Macbook Proを買ったがmacosとはいえMSオフィスは外せないのでVMwareのUnityモードで使ってみたけどやっぱりネイティブアプリで使いたい。

macexcel

ちゃんと使えるMac版の買い切りOfficeはHome and BusinessしかないのでMicrosoft Storeより安く見える(税込だと同額)Appleのセレクトショップで買ってもいいんだけど、マイクロソフトさんには偽物Officeを正規品と交換してもらったり、過去にMSDN契約でちょっとした気を使ってもらったりと恩があるので、今回はちょっと高いが試しにボリュームライセンスで買うことにした。MSDN以外をボリュームライセンスで買うのは初めてで事前調査でggrksってみたが、Office for Macの情報が少ないうえにボリュームライセンスとなるとさらに少ない。無いわけでは無いんだけど、いまいち要領を得ない。それならば実際に契約してみるしかあるまい。

マイクロソフトの場合は個人で企業向けライセンスであるボリュームライセンスを取得するのはOpen Valueなら特に難しくはなくて、自分の場合は最近Visual Studio 2015 with MSDNをボリュームライセンスで購入している(Open Valueの場合、初回契約時は3ライセンス以上からだが、MSDN付き契約に関しては初回1ライセンス(L+S)でも契約できる) から、すでにL+Sあるので2契約となり、今回は追加扱いにして(リセラー(取次店)が追加扱いにして)、1ライセンス(L)だけ購入ができた。この場合は後から注文するものにSAを付けるとSAの期間が短くなるので注意。オンラインのリセラーに注文して約1週間。MSからメールが届いてライセンスが発行された。ボリュームライセンスサービスセンターからインストーラが入ったISOイメージをダウンロードしてMacにマウントし、中に入っているインストーラの.dmgをさらにマウントしたらセットアップ。インストール後は特にライセンス認証の操作もなく使用可能に。これは楽だわ。

vllist

実はボリュームライセンスのOffice for Mac(ライセンスのみ、SA無し)は1ライセンス程度の少量だと46,000円くらいになってパッケージのHome and Business版より1万円ほど高い。でもWindows および Microsoft Office を Mac で使用するためのライセンスによるとちょっと良いことが。自分が良いと思ったのは次の点。

  • 同じデバイスで使う場合、Boot Camp・仮想マシンいずれでも必要なインスタンスだけインストール可能。
  • macosがホストになる仮想マシンのゲストがWindowsならその中でWindows版のOfficeが使用可能。
  • 契約はOffice for MacだがWinの相当エディションであるStandard版も使用可能。どちらのメディアもVLSCからダウンロード可能。ただしOffice 2016は使用不可で2013まで。
  • ダウングレード権で過去のバージョンも使用可能。メディアイメージはVLSCからダウンロードでき、現時点ではMac版は2008 SP2、Win版はOffice 2007から。※ダウングレード権はSA契約不要。前述の条件と合わせて仮想マシンさえ用意すればWindows版、Mac版に関わらず過去バージョン含めていろいろ利用可能に。
  • 各国語版いずれでも使用可能。Office 2011はLanguage packが使用可能。※Windows版でLanguage Packを使うにはSA契約が必要。※※Office 2016 for MacではLanguage packは不要で言語変更が可。
  • 小規模のボリュームライセンスは1ライセンスで自身が使用する2デバイス(うち1台はノートPC、タブレットPCなど)にインストールして使用可能。ただしパッケージ版と異なるのはVL版はデバイス単位のライセンス、パッケージ版はユーザ単位のライセンスであること。つまりOffice365 Soloが入ったPCを家族の別の人が貸りてそのExcelを使うのはNGだが、VL版は自身が管理しているPC(デバイス)に入れたOfficeなら家族であろうと客人であろうと使用者が同時に1人なら誰が使っても良いというところが異なる。

これらの根拠は、製品条項(PT) から ライセンス モデル条項 – デスクトップ アプリケーション – デバイス ライセンスの次のあたりで、ライセンス台数内の単一デバイスなら仮想PCだろうと別パーティションのWindowsだろうと、どんだけ入れても良いってことになっている。

  1. (略)お客様は、取得した各ライセンスにつき、ライセンスを取得したデバイス、およびお客様による使用のみを目的としたサーバーに、本ソフトウェアの任意の数の複製をインストールすることができます。
  2. (略)ライセンスを取得したデバイスの主要ユーザーによる使用を目的として、本ソフトウェアを 1 つの携帯用デバイスにもインストールすることができます。
  3. ライセンスを取得したデバイス上で実行される本ソフトウェアは、任意の数のユーザーが使用できますが、本ソフトウェアにアクセスして使用できるのは、一度に 1 人のユーザーだけです。

パッケージ版Officeとサブスクリプション版Office 365 のライセンス条項を見ると、パッケージ版はインストールして使えるとしか書いてないけれど、Office 365 は2台に入れても良いがサブスクリプションの契約者以外は使えないよって書いてあります。現在のPCなんて家族共用で使うなんてごく普通だし、FAQにも明記されてないし、家族内で招待とかいう機能の日本語解説もあるのでさらに良く解らない(海外のライセンスでは以前からOffice 365 Home版は家族間共有が可能)。

・Office Personal Premium、Office Home & Business Premium、および Office Professional Premium。
(1) Office ソフトウェア。本ソフトウェアがプレインストールされている 1 台の PC 上で使用できます。
・Office 365 Solo。2 台の PC または Mac と 1 台のタブレットにインストールして、ライセンスを保有するサブスクライバーのみが使用できます。

さらに
追加条項 – A. ライセンスに関する権利とマルチユーザー シナリオ
より
3. 仮想化された環境における使用。
(略)各仮想デバイスおよび物理的デバイスは、本契約の目的上、別個のデバイスとみなされます。本ライセンスでは、物理的デバイスであるか仮想デバイスであるかにかかわらず、ライセンスを取得した各デバイスに本ソフトウェアの複製 1 部のみをインストールして使用することが許諾されます。お客様は、本ソフトウェアを仮想化する場合、本ソフトウェアの別個の複製を取得し、複製ごとに別途ライセンスを取得しなければなりません。

実際のところ明らかにNGなパターンをMSに聞いてもグダグダらしいが、VL版を正規に購入するとパッケージ版との価格差以上に結構おもしろい特典があって、テストとか動作確認とかいろいろ便利そう。ただVLの契約は紳士協定的な部分もあるので認証がたくさん通るからといって購入ライセンス以上にインストールしたり他人にライセンスを貸したり売ったりするのは絶対厳禁。監査に入られたら面倒ですよ。※監査に入られた会社の顛末を知っています。

VL契約の欠点として、本来は企業向け契約なのでライセンス管理がシステム管理者と使用者に別れているところがあります。Officeに関しては管理者のみで展開(インストール)できるのでMSDNと比較してさほど難しくはないものの、パッケージ版ほどは簡単でない点は要注意。あと、契約開始までにかかる日数(約一週間)もちょっと長いです。

Office for Macを買ってみた。(VL版で)” への1件のフィードバック

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