ビクセンの古いFokusブランドの双眼鏡を中古でゲット。しかも15~80倍ズーム。70mmで広角が15倍と低倍率なので、いかにもうさんくさい100倍28mmとかよりましかと考えて。これであこがれの大型双眼鏡ユーザに成れると思ったのに。

どうですか。ニコンのプロフェッショナル70mm径にも劣らない、この堂々たるたたずまい。最初に買った望遠鏡は口径70mmだった。それが二つ並んでるなんて胸熱。

fokus1

ワイド端。まあまあ見えるかな、でも視野狭い! 狭いといわれる7倍50mmよりはるかに狭い。(古い設計の7倍50mmポロって見かけ視界45度くらいで狭い。) 電線が下に凹んで見えるが弛度(垂れ下がり)によるものではなくて視野の歪曲。

fokus-w

衝撃のズーム端。見かけ視界はぐぐっと広がって像も大きくなるんですが… クリックでズーム。

fokus-t

取説にも80倍はありえない高倍率だから固定して見てねって書いてあるんですが、そういう問題じゃないです。

  • 広角側が15倍もある時点で手持ちはキツい。広角側10倍くらいならましかも。
  • 広角端の見かけ視界が一番狭い。テレ端が一番広い。広角が広くないとつまらない。
  • 眼が変になる。左右の像がきちんと合わない、合ってもズームでずれる、ピントも変わる。
  • よく見えない。解像度、コントラストが低い。中倍率~高倍率では当然暗い。

分解して調整はしたが光軸、中心軸(平行)の他にズーム機構を構成する「機械式コンピュータ」の複数あるパラメータをすべて合わせないときちんと見えないわけで、あるズームポイントでばっちりになってもズーム率を変えると二重になったり、目幅を変えると途端に合わなくなったりで結構大変なことに。結局自分しか使わない前提で目幅固定、広角~中間寄りのみで軸が合うように調整してなんとか実用(?)に。調整後は(そもそも暗いので)星も割と点像に近く見えたし色も分かりやすい気がする。でも見かけ視界がテレ端が一番広くて、ワイド端が一番狭い。ズームアイピースの構造上そうなるんだけど、これが逆なら少しは使う気も起きるかな。

ズーム双眼鏡ってズーム機能と引き換えに視野(視界、見かけ視界)、解像度、重量を犠牲にしているんだなと理解した。内部構造も分かったし双眼鏡の調整もできたけど、ふつう双眼鏡を買う人はそういうことがしたいんじゃないよ。またタイマイをドブに捨てた気がする。大体分かってたけどズーム双眼鏡は手を出したらあかんやつや、ってなった。

中古のズーム双眼鏡の10倍の値段でまともな大型双眼鏡を買った

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ズーム双眼鏡を買ってみた – ビクセンFokus15-80×70” への1件のフィードバック

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