せっかくPC DOS 2000を買ったので、DOS/V環境を現在のWin10パソコン上に再現してみた。 DR-DOSをダウンロードしてフォントドライバをごにょってフリーDOS/Vだーなんてやっても面倒なだけでいまいちおもしろくないし、それに…

コンピューター ソフトなければ ただの箱

こんな川柳、今時のプレインのWindowsやらMac OSやら市販のAndroidから見ると???な感覚だとは思うけど、基本的にMS-DOS本体には最低限のシステムツールくらいしか付いていないので、「DOSだけ」ではできることも限られる。そこで現在ではほぼ手に入らない高価※で定番な市販ソフトをできる 限り動かせる環境を作ってみるテスト。※ワープロ単体10万円前後、表計算単体10万円前後、ツール類にいたってはエディタ単体で数万円、デフラグ単体で数万円とか、ファイラ単体で数万円とかそういうのが普通に出回ってたと思う時代。そりゃ不正コピーもされるでしょう。

▼はい、とりあえず起動しました。もちろんOSはIBM PC DOS 2000 日本語版。 この時点ですでに2個の市販ソフト動いているところが見えます。FEPはWXⅢ。MS-DOS/Vに付属するMS-IMEのいとこ。(MS-DOS/VのFEPやWin95のDOSIMEはWXⅡがベースのはず。)

dos1

▼DOS7付属のEMM386.EXEの機能は強力でメモリもたっぷり使えます。もちろんEMSもUMBも。QEMM9もあるのだけど仮想PCソフトではどうも分が悪い様子で。

dos11

▼DOSSHELLも動いてタスクスワップで作業が捗る。

dos2

▼で、何すんねんと言われたらまずスクリーンエディタでしょう。MIFES5.5とVzEditor1.6。MIFESは高杉で当時はVz派。社会人になってからMIFESは買いました。

dos5 dos6

▼パソコンといえば、表計算。もちろんLotus 1-2-3。今はLotusに座を奪われたMultiplanの末裔Excelが幅を利かせてLotusは見る影も無く。

dos8

▼表計算と来たら、次はワープロ。日本人なら誰でも知ってる一太郎。というかJustWindow2で仲良く動く一太郎5と花子3と三四郎。WindowsじゃなくてJustWindowです。

dos4

▼JW2のシンプルなテキストエディタと超マイナーなデータベースの五郎

dos-goro

▼日本ではメジャーなデータベース。その名も桐5。でも情報処理試験で出るリレーショナルDBではなくて、カード型DB。作成されたDBを使ってるところしか見たことない。

dos7

▼仕事ばかりしてても疲れるのでゲームでもどうですか?  信長の野望 天翔記 DOS/V版。FD5枚組み。Windows版は今でも売ってる気がする。この手のゲームはむつかしくて苦手。VirtualBoxだと音が出ない。SoundBlasterエミュレーションはPCM音声のみ。FM音源のAdLibが無いので遊ぶ時はqemuとかVirtualPCのが良い。まあこのシリーズは音が無くてもそれなりには遊べなくもない。

dos10

▼安心してパソコンを使うためにノートンアンチウィルスと便利なノートンユーティリティーズ。定義ファイルも「最新」に更新済み。ただし時間が止まってる。 ノートンユーティリティーズは今時のWindowsなら標準でそろっている機能が満載。スピードディスクってのはようするにデフラグ。

dos12 dos9

▼「DOS上で動くソフト」で忘れていけないのがWindows。IBM版WINDOWS 3.1。Win16アプリもいろいろあるのだけど今回はDOS/Vが主役なのでこれだけ。

dos3

▼DOSでウェッブブラウズ(インターネット)だってできます。UTF-8非対応とかJavaScriptがいまいちで実用には堪えませんが、VESA表示やNDIS2ドライバの動作検証としては使えます。OS/2っぽいUIも味わえます。

webboy

▼DOS時代はフリーソフトの存在も忘れてはいけない。このころのフリーソフトって今のOSSとは違ってクローズドソースが一般的。LHAの古いのは改竄ルーチン以外のソースは公開されてたと思う。大物フリーソフトのJW_CADとWTERM。機械系には進まなかったのでCADは今でも使えてない。WTERMはオムロンの28.8kモデムでBBSをまわるのに使ってました。PC-9801Nで。

dos13 dos14

FDとFILMTN。FILMTN派でした。下の写真も色が好みに変えてあります。

dos17 dos16

軽快なMIELもよく使った。よく見るとDOSSHELLはシェアウェアPKLiteで圧縮されてることが分かったり。日本人なら当然LHAだ。写真のLHAは古い。パスを直したら2.55bが出てきた。

dos18 dos15

これらのソフトは「信長の野望」を除いて単一の環境で動くようになってます。誰も必要としないCONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATは後日掲載予定。→CONFIG.SYS と AUTOEXEC.BAT掲載済み。結構凝ったものだと思うんだけど、要らないだろうな。

DOS/V対応の日本語版ソフトで、なるべく後期のバージョンにこだわった。後期のDOSアプリは重く、ビデオやメモリまわりの制約で動きにくい。DOS/Vの日本語で実用的な環境を作るのはいばらの道。当時日本国内はPC-9801がはびこっていたから、DOSの設定方法などの資料や中古ソフトの流通もPC-98×1向けが大半。日本のPC文化はこれで取り残されてしまったね。まあいろんな理由でPC-98が嫌いなんで環境を作りたいとも思わないですが。また、PC-9801の比ではないくらいもっと数が出ていたであろうPC/XT、PC/AT用の英語版ソフトなら今でも世界中いたるところに落ちてるし、DOSBoxをはじめエミュレータも当然のごとくそれらを相手に作られてて、特にビデオまわりで苦労することも無いので「英語版DOS」に限れば環境を作るのにはあまり苦労しないです。

そこをあえてDOS/Vで、っていうのが今回の趣旨。今のほうがリアルDOS時代より充実してる。当時これくらい贅沢な環境を使えたらよかったのに。 ここに掲載したもの、ソフトだけでいくらするんだろ。

広告

DOS/V環境が充実してきた” への1件のフィードバック

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中