Macbook ProにBootcampでWindowsを入れたらイケてるハードがさらに200%大活躍やで! て主張してるブログを多数読んだ結果、真のディベロッパはMBPでWinすべきと洗脳。速攻Windows 10 Proを買ってセットアップ、チョー簡単にMacでWinができてハッピーかと思ったら、現実はそんなに甘くはなかった。

・BootcampはそのMac本体リリース時点のWindows最新版からしかサポートせず、Win8.1以降は64ビットのみをサポート。例えばMBP 2016LateならWindows 10の64ビット版だけ。いまも32ビットWindows 7さいこーな人も居るわけで、そういうのを使いたい人はそれに合わせて古いMacを入手することに。PCでも第七世代(Kaby Lake)以降はWin10 64ビット版しかサポートしないが、最新のMBP 2016 Lateはリリース時点ですでに古い第六世代のCPUなんだなこれ。

・Windowsの回復環境がまともに使えない。Windows環境がひとたび壊れたら自動修復はほぼ不可。BootcampでWinしたくない理由はこれ、これに尽きる。BootcampでセットアップしたWindowsの回復環境で修復プロセスが成功したためしがない。インストールの簡単さとは裏腹に後のことは知らんと言わんばかり。このあたりで泣きを見た人の自慢ブログ多数

・Windowsのインストールメディアでの起動ができない。ちょっとまずいな的な理由でインストールメディアや回復ドライブで起動したかったりするわけだけど、それが素直にできない。したがってWindows標準のイメージバックアップすら使わせない鬼畜仕様。古いMacbookならうまく動いたらしいが今はダメ。壊れたBootcamp環境の正攻法な復旧は削除してから新規に再インストール。

・macosが稼働してないとWindowsのセットアップは困難。最新のMBPはそれ用のドライバとかわんさか入れないとキーボードもトラックパッドも使えないのでWindowsをブートできたところでハマる。以前はできたっぽいが、まっさらな2016LateのMBPにWindowsをクリーンインストールするのは結構な困難を伴う。やってないけど。

・Upgradeの対象OSにmacosが入っているのにmacos無しではWindowsをインストールできないから、Upgrade版のWindowsはSA必須(macosを消し去らないとUpgradeインストール不可、SA有りならmacosを残してUpgradeインストール可。詳細はMSのガイド(PDF)参照。)。Bootcampでデュアルブートな状態にするのにUpgradeのWin8やWindows10 Enterprise Upgradeで安く上げようというのはNG(←C:\Windows作って、とかやってる人いますよね。生粋のまかーはMSのライセンスなんて気にしないのか。Ent版ならフルインストーラも普通にゲットできるし。)なので、製品版の(フルライセンスの)Win10ProかHomeを買うことに。

・Bootcampでのインストールが簡単(単純)すぎて笑う。スクリーンショット貼り付けるだけで全く中身のないブログネタにしかならない簡単さ。BootcampがWindowsの自動インストール機能をハックしてくれるから、インストール途中はほとんど介入できないし、ドライバ類も勝手に入ってしまうし、インストールプロセスのカスタマイズもできない。Bootcamp一発、簡単、Apple最高。とか言ってられるくらいならまだいいね。

・パーティションの切り直しができない。ちょっと空き領域足りないなとか感じたらパーティションのサイズを変更したくなるのにそれが簡単ではない。消して最初から環境構築やり直しか、有料ソフトのCamptuneを使うか、同じく有料のWinCloneでバックアップしてパーティション消して、再度作成して、リストアを行うか。

・インストール用のゴミパーティションが残る。4GBのインストール用ファイルを保持するパーティションが残ることがある。普通は残らないが不幸にも残ってしまった場合、消しても場所の加減でWindows用には利用できないし、標準機能だけではクリーンアップできないから、邪魔な場合はcamptuneとかでパーティションを調整しなければならない。

・BootcampではLinuxはじめ他のx86、x64向けのシステムは動かない。Bootcampは最新のWindows専用。そのうちだれかがHackしてくれるとは思うけど現時点でLinuxはMBP2016Lateでは簡単には動かないし

てなわけで、BootcampはWindowsの自動インストール機能をフル活用して俺ハードなmac用にWindowsをセットアップするだけの機能であって、MacをPCに変身させるような魔法ではないし、PCの自由さをMacにもたらすようなものでもない。少なくとも他のPCが無いといろいろやりにくいし、それだったら最初から自由なPCを使うよってなる。Linuxも使えないし。表向きはWindowsが使える「普通のPC」のように見えるところがイヤラシイ。トラブったら結構大変よ、これ。

カッコイイMacBookでWindowsが使える「だけ」で満足ならそれでいいのだが。この生かさず殺さずのコバンザメ商法、さすがAppleのエコシステムは一味違う。macosだけでは戦えないことをよくご存じで。

もう次のMacBook Pro 2017が出たというのにMacBook Pro 2016 LateのLinux化Hackは進んでないっぽい。サスペンドができないくらいは予想済みで、いまだにオーディオは鳴らず、キーボードも、タッチパッドも、WiFiも、SSDも不完全、15型モデルに至ってはLCDバックライトが調整できないとか、Touch Barをファンクションキーとして使うことすらできない惨状。LinuxなノートPCとしては使う状態ではないね。

「macosは真正な認証のUnixだからLinuxなんか必要ない」なんてご冗談を。Unixの認証があっても不安定でしょっちゅう再起動を要求して、よくハングするシステムだったら、Unixの認証が無くても安定して動くLinuxのが良いし。

どこまで行っても逃れられないAppleワールド内ではBootcampでUbuntu on Windows 10でも使ってろ、ってことだ。

 

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