HRO

短波FAXは飽きたので、HROを試してみた。

 

HRO(Ham-band Radio Observation)は電波による流星の観測方法。

28.208MHz(JR0YAN、長野50W)、53.750MHz(JA9YDB、福井50W)が代表的。145MHz帯も使われる。

 

とりあえず 28.208MHz、53.750MHzに合わせて1時間ほど放置するが一瞬フッと言ったきりノイズ以外何も聞こえない。

DSPで抑えているとはいえ、ホワイトノイズを聞いていると違うものが聞こえてきそう。

 

 

通常アンテナは2エレHB9CV(3~4エレ八木アンテナ相当)程度を上方に向けて設置するが、

手元にあるのは適当なエナメル線だけ。やはりいい加減すぎか。

 

今日は失敗とする。

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JMH

TCXO付になったのに一か月間放置していた受信機をスタンバイしてHF-FAX放送のJMHを受信。

今回はSoundAnaという国産フリーソフトでトライ。

 

JMH  受信周波数3620.60kHz USBで復調

SoundAna補正値 2800

 

▼静止衛星画像(MTSAT)

原寸はもっと大きい。 1000x1919px

縦筋(走査線の方向)はエアコンのノイズらしい。

東日本あたりでエアコンを切ったのでノイズが少し減った。

 

▼テストチャート

 

今はHF-FAXの受信設備があれば世界中の放送を簡単に受信できるけど、近い将来、電信のSOSが

衛星のGMDSSに変わったように、衛星配信が一般化すれば短波FAXも用済みになるんだろうか。

100円ラジオのトラッキング調整

もう終わった話で、ダイソーの100円ラジオ(AM MODEL Nol.DD2000-A)の調整を行ってみた。キャッチに書くほどスーパーヘテロダイン方式なので、トラッキング調整が必要なのだが、まったくと言ってよいほどに調整されていない。少なくとも私が手にした1台は。

必要なもの

  • 986kHzと2057kHzが正確に受信できるラジオ (PLL方式の短波ラジオなど)
  • デジタルテスタ
  • RFプローブ(手製で良い)
  • 高周波調整用ドライバ(竹製の手作りでも良い)

手順

  1. 同調ダイヤルを一番低い周波数に合わせて(目盛りがずれているが531kHz)
    調整用のラジオで986kHzに局発の信号が最も大きく入るようにOSCの赤いコアで調整
  2. 同調ダイヤルを一番高い周波数に合わせて(1602kHzと仮定する)
    調整用ラジオで2057kHzに局発の信号が最も大きく入るようにバリコンの局発トリマ(上側)で調整この段階で、D1のK側から455kHzの中間周波数での信号が受信できていれば問題ない。
  3. 低い周波数で入りやすい局を選び(NHK第一729kHz)、局発を確認する。(729+455=1184kHz)
    検波ダイオードD1のK側の端子にプローブを当てて最も信号が強くなるようにIFTを黄→黒の順で調整する。
  4. 高い周波数で入りやすい局を選び(東海ラジオ1334kHz)、局発を確認する。(1334+455=1789kHz)
    検波ダイオードD1のK側の端子にプローブを当てて最も信号が強くなるように同調トリマ(下側)を調整する。

一般的なキットではIFTの調整から行うよう指示されているものの、テストオシレータ無しではその段階で中間周波数を455kHzに合わせられるはずがないので、ここでは局部発振器の調整を先に行い、局発=受信周波数+455kHzを成立させてからIFT、同調トリマの調整を行うようにした。

この調整が完了すると100円ラジオは見違えるほど感度よく受信するようになりました。たしかに測定器を使わず放送電波でスーパー式ラジオの調整はある程度可能ですが、 一般の人にそれをさせるわけにはいかないでしょう。調整不良も品質管理として評価すると不良品になると思います。よくこんな不良品ラジオを堂々と売っていられるんでしょう。100円なら許されるんでしょうか?これを買った人はたぶん「やっぱ100円ならこんなものか。」と思ったことでしょう。まさか自分で調整しなければならない知的パズルとは考えないでしょうし、何台の調整不良な100円ラジオがムダに捨てられたのか気になります。もったいないことですね。

割と正当なラジオのトラッキング調整は次の通り。本当はトラジェネとかスペアナがあれば楽だけどそんなの使える人にはこんな説明は要らないはず。

1.テストオシレータで455kHzの変調信号を発生させてIF入力段付近に注入する。
2.IFTを前段から順に調整し、変調音が最大に聞こえるようにする。
3.同調ツマミを最低にしてから一番低い531kHzを発生させて発振コイルを調整して最大に聞こえるようにする。
4.同調ツマミを最高にしてから一番高い1605kHzを発生させて発振トリマを調整して最大に聞こえるようにする。

これを2~3回繰り返して一番よくなる状態にする。

テストオシレータがない場合、1,2は調整済みのもう一台のラジオのIF(455kHz)を突っ込むか、本文最初の方法の3を使い、低めの放送波ともう一台のラジオを組み合わせてIF=455kHzをとにかく成立せさる。(多少IFがずれていても大きな問題にはならないが、最大性能を引き出したければ正しく調整すること。)  3,4は放送波の一番低いものと一番高いものを使う。測定器なしでもうまく調整できれば530kHz~1620kHzくらいで帯域の全範囲をカバーできるはず。

