/Vがきちんと動くエミュレータは他にはVirtualBoxくらい。

VirtualBoxで動くといえばOS/2で、PCemでも試したらWIN-OS/2(Win16)以外はなんとなく動く。

pcem4.JPG

 

VirtualBoxやVMwareみたいに早くないし、BIOSイメージをどっかから持ってくる必要があるとかアングラ要素があるとはいえかなり面白い。Socket7実機を捨てられる夢を見た気がした。

 

 

比較的新しいPC実機でDOS/Vを動かしてみる。

第3世代のCore i7-3770CPU+ Q77マザー + Radeon 250XなIvy Bridgeは64ビットなWindows 10がきちんと動く現役マシン。

Ivy BridgeはSandy Bridgeと性能がほとんど同じでグリスバーガーでコスパが悪くて云々、当時のコアユーザーには欠陥だとか評判が良くなかったような気がするけれど、自分はこの時期に自作PCに復帰したので割と好みだ。そもそもQ77マザーで定格動作なら発熱起因の問題は起きない。それにWindows XPも動くし32ビット版Windows 7/8.1も問題なし。Windows 10も動いて、前後の世代と比べるとIntel公式、MS公式のサポートも充実している。

だがしかしDOS/Vを動かすには十分新しすぎる。Ivyより後の世代だとSATAのIDE互換サポートが無かったり、MBR起動すらできず、DOSで使用するのが難しいものも存在して、手元にあるノートPCのHP Probookは第4世代CoreでUSB-FDDからMBR起動できないし(FDDでもUEFI起動はできる鬼畜仕様)、第6世代CoreのNUCはUSB-FDDのMBR起動はできたがSATAのIDEモードが無くFDDオンリーで使うことに。DOS/Vがまともに動かないようなのはPC/AT互換機とは呼びたくない。そんなものはmacbookと同じでただのWindowsSELRES_ecbdd06b-14bb-4089-ab43-8dea6d5f1f8dSELRES_06669b7a-b89c-434e-8448-fac672345dba互換機SELRES_06669b7a-b89c-434e-8448-fac672345dbaSELRES_ecbdd06b-14bb-4089-ab43-8dea6d5f1f8dだ。(謎

Ivy世代のPCできちんと設定できればきっと爆速のDOS/V機になるだろう。今回は起動ディスクで日本語DOS/V表示が出るところまで持ってくる。いつもの通りIBM PCDOS2000日本語版で。

起動時F2でUEFI(BIOS)設定に入り、SATA ModeをIDEに設定。

IvyDOS1

USB-FDDを接続してDOSの起動ディスクを作成・設定。

・CONFIG.SYS

BUFFERS=20
FILES=30
LASTDRIVE=H
DOS=HIGH,UMB
DOSDATA=UMB
COUNTRY=081,932,COUNTRY.SYS
SHELL=COMMAND.COM /P /E:512 /H
DEVICE=HIMEM.SYS
DEVICE=EMM386.EXE RAM FRAME=NONE
DEVICEHIGH=$FONT.SYS /U=0
DEVICEHIGH=$DISP.SYS /HS=LC
DEVICEHIGH=POWER.EXE
DEVICEHIGH=GCDROM.SYS /D:CDROM1

※POWER.EXEドライバを組み込むのは常時100%負荷でCPUファンがうるさくなるのを防ぐため。

 

・AUTOEXEC.BAT

@ECHO OFF
PROMPT $P$G
PATH A:\;
SET COMSPEC=A:\COMMAND.COM
LH KEYB.COM JP,932,KEYBOARD.SYS
LH MSCDEX /D:CDROM1 /M:10 /E /L:G
LH SMARTDRV 8192

起動時にF10で起動メニューを表示してUSB-FDDのMBR(UEFIではないもの)を選択。

IvyDOS2

で、起動。

IvyDOS3

2倍速USB-FDDで割とあっさり起動した。

MEMの出力。DOSで扱える最大のメモリ64MBを認識している。実装は32GBだから0.2%しか使用できない。EMSフレームをUMB領域にとれなかったのでコンベンショナルメモリ空きが612kBと十分確保できている。(ODDドライバ、SMARTDRVディスクキャッシュ無しの状態)

メモリーのタイプ   合計    =  使用済  +  使用可
----------------  --------   --------   --------
基本                  636K        24K       612K
UMB                    53K        41K        13K
アダプタ RAM/ROM      336K       336K         0K
Extended (XMS)     65,535K       882K    64,653K
----------------  --------   --------   --------
システム全メモリ   66,560K     1,282K    65,278K

1MB 以下全メモリ      689K        65K       625K

全 EMS メモリー                      33,152K (33,947,648 バイト)
使用可能 EMS メモリー                32,768K (33,554,432 バイト)

全 XMS メモリー                      65,535K (67,107,840 バイト)
使用可能 XMS メモリー                64,653K (66,204,672 バイト)

