アナログオシロは終了しました。

以前から危惧していたが、ついに汎用のアナログオシロスコープが新品では手に入らなくなった。中古は豊富に出回っているので使おうと思えばいくらでも手に入るが、新品は学習用のものしか販売されていない。このスペックではアマ無線の変調モニタくらい(シャックの飾り)にしか使えない気がする。せめて20MHz以上の帯域と2現象と遅延掃引は欲しい。

MCP アナログオシロスコープ CQ5005 5MHz
https://www.mcpjapan.co/cq-series

秋月扱いのEZ-Digital 20MHzアナログ機もいつの間にかなくなってたし、テクシオとA&Dが100MHzの汎用を、岩通が1GHzの広帯域を最後まで作っていたがすべて販売終了。ショッピングサイトではA&Dの注文を受けているところもあるが専門の商社でないとドロップシッピングだから注文してもキャンセルだな。

仕事でもアナログオシロは使っていたが、今となっては高速な信号処理の前には必要の無いことなんだろう。当時はまだデジタルオシロがアナログオシロと共存していて、テクトロのアナログ200MHz機とデジタル2Gs/secのカラー表示な新鋭機を前に実時間サンプリングと等価サンプリングがごっちゃになっている上司と言い争って、自分の知識不足もあって「掃引1回分のデータだけじゃどうやっても等価サンプリングなんてできませんよ。」っていう言葉が出てこなかった想い出。

このブログでも管面をしばしば登場させているのはテクシオのCS-5400で100MHz 3現象 リードアウト付きのアナログオシロ。汎用アナログ機としては最終形態なので使えると(DPOを買うまでは)手放せない。中古で買うと2万円前後。このクラスだと汎用オシロとしてアマチュアが使うには十分すぎるスペックだけど、今だと3万円で買える中華デジタルオシロのがストレージとかFFTとかいろいろと便利機能がついててそっちのが良く見えたりするかも。

cs5400

 

ひと目でわかるVisual C# 2010 アプリケーション開発入門

cs2010appdev

ひと目でわかるVisual C# 2010 アプリケーション開発入門』を完了した。最新版は2013/2015版が出てるが、お安かったので2010版を買ってVisual Studio 2013で写経した。

この本を漢字一文字で表すと「」です。一言で表現すると「羊の皮をかぶった」です。表現を変えると「やさしく見えて実はスパルタ式な中級者向け良書」。

C#の文法詳細は無し、.NET Frameworkの説明は全体も詳細も無し、IDEの細かい使い方もなし、じゃんじゃんクラス作ってオブジェクト指向してるし、「できるシリーズ」のノリで読み始めちゃうとおそらく第四章あたりで挫折すると思う。MSDNプログラミングシリーズって書いてあるので、まあまあな内容だろうなーという予想はついてましたが。VC++でMFCのチュートリアルで最初に出てくるSCRIBBLEサンプルにめんくらったが、それに近い。

とりあえず最後まで通してサンプルが完成したら、その状態で動作を詳細に追いかけるとなんとなく分かってくる。本の内容では何をしているかの簡単な解説と操作というかコーディングの説明があるが、全体が組みあがってこないと動作が追いにくい。設計図に基づいてコーディングするスタイルは他の解説書ではなかなか見られないので貴重なんだけど、全体が組みあがらないと「何やってるかわかんないけど設計図どおり(書いてあるとおり)やったらできちゃった」状態になるし。

入門と言ってるけど、とりあえず最後まで通してやってることが理解できたら中級者名乗っていいんじゃないでしょうか。自分は最後のWPFんとこはあんまりまじめにやってないんで入門者のままですが。

あと、VC#2010対応なのでVisual C# 2013ではデリゲートをnewして作るのは今はダサい、とか若干の違いはあるものの、VC++2013ほどの違いは無くて安心。