KM-88の調整方法

KM-88の調整を完璧にしようと思ったものの、うちにはまともな測定器が無いのでした。

中波ラジオの調整なら周波数カウンタとテストオシレータがあれば十分だけど、いずれも無いので、
アンドー製の安物ラジオとICOM IC-706mk2G(TCXOつき)にお出まし願って調整。
十数年前に、無線屋の店長曰く「今の無線機は測定器より正確だ」そうです。(※)

※そのお店にある校正してるかどうか疑わしい無線機テスターよりも正確、というのが正しいとは思った。

方法として安物ラジオの局発をオシレータにして、HF無線機で周波数を確認する、というチープな作業。

通常とは逆で、先に局発を調整。
IFを455kHzとして、 最下限が531kHzでなので、局発の周波数が986kHzになるように、OSCコイルのコアで調整。
最上限が1602kHzは局発が2057kHzになるように、バリコンの局発トリマで調整。
これを2、3回繰り返す。

次にIFTの調整。 低い周波数の放送を受信(NHK第一、729kHz)して、
検波ダイオードの直前を無線機に入れてIFが455kHzなのを確認する。

局発が1184kHzなのを確認して、バリコンのアンテナトリマ、IFTを黄、白、黒の順に調整。
テスタにRFプローブをつけて使い、電圧が最大になるように調整。

高い周波数の放送(1334kHz)を受信して 検波ダイオードの直前を無線機に入れてIFが455kHzなのを確認する。
局発が1789kHzなのを確認して、バリコンのアンテナトリマ、IFTを黄、白、黒の順に調整。
このときはテスタにRFプローブをつけて使い、電圧が最大になるように調整。
これを2回くらい行い、IFの調整を中庸になるように設定する。

これでトラッキング調整は完了。
国内、隣国あわせて30局くらい聞こえてきます。

KM-88完成

msnスペースの入り口にあるフラッシュ広告に他社のブログの広告を載せるのは、いいのか。


フエの練習もそこそこに、午後9時すぎラジオキット作成開始。

ラジオキットなんて何年ぶりだろう。

 

…約2時間。完成。

 

電池を入れたらすぐに何かノイズを受信。

バリコンの軸をまわすと聞こえてきましたよ、ラジオ深夜便が。

キットとはいえ、この瞬間がうれしい。

 

軽く調整して終了。

うるさいくらい良く鳴ります。小さい音で鳴らせるともっといいんですが。。ここは要改造。

 

説明書と違うところがあったり、パターンと穴あけの精度が今ひとつでハンダが馴染みにくい

ところがあったり、説明書がやっぱり簡素すぎて超初心者だと難しいかもしれないけど、

それもまた楽しみのひとつ。

 

 

▼このラジオにはタタミが似合うね。 

8石トランジスタラジオキット KM-88

CHERRY 8石トランジスタラジオキットが届いたので組む気力は無いけど説明書などチェック。

これ、これはなかなかいいですよ。ラジオキットの中では最も良いかも。まだ組んでないけど。8石で他励式の局発、2段IF増幅、2段低周波+PP電力増幅という無理の全く無い構成。放送用では要らないと思うけど、これに高周波増幅部があれば完璧かもしれないです。OTLでは無く、昔ながらの出力トランスを使ったPP回路がまたいい。6石だと低周波が1段増幅になるんでしょうか。6石は近所の部品屋にも売ってた気がするのでまた買ってみよう。→売ってなかった。後日確認。

説明書はコピーを重ねたであろう年代物で、ツバ付トランジスタの写真が載ってたりしますよ。しかし低周波部→チェック→高周波部→点検→調整という基本に忠実な製作順序は押さえてるし、各トランジスタ端子のGND間電圧の標準値が書かれていたりするあたりが感心。ケースは少し大きめだけど、これくらいの容積がちょうどいいんではないかと。裏側にはなぜか、やたらでかく書かれたPLASTIC CASE IS MADE IN JAPAN の表示が…

いや恐れ入りました。物の良し悪しって見た目じゃないんですねぇ。これまでラジオキットって御三家の中では HOMER > ACE > CHERRY かなって思ってたんですよ。でも今はCHERRY最高。なんちゃって。ホーマーやエースは部品が台紙にはめられていて一見豪華かつ親切に思えるのだけど、実際のとこ「外すのが面倒で足が曲がってる」し、そもそも「ハコがでかい」。袋詰め部品だと部品屋で買ってきた状態に近くて、探すくらいの手間はあってもいい。それに赤や青や緑の窓付き箱入りよりも、ぶら下げパッケのチープ感がまたいいです。ただ取説はもう少しきれいなのがいいかも。なんといってもホーマー、エースと無くなり、最後に残ったのがCHERRYですからね。シンプルなトランジスタラジオキットはずっと残してほしいものの一つです。

2015年3月追記
科学教材社の通販ページからも消えちゃいましたね。製造終了かな。残念。
店頭、流通在庫はあるでしょうが、じき無くなるでしょう。それと8石ラジオはゲインが高すぎて小さい音量で聴けないのでなんとかしないといけない代物だった。まあ増幅率計算の勉強はできると思います。