実行可能プログラム最大サイズ            612K    (626,432 バイト)
使用可能最大 UMB メモリー                13K     (12,928 バイト)
使用可能 HMA メモリー                    10K     (10,528 バイト)
DOS は HMA 領域に常駐しています

 

QCONFIGの出力。CPUは周波数が2.8GHzと出た。通常3.4GHzなのでどこまで正しいか怪しいが、DOSはシングルタスクだからシングルコアを100%使いきれる(はず)。ディスクはDOSが扱える最大の8GBを認識している。実装はSSD500GBとHDD4TBだから1.6%と0.2%しか使用できない。浮動小数点コプロもPS/2マウスも認識してるし、シリアルポートすら認識している。

Operating System: IBM PC DOS Version  7.00
Date & Time     : 2018-02-11  23:09:15  
Model ID        : FC            Sub-Model ID    : 01
BIOS Revision   : 00            BIOS Date       : 05/19/17
BIOS Type       : AMI
Machine Type    : IBM AT-339 - Compatible
Processor       : Pentium Pro/II 
Estimated Speed : 2788 MHz
CoProcessor     : Integrated
Bus Type        : AT 16-Bit Bus
Keyboard Type   : Enhanced
Pointer Type    : PS/2 Mouse
Equipment       : 1 Serial Port(s)
                : 2 Diskette Drive(s)
                : 2 Fixed Disk(s)
                : Pointing Device
                : Math CoProcessor
Serial Port 1   : COM1: 03F8
Primary Video   : VGA
Diskette Drive A: 3.50"  - 1.44M - 80 Track - Type 4
Diskette Drive B: 5.25"  - 360K  - 40 Track - Type 1
Fixed Disk 1    :  8,024MB ( 8,217,247KB) (  -175,473,152 bytes)  Type 8
Fixed Disk 2    :  8,024MB ( 8,217,247KB) (  -175,473,152 bytes)  Type 8
Total Memory    :     630KB (0.6MB)
Conventional    :     631KB  Free:     612KB
Extended Memory :  65,535KB  Free:       0KB
Expanded Memory :  33,152KB  Free:  32,768KB  Page Frame Address: 0000
XMS Memory      :  64,653KB  Free:  64,653KB
EMS Version     : 4.0
XMS Version     : 3.0
VCPI Version    : 1.0
Adapter ROM 1   : Addr C0000-CFFFF 
Adapter ROM 2   : Addr D0000-D0FFF 
Adapter ROM 3   : Addr D1000-D1FFF 

 

MSDの結果から重要そうなところを抜粋。(ODDドライバとSMARTDRVディスクキャッシュは無しの状態)

  Microsoft Diagnostics version 2.14    2/11/18   11:10pm   Page  1
====================================================================

------------------------ Customer Information ----------------------

                                Name: DQ77MK

------------------------ Summary Information -----------------------

                     Computer: American Megatrend
                       Memory: 636K, 65535K Ext, 64653K XMS
                        Video: VGA, Unknown
                      Network: No Network
                   OS Version: MS-DOS 7.00
                        Mouse: PS/2 Style Mouse
               Other Adapters:
                  Disk Drives: A: B:
                    LPT Ports: 3
                    COM Ports: 1
          Windows Information: Not Detected

------------------------------ Computer ----------------------------

                   Computer Name: American Megatrends
               BIOS Manufacturer: American Megatrends
                    BIOS Version:
                   BIOS Category: IBM PC/AT
                   BIOS ID Bytes: FC 01 00
                       BIOS Date: 05/19/17
                        Keyboard: Enhanced
                        Bus Type: ISA/AT/Classic Bus
                  DMA Controller: Yes
                   Cascaded IRQ2: Yes
               BIOS Data Segment: None


  Microsoft Diagnostics version 2.14    2/11/18   11:10pm   Page  2
====================================================================

------------------------------- Memory -----------------------------

Legend:  Available "  "  RAM "##"  ROM "RR"  Possibly Available ".."
  EMS Page Frame "PP"  Used UMBs "UU"  Free UMBs "FF"
1024K FC00 RRRRRRRRRRRRRRRR FFFF  Conventional Memory
      F800 RRRRRRRRRRRRRRRR FBFF                 Total: 636K
      F400 RRRRRRRRRRRRRRRR F7FF             Available: 611K
 960K F000 RRRRRRRRRRRRRRRR F3FF                        626448 bytes
      EC00 ................ EFFF
      E800 ................ EBFF  Extended Memory
      E400 ................ E7FF                 Total: 65535K
 896K E000 ................ E3FF
      DC00 UUUFFFFFFFFFFFFF DFFF  MS-DOS Upper Memory Blocks
      D800 UUUUUUUUUUUUUUUU DBFF            Total UMBs: 53K
      D400 UUUUUUUUUUUUUUUU D7FF       Total Free UMBs: 12K
 832K D000 RRRRRRRR##UUUUUU D3FF    Largest Free Block: 12K
      CC00 RRRRRRRRRRRRRRRR CFFF
      C800 RRRRRRRRRRRRRRRR CBFF  Expanded Memory (EMS)
      C400 RRRRRRRRRRRRRRRR C7FF           LIM Version: 4.00
 768K C000 RRRRRRRRRRRRRRRR C3FF    Page Frame Address: No Page Frame
      BC00 ################ BFFF                 Total: 33152K
      B800 ################ BBFF             Available: -32768K
      B400                  B7FF
 704K B000                  B3FF  XMS Information
      AC00                  AFFF           XMS Version: 3.00
      A800                  ABFF        Driver Version: 3.15
      A400                  A7FF      A20 Address Line: Enabled
 640K A000                  A3FF      High Memory Area: In use
                                             Available: 64653K
                                    Largest Free Block: 64653K
                                        Available SXMS: 64653K
                                     Largest Free SXMS: 64653K

