数年前に中古で買ったIBMのAptivaについていたジョイスティック、97年ごろのものなので実に20年ほど前の製品になる。サウンドブラスターなんかについてるDsub15ピン接続のトラディショナルなアナログ式。Aptivaにはそんなにたいしたゲームはついていないのに、4ボタン、スロットル、ビュースイッチ、連射機能とやたら高機能。

IBMJoystick1

USB接続ならとにかく、ジョイスティックポート接続でそんなにいろいろできるのはどうなっているのか不思議でAptiva本体とモニタはさっさと処分したのに、ジョイスティックだけはずっと捨てられずに今に至る。今日はこれを解体して解析することにした。

IBMJoystick2

底のタッピングネジを何個か外せば簡単に開いた。予想通りたいしたものではなさそうなので、連射機能のIC以外の回路を追う。オール手書きで汚い。

IBMJoystickSchema
IBM Aptiva Joystick Schematic

PC/AT・PC/XTの一般的なジョイスティックポートは2軸2本と4ボタンのジョイスティックをサポートしており、Dsub15ピンの結線は次の通り。

1 : +5V
2 : ボタン1
3 : スティック1のX軸
6 : スティック1のY軸
7 : ボタン2
10 : ボタン3
11 : スティック2のX軸
13 : スティック2のY軸
14 : ボタン4
1、8、9、15 : +5V
4、5、12 : GND

IBMのジョイステックは1人用として作られており次の割り当てになっている。

1 : +5V
2 : トリガー
3 : スティックのX軸
4 : GND

6 : スティックのY軸
7 : ボタン2
10 : ボタン3
11 : なし
13 : スロットル/ビュースイッチ
14 : ボタン4

トリガーは連射機能だけを提供する基板に埋め込みのICと、スイッチ直結をSW2で切り替えられる。

一番の謎だったビュースイッチはスティック上部に設けられた4方向のスイッチで視点変更の機能を想定している。SW1でスロットルと排他で切り替える。いずれもスティック2のY軸を制御することになり、スロットルの場合は0~120kΩ連続可変、ビュースイッチにするとポジションに応じて中点80kΩ、上200Ω、右60kΩ、下40kΩ、左20kΩの各値をとる。

分かってみれば非常に単純明快。このジョイステックはスティック2のX軸以外はフルで使っているので「ジョイステック×2/MIDI分岐ケーブル」を使っても2人では使えないってことがわかった。

組みなおせば元通りになるが、正直かさばって邪魔だった。捨てる。

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