                                  VCPI Information
                                         VCPI Detected: Yes
                                               Version: 1.00
                                      Available Memory: -32768K



  Microsoft Diagnostics version 2.14    2/11/18   11:10pm   Page  5
====================================================================

---------------------------- TSR Programs --------------------------

Program Name        Address   Size   Command Line Parameters
------------------  -------  ------  -----------------------------
System Data           0225     9328
  HIMEM               0227      768  XMSXXXX0
  EMM386              0258     8528  EMMXXXX0
System Code           046D       64
COMMAND.COM           0472       64
KEYB.COM              0477     6496   JP,932,KEYBOARD.SYS
MSD_US.EXE            060E   334880
MSD_US.EXE            57D1     8192
MSD_US.EXE            59D2    10032
MSD_US.EXE            5C46     3664
Free Memory           5D2C   269600
Excluded UMB Area     9EFF   211552
System Data           D2A6    32544
  $FONT               D2A8     5152  $IBMAFNT
  $DISP               D3EB    22496  $IBMADSP
  POWER               D96A     4848  POWER$
System Data           DA99     4896
  File Handles        DA9B     1488
  FCBS                DAF9      256
  BUFFERS             DB0A      512
  Directories         DB2B      704
  Default Handlers    DB58     1856
COMMAND.COM           DBCC     3664
COMMAND.COM           DCB2      512
Free Memory           DCD3       64
Free Memory           DCD8    12912

  Microsoft Diagnostics version 2.14    2/11/18   11:10pm   Page  6
====================================================================

---------------- ROM BIOS              F000    65536 ---------------

F000:E0CB (C)1985-2009,American Megatrends, Inc.All Rights Reserved.
F000:F410 12/14/12(C)2010 American Megatrends, Inc. All Rights Reserved
F000:F450 (C)2010 American Megatrends, Inc.
F000:F500 AMIBIOS(C)2010 American Megatrends, Inc.

         MKQ7710H.86A.0072
F000:E00E IBM COMPATIBLE IBM IS A TRADEMARK OF INTERNATIONAL BUSINESS MA
         CHINES CORP.
F000:F400 AMIBIOS 080010
F000:FF59 (C)2009AMI,770-246-8600

---------------- Option ROM            D100     4096 ---------------

     D100:0082 Copyright (C) 1997-2011, Intel Corporation
     D100:06D4 PXE-E20: BIOS extended memory copy error.
     D100:0830 PXE-E20: BIOS extended memory copy error.  AH ==

---------------- Option ROM            D000     4096 ---------------

     D000:0082 Copyright (C) 1997-2011, Intel Corporation
     D000:06D4 PXE-E20: BIOS extended memory copy error.
     D000:0830 PXE-E20: BIOS extended memory copy error.  AH ==


  Microsoft Diagnostics version 2.14    2/11/18   11:10pm   Page  7
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---------------- Video ROM BIOS        C000    65536 ---------------

        C000:0158 (C) 1988-2010, Advanced Micro Devices, Inc.
        C000:0184 ATOMBIOSBK-AMD VER015.042.000.003.000000
        C000:0250 AMD ATOMBIOS

そのほか特徴的な箇所を挙げる。

  • NICが2I/FあるのでPXEが二つ見えている。
    UMBの邪魔になっている。DEVICE=DMM386.EXE の引数で FRAME=NONE を指定しているのはそのため。同時に2個のPXEに使うことは無いのでどっちかは無効にしたい。
    .
  • SATA BDドライブを接続するGCDROM.SYS
    GPLな汎用のGCDROM.SYSで認識した。FreeDOSのXCDROM.SYSはNG。
    前準備として、BIOS(UEFI)セットアップでSATAモードをIDE互換にしておく。
    .
  • $DISP.SYSで/HS=LCを指定。
    ハードウェアスクロール指定。/HS=ONでも動くがDIRするとスクロール表示が全く見えない。
    .

少し使ってみた結果、日本語表示・CHEV動作、SATA接続のBDドライブでCD-ROMやDVD読み取り、SMARTDRVなど問題は見られない。SSDへのインストールはWindowsを消す必要があるので試せなかった。

VirtualBoxより簡単かも。